先日は「今松ひとり会(その64)」にご参加いただき有り難うございました。
今年最後の今松ひとり会でした。
桃月庵白浪さんは先代馬生師匠の作ったという新作落語の「おろち」でした。
先代馬生師匠の作ながら、弟子の誰もやらない珍しい噺になっているとのこと。
今松師匠の「芝浜」は熊五郎とおかみさんの会話が聞く者に自然としみこんできます。
有名な下げも、今松師匠らしい工夫がされていました。
当日の演目は
桃月庵白浪 おろち
むかし家今松 宿屋の富
むかし家今松 芝浜
でした。
次回の今松ひとり会は1月10日(土)17時より、新宿無何有での開催です。
昨日は「噺の翼(第36回)」にご参加いただき有り難うございました。
今年最後の噺の翼でした。
今回も熱心なお客様に支えられ、満席になりました。
最初の対談は、回を重ねるごとに時間が長くなり、いずれ対談だけで会が終わるのではないかと、お二人も心配していました。
つる子さんの「代わり目」はつる子落語らしくデフォルメされていました。
鼓が滝は正蔵師匠譲りでいかにも正蔵一門の噺という感じでした。
鷹治さんは終演時間が延びるのを気にかけてくれ、「文七元結」を橋の上の場面からに構成して演じてくれました。
その入り方がとてもその場で考えたとは思えない入り方でした。鷹治さんの落語偏差値の高さを感じる演出でした。
今回の演目は
桂鷹治 つる
林家つる子 代わり目
林家つる子 鼓が滝
桂鷹治 文七元結
でした。
次回の噺の翼は2月27日(金)18:30から新宿無何有での開催です。
来年もお付き合いをよろしくお願いします。
「今松ひとり会(その63)」にご参加いただき有り難うございました。
今松師匠が10月30日で80歳になり、80代最初の今松ひとり会でした。
今松師匠は20歳で先代馬生師匠に入門され、芸歴60年になります。
今回の演目は
林家彦三 鼓が滝
むかし家今松 左の腕(松本清張)
むかし家今松 寝床
でした。
彦三さんは「彦三の文づかい」に続いての高座でした。
今松師匠は、左の腕を演るのは久しぶりに二度目ということでしたが、とてもそうとは思えない完成された高座でした。
腕の傷を隠したい卯助とそれを暴こうとする目明かしの佐吉とのやり取りの緊張感は今松師匠ならではです。
特に左の腕は彦三さんにとって、文芸作品をどう落語として演じるかの参考になったのではないでしょうか。
中入り後の寝床といい、今松師匠の噺は中島敦の名人伝に通じるものがあるように感じます。










