上手くいかないときってありますよね。
またまた弓道ネタになりますが、
昨年の試合は入賞とは全く無縁でした。
なんなら、
練習では中るのに試合で全く中らない日々でした。
でっ、
私のしたことは練習時間を増やす。
練習を増やせば結果がでる、
頑張れば結果がでると思っていたんです。
結果、
練習量がどんどん増えただけで、
何も変わりませんでした。
にもかかわらず、
練習量を減らすことができませんでした。
練習量を増やすことに安心して、
練習量を増やすことに執着して、
さらに、
練習量を増やすだけで、
考えを変えることができませんでした。
質や中身は全く変わってないから当然なのに。
これを変えるきっかけとなったのは、
ある日の試合がきっかけでした。
相変わらず結果は散々で、
12本中1本しか中らないうえに、
あとから弓道を始めた方が6本以上中ているのを見たいたら、
「どうして、どうして、こんなに頑張っているのに…。」
気づいたら涙が溢れていました。
その後も、
何も変えられないままでいた時、
試合後に泣いていた私に気づいていた先生が、
「池浦さんが頑張ってるのは凄くわかるし伝わってくる。
けどね、
その頑張りをみているとこっちがしんどくなるし辛くなる。
頑張らなくていいから。
もっと力を抜いてごらん。
もう十分にできてるから。
これからは、
一緒に楽しんでいきましょうよ。」
と、お声がけしてもらって、
ようやく、やっと、
自分が「頑張る教」の信者になって、
がむしゃらに練習することにただ自己満足していことを受け入れることができたんです。
がむしゃらの頑張りは相手をしんどくする。
そういえば、
私のがむしゃらの頑張りによく閉口していた長男のことを思いだしました。
長男の気持ちを知ろうともせず、
長男の気持ちに合わせることもできず、
長男のやりたいことより、
自分のいいと思ったこと、
自分の考えを押しつけていたことに。
そう、
「こうあるべき」
「こうしなくちゃ」
気持ちがいっぱいで猪突猛進になってまわりが見えなくて、
自分を追い込むだけでなく、
相手のことも追い込んでいたことに、
そりゃ、
長男が中学時代だけでなく高校時代にも反抗期が起きたはずです。
私の正義感と、
長男のためと、
がむしゃらに押しつけられて、
長男はさぞかし辛かった今ならわかります。
話しは戻りますが、
先生の言葉をきっかけに、
弓道の練習時間を減らして、
会いたい人に会ったり、
行きたかった場所にいったり、
行ってみたいお店にいったり、
自宅の断捨離に励んだり、
ただ、
「ボッー」としたり、
我慢していたこと?
やりたいことをやっていたら、
入賞できました。
がむしゃらに頑張ることを手放して、
心に余裕が生まれたら、
自分に優しくなれるから、
結局、
うまくいくんですね。
追伸
現在、
長男が私の弓道を応援してくれるように、
私も長男のしたいことを応援できるようになったら、
不思議と私がアレコレと長男に相談することが増え、心強い存在になっています。