「老いるショック」とはうまく言ったもんだ。

 年を取ると昔のようには動けない。また粘りというか、気力がわかなくなって言っている。

 熟年期障害というらしい。

 まず、

 ●判断力が低下する

 ●外出する気になれない。引きこもりがちになる

 ●昔は簡単にできたことが、できなくなった

 ●性欲がない、等

 

 調べると「60歳を超えた日本人の8割以上がかかる可能性がある」と言われている。

 

 昨日、高校の時の友人3人と久しぶりに会食(というより飲み会)をしました。

 年4回を目標に日本各地を旅行するための話をするんですが、みんな後期高齢者となった今、いろいろな事が起こります。

 昨年は、メンバーの一人が脳梗塞で倒れ、左半身がマヒになってしまいました。が、懸命のリハビリで見た目は健常者と変わりなく生活できるようになりました。

 昨日、彼は、
 「病院の検査結果でHbA1c値が高くなっていた。医者にこのままだとまた倒れますよ。その時は最後ですよ」と脅されたと話していました。彼は甘いものが好きで、つい間食をしてしまうらしい。

 「医者の言う通りなんだよなぁ。死ねないよなぁ。2人の孫と一緒に暮らしているのもあって、スナック菓子などがそこら中にあるんだ。カミさんも孫も食べているので、自分もついつい間食をしてしまうんだ。意思が弱いのは分っているんだ。これがダメなんだな」

 「今度倒れたら、その時は死んでしまえばいいんだがなぁ~。でもそうはうまくいかないだろうな」

 「そんなこと言ったって、奥さんも具合が悪いんだろう?お前が死んだら奥さん、どうなっちゃうんだ」

 

 そんな話をしながら飲むお酒。時間があっという間に経ってしまいました。

 来月の旅行の話を終え、帰宅するのでした。が、

 居酒屋の前を通って帰る私ですが、悪いくせというかなんというか・・・

 

 香西かおりが歌う「雨酒場」の歌詞に、

 

 「暖簾がゆれりゃ 振り返る

 悲しいくせが つきました

 夢をつぎ足す グイ呑みの

 酒は未練の 誘い水」

 

 帰りを待っていたカミさんからは、また怒られました。

 呑めるうちが花。

 でも幸せって、やっぱり健康のことですよね。