はじめに

この記事は2回異業種交流会に参加した筆者(僕)が、「異業種交流会ってどうなんやか」と色々と迷っている方に向けて、主観マシマシ、自己の経験をもとに独断と偏見で書いたものです。

 

現在進行形で、異業種交流会に参加されている方には申し訳ないのですが皆様方に向けたものではないのでどうかご容赦くださいませ(異業種交流会のことは嫌いになっても私のことは嫌いにならないでくださいえーん)

 

さて、異業種交流会とネットで検索すると「異業種交流会 キモイ」「異業種交流会 やばい」「異業種交流会 宗教」というような感じで、もう見るからにやばいとしか言えない言葉の羅列がありますね(笑)

一種の確証バイアスのようなもので、こういうの見てしまうと「そういうものだ」とイメージが勝手に出来上がって、どうしようかなと悩んでしまうものです。

 

そこで僕があなたの代わりに人柱となって飛び込ん、そこで見たこと、感じたことなどをありのままご紹介しますので是非参考にしないでください!

 

判断の基準としては、僕のこの記事を読んで「怖いなぁ」とか「どうしようかな」とか一抹の不安が残るのであれば、あなたはカモにされるだけなので行かない方が賢明です。

「うるせぇ!オレはこの目で見て、身体で体感しないと信じないぞ」というメンタルお化けはぜひ飛び込んでみてください。

きっと楽しいですよ。

 

 

 どの異業種交流会に参加したのか

僕が参加した異業種交流会は

① 〇ーモア(1,000円 ネットワークビジネスの温床 こくちーずで見つけて参加)

② 某守る系異業種交流会(5,000円 〇ーモアの主催者さんの紹介)

 

 

 

僕の情報

【参加目的】

・視座を高めてくれる人に出会いたい

・プライベートでも仲良くできるような人と出会いたい

→仕事を求めてというよりかは、とにかく人に会って仲良くなって、あわよくば仕事に繋がったらいいなくらい

・士業以外の人とのつながりづくり

 

【性格】

・内向的、結構人見知りするような人(大人になってから人見知りするようになった)

・ハキハキしゃべるのが苦手(覇気がないとよく言われてた)

・基本的にマイペース

・断られたりするのが苦手

・自己紹介、初めての人と話すのも苦手

・慣れると積極的にかかわれるようになる

 

こんな感じの僕です。

いかにも向いてないでしょ爆  笑

 

 結論

はい、じゃあさっそく結論から行きますね。

 

 

ドーン

 

 

・異業種交流会には「合う」「合わない」がある

・異業種交流会はターゲットを絞って目的をもって質の良いところに参加する

・無料の異業種交流会はやばい

 

ざっとこんな感じです。

 

結局、異業種交流会って「良い」「悪い」ではなく「合う」「合わない」で判断する必要があると僕は考えます。

コミュ力お化けとかおしゃべりさんとかは向いてると思いますけど

僕みたいに内向的な人間はおそらく向いてません。

その辺についてもきちんと後述します

 

前提として知っておいてほしいこと

異業種交流会参加したいけどどうしようかなと迷う開業したてのあなたに知っておいてほしいことが

実はいくつかあります。

まず、仕事がなくて、仕事が欲しそうなあなたは格好のカモです。

「仕事が欲しい」「売り上げ立てたい」というオーラをプンプン醸し出しているあなたは

もうやばいやつのカモです。

 

異業種交流会には健全な人に交じって、宗教・政治的活動家、ネットワークビジネス(いわゆる連鎖販売)といったような一定数のやばいやつがいます。

仕事が欲しそうなあなた、人脈(この言い方が僕はあまり好きではありませんが)があれば仕事があると信じてやまないあなたはこいつらのカモです。

儲からないほぼ詐欺みたいなスキームか犯罪に巻き込まれるだけです。

 

僕の体感としてオフィスカジュアル的な格好をしている奴(タートルネックがやばい)、目がガンギマってるやつ、意識高そうなやつは見た目からしてやばそうですが一概には言えないので‥…にっこり

 

ただSDGsとか地球環境とか、未来とか、健康とか美容とかサプリメントとかの話をする奴は基本的にやばいやつです。

壮大な話を持ってくる地に足ついてないやつはやばいです。

で、この人らから紹介される人も確チャンやばいです。

自分の胡散くさそうな有料セミナーに招待してくるやつも黒です。凝視

こういう人らに出会ったら即ブロックを推奨します。

仮に、最初に見抜けなくても話してて「なんか違う」と違和感を抱いたら、その違和感は正解です。

自分を疑わず、すぐに逃げましょう。赤ちゃんぴえん

 

それから、異業種交流会に参加したからといって仕事になる人とならない人がいるらしく、その差は行動量が起因するみたいです。

結局行動量がモノを言うなら自力でやってみてもいいと思うんですがね。

 

まぁいいや本題はいります!!!!!!

 

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僕は異業種交流会が「合わなかった」人間です。

1回目と2回目の交流会それぞれの良いところなどを紹介しますから

ぜひ参考にしてください。

 

 1回目の交流会の合わなかったポイント

・目的やベクトルが違った

→参加者のほとんどが主婦で、本業を盛り立てようというよりかは副業としてはじめたいという感じで、僕とは目的や仕事に対する価値観、ベクトルが違っていました。

 

・ほぼ無料に近い、敷居の低い交流会なのでネットワークビジネスの温床だった

→僕が話した人で「たくさん人に会える勉強会があるのでよかったら」と誘ってくれた人がいましたが、主催者に聞くとネットワークビジネスでした(もれなく健康食品・サプリメントを輸入するうんたらかんたらの人だったはず)。

もう一人ネットワークビジネスがいて、こちらは後日zoomで話したいと言われ、1時間半くらい話して3人紹介されました。そのうち1人と「収入の柱を増やす」という件で紹介を受けたんですが、こいつがネットワークビジネスでした。

僕的には「事業を育てたい」+「視座を高めたい」という期待値で臨んだのですが、ネットワークビジネスでした。

とりあえずzoomで勝手にパワポ共有してしゃべりだすやつ基本的にやばいですよね。

 

 

 1回目の交流会のよかったところ

・夜だったこと

→仕事終わりに行きやすかったのでよかったです。

 

・敷居が低い

→他の交流会と比べて費用も安く、割と参加しやすかったのではと思います。

 

・シンプルに楽しかった

→いつも士業という狭いコミュニティにしかいないので、士業じゃない人と話をするのが純粋に楽しかったですね。

話をした主婦の方には元海上自衛官の方やご主人が元自衛官といった方がいたので自衛隊トークに花が咲いて

ほんとに楽しかった....!

 

 総評

・参加しやすく、会自体は楽しいがほぼカフェ会に近い

・ネットワークビジネスの温床

・総じて質はあまり良くない

 

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2回目の交流会はちょっと特殊なのでまずはその概要から説明しますね。

 

某守る系の概要

参加方法:会員からの紹介

参加費用:おためし 5,000円

ランク:会員・準会員・おためしさん(もっと細かい役割的なのもある)

紹介ノルマ:あり 1名紹介しないと更新できないし、会員になれない

→各地区の会ごとに全国で本部が新規入会者を集計しランク付けしている模様

 めちゃくちゃ紹介したら粗品がもらえるみたい

 

 

 2回目の交流会の合わなかったポイント

・入会後に同じ人と何度も会うことになる点

→まったく入会する気はなかったが、仮に入会しても準会員のうちは他の地区の会に参加できないため、結果として生贄をささげないと狭いコミュニティの中で金だけとられる感じだと解釈した。僕は広く浅く色んな人に会って、話して、その後の成り行きで仕事になればいいかな?的なビジネス後回しタイプなので、狭く深く仲良くなるのは好きじゃない(飽きるし)

 

・入会費として金をとるくせにまだ正式な会員じゃないとかほざく点

→理屈としては新しい人が入らないと市場が硬直して衰退するとかごもっとものようなことをいっているが、要するに金を払う人柱を増やせということなのでここはいけ好かなかった。

※某国を守る系の団体もこういうので粗品をもらえるよね。

 

・自分のペースで仲良くなれない

→向かい合って並んで回転ずし方式で名刺をバーって交換して名を名乗るだけのような無理やり名刺交換、卓で自分の仕事とかを説明していくやつが僕には合わなかった。誰かに無理やり「はい!行ってこい」って強制されても要らない名刺と疲労感しか残らないし、個人的に仲良くする人、関わる人を選別しているので自分のペースで仲良くなりたいから、乱されたくない。

 

・こちらは何も提供できない&犠牲者を出す

→開業したての僕らは相手に提供できるものがないから自然と立ち位置が下になる。

仕事がないので基本的には実績がない=「○○できます」といえる裏付けがないし、紹介できるつながりも基本的には希薄なはずなのでこちらは一方的なテイカーにしかなれない。

ということはつまり取引の席に座っているようで座れていない。

 

・「○○(な人・仕事)提供できますよ」、「○○(な人・仕事)ください」がきつい

→ほんとの意味でつながろうとしてない

 

・ビジネス感が強すぎる

→プライベートで仲良くできなそうな人ばっかりだった。みんな「ビジネス」「ビジネス」「ビジネス」みたいな感じで、仕事にならないヤツ嫌い的な雰囲気と相手(バックボーンにあるものとか相手が持っているもの全て)を利用しようっていうのが見え透けていて嫌だった。まぁビジネスを表に出している会なので仕方ないけどビジネスライクみたいな関係って本当に気持ちよく仕事できるのかなという感じ。

 

・返済期限が短い貸し借りができる

→これもビジネスを表面に出してるから仕方ないことなのだろうけど、何があってもWIN-WIN的な雰囲気があって

与えたらすぐにこちらから与えるみたいなゆとりのない相互主義みたいなのがあった。

ふつうの付き合いだとなんかあったら声かけてよ的な雰囲気(返せそうなら返すわ)みたいなのがあってお互い様だなってなるけど、こういう会だと「返さなければならない」(しかもなるべく早く)的な義務感があっていやだ。

与えられてばかりなのは確かに良くないけど‥…

 

・宗教チックなところはやはりある(思想が強いというか、刊行雑誌の読み合わせ、団体紹介動画後の一斉拍手、訳の分からない締めのやつとか)

 

・嫌な感じではないけど、胡散臭い人、思想が強そうな人、目がガンギマってる人、ワックスで頭ガチガチマンが多い

 

・あと意識高い系の人(オフィスカジュアル?みたいな格好してる人)とか自信なさそうな人とかもちらほら

 

 

 2回目の交流会にいってよかったこと

・ネットワークビジネスはいなさそうだったし、なによりご飯がおいしかった!!!!!!

 

・名刺を一枚ももらえないということはなかった

→無理やり交換させるから

 

・基本的にはいい人が多い。でもなんか「おためしで行ったら入会するよな?」感は実際にある。

 

・普通におちゃらけた雰囲気もあって楽しく過ごせる。

 

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交流会に参加してみたら何を得た?

 

① 合う・合わないがある

【合う人】

・積極的にいろんな人に話しかけて仲良くなれる人

・人に背中を押してもらってきっかけを作ってもらえたら誰とでも仲良くできる人

・定例会にきちんと参加できる人

・しっかり行動できる人

 

【合わない人】

・内向的で、人見知りしたり、体育会系のノリが苦手な人

・話下手、コミュ障な人

・会に入るだけで仕事が来ると思っている人

 

 

② 異業種交流会にお客様はいない/お仕事も落ちてない

 

「入れば紹介してもらえるつながりできるじゃん」とか言いたくなる気持ちはわかるけど、僕が言いたいのは仕事や見込客を欲しがっていくところじゃないということです。何度も言いますが、「異業種交流会にはお客様はいません」「仕事も落ちていません」。特に開業したての何も提供できないあなたでは何も交換できないので相手にもされません。しかし、この環境が合う人にとっては飛躍のチャンスかもしれませんので、あなた自身で判断する必要があるのです。

 

 

さいごに

 

僕が今回、2つの異業種交流会に参加させていただいて思ったことは、開業したてにするべきことは

異業種交流会に喜んで参加することじゃなくて

すぐにお金に繋がるつながりばかり求めずに、いろいろなところ(イベント・ボランティア)に顔を出して、数や規模は小さくても些細な仕事一つ一つを丁寧に、誠実にこなしてお客様に喜んでいただくことが成功の近道だと思います。

 

あなたのお客様はどこにいますか?

僕のお客様は自分が喜ばせてあげられたお客様の先に新しいお客様がいると思います。

だから、目の前のお客様に全力を注いでいく。

まだお客様に出会えてなくても出会うために一日でも長く生き残る努力をする。

 

これに尽きると思うのです。