日経平均 10,639.71 ▲ +142.35 (+1.356%)


<マーケット概要>

Trader's Webより

ほぼ全面高の展開となった。日経平均は朝方の買い一巡後に伸び悩む場面もあったが、懸念された上海総合指数が堅調な推移をみせたことで、買い安心感が広がった。後場は先物主導で上げ幅を拡大し、約2週間ぶりに年初来高値を更新した。東証1部の値上がり銘柄数は1348(全体の79.9%)に達し、規模別株価指数はすべて上昇。外部環境の好転を受けて国際優良株が軒並み高となったほか、通信、不動産など内需関連も堅調だった。その一方で、商品市況の下落を受けて資源関連の一角で軟調に推移する銘柄が散見された。


<考察>

じわじわと上がってきているわけですが、前日のエントリーでも書いた様に今日も出来高を伴った上昇にはなっておりません。この状況が続くと、押し目待ちをしている個人が我慢できなくなり、殺到した時に天井を迎える可能性が高くなってきました。新規で買っていくには中々難しい所ですが、あえて買うのなら出遅れていた証券業や年初来高値を更新できていないメガバンあたりでしょうか。それから、新興市場にはまだマネーが入ってきていないようですね。サイバーエージェントはHoldのままです。ACCESSはGUで始まりましたが、伸び悩んでいる状況です。前者はサポートラインを意識し、後者は5日線を意識したトレードです。

日経平均 10,497.36 ▼ -83.69 (-0.791%)


<マーケット概要>

Trader's Webより

主力株を中心に売りが膨らんだ。日経平均は朝方の売り一巡後に下げ渋る場面もあったが、戻りは限定的。後場も、中国株式市場の株価下落を受けて軟調な推移が続き、心理的な節目の10500円を割り込んで取引を終えた。東証1部の値下がり銘柄数は1125(全体の66.3%)に達し、規模別株価指数はすべて下落。国際優良株が軒並み安となったほか、内需関連も総じて軟調。その一方で、新型インフルエンザ関連などテーマ性がある銘柄に短期資金が入った。


<考察>

まず、更新が滞ってしまい申し訳ありません。昨日は書こうとしたら、アメブロがメンテ中でした。決してめんどくさくて書かなかったとか訳じゃないんだからね!w

さて、一昨日は今年五番目の上昇を見せ、今日は小反落した結果になっていますが、依然ボックスレンジの中にいるのではないかと思っています。というのも、出来高です。昨日の東証1部の出来高に至っては17億5898万株で、7月17日以来1か月以上ぶりの薄商いです。
つまり、本日の上昇でも現物株の売買はそれほど行われていない、実需の買いが入っていない、ということです。さて、これをどのように捉えるかですが大きく分けると2つあります。

1、今後、現物株の上昇が入ってくる余地があるため株式市場は上昇を続ける

2、実需の買いが入っていない以上、本格上昇はまだ先になる

どちらもあり得ると思います。しかし、はっきりしているのは、今の株価水準で落ち着く可能性は薄い、ということです。とりあえず、トレンドに乗る以外、個人投資家が勝てる道はないので、いつ下がるかもしれない上昇トレンドに身を任せるのではなく、その上昇トレンドにくっついていく感じでトレードしていきたいです。ちなみに、楽天、武富士を売却して新たにACCESSを買いました。久しぶりにチャートを載せてみたいと思います。


超初心者の『基本テクニカル、時々ファンダメンタル』-ACCESS
ACCESS 4813 マザーズ


まずはファンダメンタル的に、マザーズが一昨日の上げにも関わらず出遅れていました。東証が上値が相当重い時や、調整に入った時などはマザーズなどの新興市場にマネーが流入してきます。特に時価総額の高い銘柄or話題のセクターが買われやすく、ACCESSは時価総額の高い銘柄の一つです。

テクニカル的にはRSIが30付近と売られすぎにあったこと。三角持ち合いから下降トレンドor調整に入り、ストキャスのKラインがDラインをブレイクしたことから「打診買い」になりました。

多少逆張り的な買いですが、ロスカットをうまく定めれば、リスクはかなり低いトレードだと思っています。このまま上昇するのであったなら、5日線を意識したトレードをしていきます。

日経平均 10,204.00 ▼ -80.96 (-0.787%)


<考察>

世界の株式市場では今、中国の存在感が高まっているようです。原油先物価格は、中国の上海総合株価指数の急落と同時に一気に5%以上も下落しましたし、日本の株式市場も中国の動きに合わせた値動きになっています。さて、当の中国の株式市場をみてみますと、上海総合株価指数は本日4%超の急落をみせ、8月4日の高値から約20%の下落となっています。もちろん直近で大きく上昇していた反動はあるでしょうが、おそらく次の景気対策を催促しているのではないかと考えられます。世界的に株式市場は昨年から大きく値を戻し、リーマンショック前の株価まで戻っている国も多くみられます。これは、各国政府がなりふり構わず景気対策を打ち出したことが大きな要因になっています。しかし、この効果が切れ始めると、当然株式市場は下落します。基本的には、政府が景気対策で資金を民間に注入している間に、自然と回復力がついてくるのが理想なのですが、企業の回復の前に景気対策の効果がなくなってしまうと市場は次の景気対策を政府に求めます。中国では、これがいち早く起こっている可能性が高いと考えられますが、ここで重要なのは、政府の対応スピードです。
中国は歴史的にトップダウンの傾向が強いですから、世界的に見て対応は早い部類に入ります。米国も同様です。一方、肝心の日本はというと残念ながら世界的にみても遅い部類に入るでしょう。
そしてなにより、今は選挙期間中です。政府としての対応は期待薄です。これは非常に危険な状態です。
中国や米国は、次の景気対策を求めて株式市場が大きく下落しても対応が可能です。
しかし、日本では今それができる環境にありません。つまり、株式市場の下落に対して、対応する術がないということになります。もちろん、日本の株式市場は海外次第ですから、中国や米国の株式市場の上昇に連動するように上がる可能性もあります。しかし、最悪なシナリオは日本だけが取り残されることです。もし、このような状態になった場合は、少なくとも選挙期間終了までの調整は頭の中に入れておいた方が良いかもしれません。

日経平均 10,268.61 ▼ -328.72 (-3.102%)


<マーケット概要>

Trader's Webより

 17日の東京市場は反落。先物主導で下げ幅を拡大した。全業種下落したが、不動産、鉱業、石油石炭、非鉄金属、保険などが値下り率上位。その一方で、医薬品、電気・ガス、サービス、繊維製品、陸運などが底堅く推移した。売買代金上位は、みずほ、任天堂、三井住友、三菱UFJ、トヨタ、コマツなど。
 売り一色の展開となった。日経平均は寄り付き直後に10500円を割り込むと、その後も先物主導で下げ足を早めた。中国株式相場の大幅下落や、週明けの米国株式相場への警戒感から売りが膨らんだ。東証1部の値下がり銘柄数は1374(全体の81.2%)に達し、規模別株価指数はすべて下落。直近堅調だった不動産が大幅安となったほか、外部環境の悪化で国際優良株や資源関連など、主力株が軒並み安。新型インフルエンザで国内初の死者が発生したことで、関連銘柄に短期資金が向かった。


<考察>

今日は、今年5番目の下げ、33業種背べ手下落と文字通り全面安となりました。自分でも下げすぎなのでは?と感じましたが、これが相場なのかもしれません。とりあえず、現時点でNYダウも下げていますし、明日の日経もかなり弱い展開になってくるのではなかと予想しています。基本的に安くなったら買いのスタンスで間違いないのですが、どこまで下がるかが少し分からない所です。休むも相場の時期かもしれません。ちなみに現在保有株は武富士(配当狙い)、楽天(日経が弱くなった時にJQの中でも時価総額が高い銘柄が上がりやすい)ただ、58,200円を下回るようなら売り。昭和シェル。株ドットコム証券(もしアップトレンドが続くなら、証券は出遅れているので上がりやすい)、ヤマシナ(ねじの会社)、ダヴィンチです。ダヴィンチは雲がサポート役にならずに、ブレイクするようでしたら即売り。上がる様なら5日線トレードで売買してきます。


日経平均 10,517.19 ▲ +82.19 (+0.788%)


<マーケット概要>

Nikkei Netより

13日の東京株式市場は日経平均株価が反発。大引けは前日比82円19銭(0.79%)高の1万517円19銭だった。12日の米株高に加え、外国為替市場で円相場が1ドル=96円台前半と前日夕に比べ1円程度下落したことから主力の輸出関連株を中心に買いが入った。前日に急落した香港ハンセン指数や上海総合指数が上昇したことも買い安心感を誘った。夏季休暇入りした市場参加者は多く、積極的に買い進む投資家は目立たなかった。株価指数オプション8月物の特別清算指数(SQ)算出をあすに控え、様子見姿勢を決め込む投資家もいたようだ。東証株価指数(TOPIX)も反発した。

 米連邦準備理事会(FRB)が前日まで開いた米連邦公開市場委員会(FOMC)後の声明で、米景気の下げ止まりが明確になったとの認識を示した。東京市場では自動車株が上昇するなど、外需回復で収益が増える傾向の強い銘柄に買いが集まった。後場に入ると先物に300~500枚単位のまとまった指し値買いが入り、日経平均は先物主導で121円高の1万556円まで上昇し、11日に付けた年初来高値(1万585円)に迫る場面があった。


<Hot topics>

第2四半期の独仏GDPは予想外のプラス成長、景気後退脱却

ユーロ圏の経済、2010年にプラス成長へ=ECB月報


<考察>

さて、明日はSQ算出日です。その前になって、ヨーロッパ圏、アメリカ、そして自動車産業にかなりの好材料が出てきてはいますが、これは所謂チキンレースの序章ではないかと思っています。基本的に個人が強気になった時点で、上昇相場は終了しますので、これからは要注意です。ただ、前のエントリーでも書きましたが、9月のMSQまでは中々強いトレンドで推移していくのかもしれないと予想しています。

ちなみに、個人的に投資妙味があるセクターは証券だと思っています。現在はドル円の反発で誰もがハイテク株に目がいっていますが、9月のMSQまで株価が強いトレンドを続けるようならば、その恩恵は出遅れている証券セクターが受ける可能性が高いのではないのかと思います。これは完全に予想なので、投資する場合は自己責任で・・・。

8473<SBIホールディングス>
8518<日本アジア投資>
8595<ジャフコ>
8601<大和証券グループ本社>
8604<野村ホールディングス>
8606<新光証券>
8607<みずほインベスターズ証券>
8609<岡三ホールディングス>
8613<丸三証券>
8614<東洋証券>
8616<東海東京証券>
8617<光世証券>
8622<水戸証券>
8624<いちよし証券>
8628<松井証券>
8692<だいこう証券ビジネス>
8698<マネックス・ビーンズ・ホールディングス>
8703<カブドットコム証券>
8706<極東証券>
8707<岩井証券>
8742<小林洋行>

日経平均 10,585.46 ▲ +61.20 (+0.582%)


<マーケット概要>

Trader's Webより

日経平均は朝方の売り一巡後に上昇へ転じた。暫く上値の重い展開が続いたが、大引けにかけて先物主導で上げ幅を拡大。ほぼ高値引けとなり、連日で年初来高値を更新した。東証1部の値上がり銘柄数は1026(全体の60.7%)に達し、規模別株価指数は全て上昇。金融、建設など内需関連が軒並み高となり相場を牽引。前場軟調だった国際優良株や資源関連などで上昇に転じる銘柄も散見された。


<Hot topcs>

中国:7月の工業生産、10.8%増に加速-記録的な融資で

NEC増資へ、モルガンSと大和SMBC引き受け-9月にも2000億円


<考察>

NYダウが一服したので、日経も調整に入ると思いきや、この強さです。とりあえず、5日線にそった上昇を見せているわけですが、短期的には高値警戒感がそろそろ出てきているので注意が必要です。注目すべきは、出遅れていた「住宅関連」などの内需関連株です。内閣府が発表した情報によると、「住宅建設」の判断を1年5か月ぶりに上方修正しました。

日経平均 10,524.26 +1.08%


<マーケット概要>

Nikkei Netより

週明け10日の東京株式市場で、日経平均株価は3日続伸。大引けは前週末に比べ112円17銭(1.08%)高の1万524円26銭と、3日連続で年初来高値を更新した。昨年10月3日(1万938円14銭)以来、約10カ月ぶりの高値水準。前週末に米国で発表された7月の米雇用統計に続き、日本でも今朝発表された6月の機械受注統計が市場予想を大きく上回る増加を示したほか、6月の国際収支で経常黒字額が16カ月ぶりに増加。日米そろって景気の底入れ期待が膨らみ、朝方から買いが優勢の展開になった。東証株価指数(TOPIX)も年初来高値を更新。大引けは12.48ポイント高の969.24と、昨年 10月7日(977.61)以来の高値を回復した。


<考察>

7日発表の米雇用統計は前月の9.5%から9.4%へと下げ幅を縮小させました。この数字は依然脅威的に悪い数字ですが、マーケットは下げ幅を縮小させたことを好材料としてNYダウは上がり、今日の日経も上がりました。しかしながら、前回のエントリーでも書いていますが、そろそろ天井付近に入ってきたのではないかと予想しています。個人が強気になったところで、相場は終了するからです。ただ、この強い流れは9月のMSQまで続く可能性も否定できません。暴落する事はほぼないと思いますが(今まで全世界でやってきたイカサマが無駄になることだけは、避けるはずです)、いつでも下げに対して対応できるようなポジションを組んでいきたいです。

日経平均 10,412.09 ▲ +24.00 (+0.231%)


<マーケット概要>

Trader's webより

米国株安を受けて、日経平均は一時140円近く下落する場面もあったが、後場に先物主導で切り返し。大引けにかけて上昇に転じ、高値引け。10400円台を回復し、連日で年初来高値を更新した。東証1部の値下がり銘柄数は903(全体の53.3%)に達し、規模別株価指数はすべて下落。東レの上方修正をきっかけに繊維株が軒並み高となったほか、内需ディフェンシブ系が堅調に推移した。その一方で、国際優良株や資源関連などが利益確定売りに押された。


<参考>

ロイター通信 来週の日経平均はもみ合い

新興市場7日、3指数が下落 個人などの手じまい売り優勢


<考察>

騙しというのは、常に予想の裏を行くことであり、株式市場では頻繁に起こっている事です。今回の日経平均の上昇は騙しではないかと疑っている人は少なくないのですが、(私もそのうちの一人)この上昇が本物であった場合、「買い」のみを行っている私にとってはリスクはゼロ(チャンスは逃すことになるが)です。

今回の日経平均の上昇はショートカバーによるものが強いと理解しており、昔のエントリーでも散々書きましたが、日経平均はいまだボックスレンジにいるのではないかと予想しています。ボックスレンジならば、そろそろ天井であり、今日のアメリカ雇用統計を経て、どう株価が動くかに注目されてくると思います。

上抜けなら、ポジションを組みなおせばいいし、天井を付けたのならば、サポートラインまで待って「買い」という作戦でいこうと思っています。

日経平均 10,252.53 -122.48


<マーケット概要>

Bloombergより

東京株式相場ではTOPIXが14営業日ぶりに反落した。米国の雇用関連指標の発表を前に買い手控えムードが強いなか、連騰による高値警戒感や外国為替市場の円高から、直近で上昇が目立った輸出関連や素材株など景気敏感株中心に売られた。

  しんきんアセットマネジメント投信の藤原直樹投信グループ長は「相場は第1四半期の業績底入れから来期の増益までを織り込んだ水準まで上がってきており、限界感がある」と述べた。

  TOPIXの終値は前日比9.44ポイント(1%)安の949.58で、7月15日以来の下落。日経平均株価は同122円48銭(1.2%)安の1万252円53銭と反落。


<参考>

Bloombegより

日本企業の収益が急速に改善している。1-3月期に巨額の損失を計上した自動車を中心に合理化が進み、製造業は赤字幅が大幅に縮小。全産業でみると、4-6月期は黒字転換したもようだ。経済指標に明るさも見え始め、生産回復で売上高が増えれば、「筋肉質」に変身した企業の利益が大幅に伸びるとの見方も出てきた。

  新光総合研究所の4日のまとめによると、継続して財務データが取得可能な東証1部上場企業1204社(金融除く)のうち、3日までに決算を開示した企業は606社(開示率は50.3%)。経常利益の総額は1兆3410億円と、過去最悪水準に落ち込んだ1-3月期(約3兆円の赤字)から大幅に改善し、黒字に転換している。


<考察>

相場は今晩のアメリカ雇用統計待ちで、投資家マインドもそこまで高そうではありません。トヨタも上方修正しましたが、何だか目新しいものもなく、直近12営業日の騰落状況を示すサイコロジカルラインでTOPIXが100%(12勝零敗)になるなど、テクニカル面では警戒感が出ていました。

日経平均  10,113.24円 +25.98円


<マーケット概要>

Fiscoより

日経平均は小幅反発。25.98円高の10113.24円(出来高概算19億4000万株)で取引を終えている。前引け間際に一時10161.95円まで上昇、その後は10100円を下回る場面もみられたが、結局のところは下値の堅さが意識されている。昨日のJFEに次いで新日鉄の決算からの鉄鋼セクターへの底入れ感とはならなかったが、失望が他
のセクターに広がることはなく、決算評価の動きをみせている銘柄も多い。これにより先回り的な動きについては神経質になろうが、決算が評価される銘柄への活発な物色は期待される。


<考察>

さて、日経は小幅ながら上昇していますが、注意したいのが中国関連です。今日の上海総合指数は、午前中は堅調に推移していたものの、午後に急落し、落ち幅は過去8カ月で最大のものとなり、前日-5%で終了しています。これまで、何かとNYダウが駄目だった時に日経を牽引してきた中国相場ですから、注意がかなり必要です。