技術の補足・支援 その6 果樹栽培の知恵
1.剪定 (剪定が悪いと実が付かない)
果樹栽培の要点は剪定に尽きる。専門書には多数の説明があるが理解が困難なので私流を紹介する。
収穫の方法を考慮して、大きく(高く)する木と小さく(低く)する木を分ける。
大部分の木は脚立で収穫が可能な高さにまで低く主枝を剪定(伐採)する。
横に張った形状か、または大きく(高く)しないで小さい木のままにする。
2.枝数を減らす
収穫の邪魔になるような(体が入る隙間がない)枝は伐採する。
風通しが良くなるように、光が通るように、伐採する。多くの枝を切っても木が枯れるようなことは無い。
伸びすぎる(ひょろひょろした長い)枝は芯を止める(途中で切る)。
自分流に気に入った形にする。それで木が枯れることは無い。
3.枯れ枝、汚れ枝
枯れ枝は虫が入っている場合が多い。枝の根元から切る(復活は困難)。
主幹に虫が入った場合は専用の薬剤を注入する。復活は困難で根元から切って再起を期す方が良い。
汚れ枝はカビやムシが主因であり、枝の根元から切る。枝数が多すぎるのがカビやムシの原因である。
カビやムシには薬剤散布が主流であるが、ズボラ農業では完全防御を放棄して実施していない。
4.摘果
剪定に次ぐ重要作業は摘果である。これをやらないと実は大きくならない。
果数は数分の1程度まで減らすのがベターであるが、作業量が大変で実際にはそんなに出来ない。
実が多く・大きく付きすぎて枝が根元から折れる種(晩白柚など)があり、その場合は実を撤去しなければならない。
5.受粉(カバーや温室農法では必須)
自然農法ではハチやムシが多いので受粉作業は不要のはずである。
我がズボラ農園では受粉作業をしたことが無いが実が付かないことはない(むしろ付きすぎて困る)。
実が付かないのは、授粉用異種木が無い場合(柿やポポー)、ハチやムシが居ない場合、剪定が悪い場合等である。
我が農園では、毎年摘果不足で小さな果樹が沢山なるので食べるのが大変だ(食べる手間が掛かる)。
実が小さくても種が無くなるとか、種が小さくなるとか云うことは無い(商品価値が無いので自分で食べるしかない)。
実が小さいと一般的には味も悪い。