ヒューゴの不思議な発明 : フォトギャラリー 画像 - 映画.comヒューゴの不思議な発明」がもっと楽しくなるポイント

 

 「ヒューゴの不思議な発明」という映画を10年くらい前に見た。

 

 あらすじ:

 

 「1930年代、パリ。駅の時計台に隠れ住むひとりぼっちの少年ヒューゴにとって、死んだ父が遺した壊れたカラクリ人形がたったひとりの友達だ。ある日、好奇心旺盛な少女イザベルと出会ったヒューゴは、玩具屋の主人の協力を得て、人形の秘密を探り始める。やがて、人形に隠された驚くべきパワーが彼らの運命を大きく変えていく。」

 

 この映画に出てくる「機械人形」をよく見ると、男心をくすぐるのです。

ゼンマイで動くおもちゃとか、機械式・・・と呼ばれる工作物など。

 

 その代表が時計です。

 それも機械式時計。

 私の時計は、IWCのポルトギーゼです。これを買ったのは10年くらい前。それから一度もオーバーホールしていません。そのせいもあって、時間にズレが生じます。

 もともと機械式時計は精密に作られており、温度や衝撃といった外部環境に影響を受けやすい複雑な構造をしているんです。

 機械式時計の動力となる歯車などのパーツは金属で、温度変化によって金属が延び縮みするため、時間にどうしてもズレが生じてしまうんです。

 温度が高いときは金属部品が伸長し、動きが遅くなる一方で、温度が低いときは金属部品が縮小し、動きが早くなるのです。

 特にアンティーク時計は、温度を補正する機能がないため、温度差の影響を受けやすくなります。

 要は機械式時計に限らず、金属でできている以上、温度や重力(時計が多い)の影響を受けます。

 非常に繊細なんですね。

 

 本題です。

 

 映画に出てくる機械人形は、孤児のヒューゴの亡き父親が残したもの、しかし壊れた機械人形だ。

 ヒューゴは、父親の残したその機械人形を何とか修復しようとする。

 

 手伝いをしていた玩具屋の主のジョルジュに認められまた助けられ、機械人形の修復はほとんど完成をしていくのです。

だが人形のぜんまいを巻くためのハート型の鍵が見つからない。ところがヒューゴは友達になったイザベルが身に着けていたペンダントにまさしくハート形の鍵がついているのを発見します。早速、機械人形に鍵を差し込み、ぜんまいを回してみると…人形はペンを片手にすらすらと絵を描きだした。出来上がった絵には、月にロケットが突っ込んでいる様子が描かれており、それはかつてヒューゴの父が語ってくれた“ある映画”のストーリーそのままであった。そして最後に機械人形は、絵の隅に“ジョルジュ・メリエス”とサインした。するとイザベルが「それ、パパ・ジョルジュの苗字だわ!」

玩具屋の主人ジョルジュの過去、孤児ヒューゴの運命、そして映画にまつわる知られざる歴史が、不思議な機械人形によって導きだされていく映画です。

 

 私の息子が小さかったころ(7~8歳ごろだったか)、機動戦士ガンダムの映画を一緒に見に行ったことがありました。

 “どうせ面白くないだろう。寝てればいいや”と思っていました。

 いざ映画がはじまって見ていると、

 “う~ん、これは子供が見るより大人の為のような映画だ。ロマンがある”なんて思ってしまった。

 

 今なお根強い人気があるアニメ「機動戦士ガンダム」は、人類が宇宙に進出した時代「宇宙世紀」が舞台です。 日本人宇宙飛行士による月面着陸や、民間企業による宇宙旅行の計画が進むなど、人類の宇宙進出が現実味を帯びてきました。 ガンダムの生みの親で、映画監督・原作者の富野由悠季さん(82)は小田原出身なんですね。

 

 ガンダムはアニメの世界のもので、ゼンマイ仕掛けではないですが、あのガンダムが歩く姿は何とも言えないすごさがありますね。

 ゼンマイ仕掛けのロボットとは大違いですが、機械式時計やゼンマイ仕掛けのおもちゃなどに男心は魅了されます。

 

 いつまでたっても男は子供こころを持って生きていきたいものです。