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遊心亭のブログ

若手二ツ目の会、聞きごたえのある真打ちの会を開催。

先日は「彦三の文づかい(その4)」にお出かけいただき有り難うございました。
彦三さんが文芸作品の中から作品を選んで、落語として再構成するという試みです。
彦三さんが何を取り上げるのかとともに、作品と格闘する姿が楽しみな会です。
今回取り上げた作品は
中島敦 名人伝
モーパッサン 首飾り
山本周五郎 松の花
でした。
それぞれの作品に何を感じて彦三さんが取り上げたのか。興味のあるところです。
最後に1席落語として、今回は
安兵衛狐
を演じてもらいました。
次回はこれまでの作品の中から熟成させたい作品を取り上げる予定です。
日程は未定ですが、楽しみにお待ちください。

先日は香織の香談にご参加いただき有り難うございました。
香織先生のライフワークとも言える「はだしのゲン」を、なぜ「はだしのゲン」に取り組むようになったのかを含め、じっくりと聞くことが出来ました。
お願いしたときは、設備も揃っていないので香織先生の素の語りだけでやっていただければと思っておりましたが、当日、香織先生の兄弟子の方が、時間が空いているからとスタッフとして音響で効果音を入れたり、照明の強弱を付けたりしてくださいました。
香織先生の語りには、二度と悲惨な戦争を起こしてはならないという強い意志が表れていました。
戦後80年、戦争を体験した人たちが少なくなるとともに、戦争の悲惨さも忘れられようとしています。
そうなりつつある自分への戒めにもなりました。
当日の演目は
神田おりびあ  吉宗、小松菜の由来
神田香織    はだしのゲン
でした。

先日は今松ひとり会にご参加いただき有り難うございました。
久しぶりに開演前は雨模様でしたが、終演時には上がっていました。
当日は自民党総裁選の投開票日で高市議員が総裁に決まりました。
外国人観光客が奈良の鹿を蹴っていると言った根拠はと問われ、自分なりに確認していると、自分の行ったことさえキチンと説明できないような人間が自民党の総裁になるのは構いませんが、これが日本の首相になるのかと思うと暗澹たる思いです。
しかも最初の女性首相。去年の石破首相の失敗に懲りて、早期の衆議院解散をせずに、任期満了まで引っ張るのでは。
そうなると長い3年間になりそうです。(自分の人生最後の首相が高市では死にきれないなー。)
今回の演目は
桃月庵白浪  汲みたて
むかし家今松 鹿政談
むかし家今松 茶の湯
でした。
次回の今松ひとり会は11月8日(土)17時より新宿無何有での開催です。
11月8日はそのその前の14時から、林家彦三さんの「彦三の文づかい」を行います。
今松ひとり会の前方も彦三さんが勤めます。
お時間の取れる方は「彦三の文づかい」からお出かけください。