私はうつ病になって、頑張らないことを頑張ってきた。
今は無理しない、ほどほどに頑張るを頑張っている。
でも実は、自分の中に上昇志向がかなりあることに気が付いた。
常に目標を作る。
何か常に勉強していたい。
計画立てるのが好き。
成功している自分を妄想しがち。
時に自分を苦しめることもあるけど、基本的に何かに向かって頑張るのは好きだ。
でもなぜなのか?
よくよく考えてみると、答えは簡単だった。
母親に褒められたい。それだけ。
自分も子供がいるのに、未だに母親に褒められたいなんておかしい気もするが、根本にはこの想いがある。
母親に褒められたことがないわけではない。
三人兄弟の1番下で甘やかされ放題だったので、むしろ褒められていたことが多かったかもしれない。
でも薄々気付いていた。本当に褒めているわけではないことに。
物心ついてから、母親がふとした時に言う「Mちゃんは何も出来ない。何も知らない。」という言葉を信じ込んできた。
そして小学生の頃は本当に何も出来なかった。
友達はできない、運動神経は悪い、勉強もできない、すぐ泣く、1人でいられない。
でも中学生になって吹奏楽部に入り、本当に信頼できる友達もでき、勉強もやれば結果が出るようになって。
少し母親が本当に褒めてくれていることが多くなった。
その時の母親の誇らしげな顔、笑顔が忘れられなくて、受験も就職活動も頑張った。
そして、自分が母親になった今でも、母親に褒められたいという欲望がずっと根本にある。
出産した時は、初めて大変なことを成し遂げた気がして、すごく自分が誇らしかった。
産後うつになった時は、これで振り出しだ、と思った。何も出来ないMちゃんに逆戻りだと。
今は仕事に復帰したが、母親に恥をかかせたくない、という想いも絶対にあると思う。
いつになったら、何も出来ないMちゃんから卒業できるのだろう。
もしかしたら、ずっとこうなのかもしれない。
いつか母親にこう言えるだろうか。
何も出来ないなんて言わないで欲しかった。
どれだけその言葉に縛られてきたか。
もう自分のためだけに頑張りたいよ。お母さんに執着したくないよ。
私は私の人生を生きるね。お母さんに褒められなくても、自分を誇れるような人間になるよ。
産んでくれてありがとう。
※世界中の子供たちの幸せを願う気持ちで、毎回ブログの最後にボランティア情報やニュース情報などのリンクを個人的に貼っております。記載している情報は私個人とは関係ありません。多くの人の目に止まりますように。
http://www.ncchd.go.jp/news/2020/20200410.html
コロナで知らず知らずのうちにストレスを抱えている子供が多く、メンタル不調からの体調不良も増えているそうです。親子でできるメンタルヘルスのヒントがたくさん書かれていたので参考になれば幸いです。
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