いやぁ~暑いですね。

 

  夏至も過ぎて早2週間。

夏至は頭の真上に太陽がきているんだ。

 一番暑い時期と言えるのだが、いつもなら梅雨の時期なので雲が太陽の日差しをさえぎってくれる。

 でも、梅雨入りになっていないので、まともにその暑さが身に染みる。

 

 昼にそばでも食べようと、JR黒磯駅近くのそば屋「丸山」に寄る。

  座敷の席は一杯で、テーブル席もほとんど空いていない。

”今日は意外と混んでいるな“の内心思っていたら、

 女将の「のぶ子」さんが、「相席でお願いします」というもんだから、同い年くらいの男3人の席に座った。

 その中の一人が私を見て、「あんた、横浜の人だよね。よく見かける」と声をかけてきた。

 別な一人が「この前、あんたの車を見たけどスゴいね。ありゃ外車だね。色がいいよ」

 最初に声をかけてくれた人(有三さんというらしい)が「でも那須ナンバーになっているが、横浜じゃなかったのかね?」

 いちいち説明するのは面倒なので、私が「住民票を那須に移したから」と答えておしまいにしようかと思ったのだが、まだまだ話は続くんです。

 

「横浜は暑いっぺ。都会はこっちの那須と違って熱帯夜が当たり前だっていうじゃね~か。

表なんか歩いていられねっぺ。40℃くらいになっちゃうのかな?」

栃木弁は、語尾が上がってしゃべるんです。

申し訳ないがこっけいに聞こえてしまう。

 

「40℃にもなっちゃうんかね。それはダンガーだな。」

“ダンガー??? うん? なんだその言葉は?”と内心思った。

「ダンガーってなんですか?」と聞くと、

「英語だっぺ。横浜の人ならわかるっぺ。それその意味、危ないって意味なんだよ」と語尾を上げてしゃべってくれました。

 

 分かりました。デンジャーの意味らしい。正確にはdanger(デインジャー)と発音するのが英語に近いが、こちらの人たちと話をすると何が何だか分からないくなっちゃうときが結構ある。

 

 こういう現象を「ゲシュタルト崩壊」というらしい。

 

 先日日本語の方言の特集番組があった。

 一番分かりにくい方言は青森県の津軽弁で金木町が有名だそうです。

 その番組を見たけど、全くわからなかった。

 

 栃木県の方言で有名なのは「U字工事」の漫才だ。

 

 こんな暑い日は、仕事なんかしないで、シャワーを浴びて、冷えたビールを飲みながら「U字工事」の漫才を聞いて、栃木県のなまりを堪能してください。

 

 今年の梅雨明け(入梅明け)は、「早いんじゃね~かね」