独身時代に遊んで帰宅すると母から

「お前ばっかり遊んでズルい。」

言われることが本当に嫌で苦痛でした。

 

だから、

せっかく遊びにいっても

帰宅後の母の反応が気になっていつもどこか上の空で、

おもいっきり遊ぶことが負い目になって楽しむことができませんでした。

 

 

結婚してからも、

自分だけ遊びに行くことに罪悪感がぬぐいきれなくて、

子どもを夫に預けて遊びにいくことができませんでした。

 

夫に頼んでみなければわからないのに、

勝手に無理、

勝手に嫌われる、

勝手に反対される、

と、思って何もしようとしませんでした。

 

自分の思い込みって怖いですすよね。

 

今になって、

子どもがいても遊びにいきたければ、

夫と相談して遊びにいけばよかった思います。

 

そうすれば、

夫が毎週(日)テニスにいくことに、

「夫だけズルい。」

と、心の中で言い続けずにすんだと思います。

 

だったら、

母みたいに夫にいえばよかったと思います。

 

自分で自分をいい人ぶって我慢していてのは私。

夫にに対してイライラしている時間を、

夫と話し合う時間にすればよかったんですよね。

 

母との場合も同じです。

親の言いつけは守らなきゃいけないと、

「守るべき」に逃げて何もしなかったできなかったから恨み続けることになってしまいました。

 

相手に受け入れられなくても、

自分の本音を伝えることをすればよかったんですよね。

 

その場で解決しようとしないで、

時間をかけて根気よく伝えていけば何らかの変化がうまれたり、

少しづつでもお互いがあゆみ寄るきっかけに繋がっていったと思います。

 

 

幸い母は健在なので自分の気持ちを正直に伝えることを始めました。 


先日のことですが、

母「らっきょうを漬けたから取りにきて。」

私「私、らっきょう好きじゃないから、もらっても食べないからいらない。」

母「麻理子は嫌いかもしれなけど池浦さんはたべるでしょ。」

私「池ちゃんも食べないからいらない。」

 

この後も、

同じ内容の電話が3回ありました。

 

以前の私なら、

母のしつこさが嫌でしかたなくもらったり、

母がせかっく作ったから可哀そうと思ってもらっていましたが、


嫌なものをもらって可哀そうなのは私だし、

欲しくないのにもらうってことは自分にウソをつくことになってしまいます。

 

本当は、

母が可哀そうではなく、

私が私を可哀そうにしているからいけなかったんです。

 

今回はもらわずに終えることができました。

 



これからも、

一つ一つ自分の気持ちを正直に伝えていこうと思います。

 

 それが

お互いの1人の人間として一歩ずつ幸せに近づいていくんだと思います。