帯状疱疹

 

 JR黒磯駅前に、「そば屋 丸山」がある(以前にも紹介しました)。

 2人の美人姉妹が切り盛りしている。

 その母親が店に出て、お客の相手をしている。彼女の名前は「ノブ子」さん。

 御年84歳になられる。

 それが昨年の12月に帯状疱疹にかかってしまった。

 私は昼食をここで済ますことが多い。この店の天ぷらは最高だ。

 

 この「ノブ子」さんと話をするのが楽しみなんだが、帯状疱疹にかかったもんだから、店に姿が見えない日が続いた。

 先日、体中痛いのをがまんして店に出てきた。

 話を聞くと、痛みとかゆみで眠れない日が続いて参っていると話をしていた。

 ノブ子さんは、声が若く、滑舌もいい。話す内容は昔のことが多いが聞いていて飽きない。

 それが一転して、暗い感じで話をしだした。

 「私の母親は、88歳で死んでしまった。私もそのくらいで死ぬのかなぁ~。そうなるとあと4年しかないね」

 「そんなことないですよ。あと15年は楽勝で平気ですよ」

 「イヤ、こうやって病気をしていく度に年を取り、体が弱っていくのが分かります」

 

 なんとも身につまされる話になってしまった。

 

 そういえば、私のカミさんも昨年の10月に帯状疱疹にかかり、4ヵ月くらいかゆみと痛みが続いていた。

 いつもお風呂に入れてやるのだが、背中の発疹あとはいまだに消えない。

 それが先日、帯状疱疹後に神経痛がでた。それもひどい頭痛だ。

 ちょっと首を動かすだけで、酷い痛みが走るらしい。

 「なんで私だけこんな目に合うの?お父さんだけなにもかからないでずるい」と嘆く有様だ。

 

 皆さんも帯状疱疹にかからないよう、ワクチン接種をお勧めします。

 2回接種すると一生かからないようです。

 

 ただ、一回の接種料金が¥21,000-と結構高いです。

 

『投与にかかる費用は、初回相談3,000円、初回接種21,000円、2回目接種21,000円です。合計45,000円となります』と出ていました💦