暑さ厳しき折、絶景とひと時の涼しさを求めて

 

昨年の南アルプス「北岳」に続く第二弾となる北アルプス

 

「立山連峰」登山立山黒部アルペンルートに行って

 

きました。

 

立山では雷鳥は出てきませんでしたが、「日本の氷河」

 

見れました。

 

 

 

【全体行程】

 

色々な乗り物に乗り継いでの旅でしたので整理しときます。

 

 

山陽新幹線新大阪からサンダーバードと北陸新幹線を乗り継ぎ

 

富山駅→(地元鉄道:1時間)→立山駅→(ケーブルカー:7分)

 

美女平→(高原バス:50分)→室堂→(トレッキング:30分)

 

雷鳥荘泊

 

 

立山連峰登山(2日目)

 

 

雷鳥荘泊(トレッキング:30分)→室堂→(トロリーバス:10分)

 

大観峰→(ロープウェイ:7分)黒部平(ケーブルカー:5分)

 

黒部湖→黒部ダム(電気バス:15)→扇沢→(貸し切りバス)

 

大王わさび農場(昼食)松本駅名古屋駅経由

 

山陽新幹線で広島駅

 

 

・・・とまあ、こんな感じで登山者17名(男性6名)

 

ガイドさん2名の19名でリュックを背負って大移動をして

 

きたのでした。

 

 

 

【立山駅】

 

富山鉄道の標高475m立山駅

 

山にマッチしたデザインの駅が立山黒部アルペンルート

 

富山側の出発点になります。

 

 

 

立山駅にある美女平行きの立山ケーブルカーの改札口

 

で2列に並んで乗車を待っています。

 

 

 

 

ケーブルカーのホーム。

 

車内放送では軌道の傾斜は23~29°程だそうです。

 

車内から走行中に線路をみると70°以上ありそうなのですが

 

山の傾斜はそんな風に見えるのでしょう。

 

 

 

 

ケーブルカーが入ってきました。

 

先端の小さな車両は車掌室になっており、客車との間の

 

黒い車両は黒部ダム建設用の資材を積んでいた荷台の

 

名残だそうです。

 

 

 

標高差500mを7分間で走行。

 

ケーブルカーで標高977mの美女平に到着。

 

 

 

 

【高原バス】

 

美女平から高原バスに乗り室堂を目指します。

 

この道路はマイカーでの乗り入れは禁止です。

 

 

 

最初に正面の山肌を流れ落ちる「称名滝」を紹介する

 

車内アナウンスがあり、バスも速度を落としてくれます。

 

富山県の景勝地となっており、国の名勝天然記念物に

 

指定されている。

 

 

 

 

急坂をカーブが連続する七曲(標高1680m)を走り

 

途中「弥陀ケ原」、「天狗平」の高原エリアを通り室堂

 

へ走る。

 

途中多くの高原バスとすれ違う。

 

 

 

(高原エリアの景色・・車内より)

 

ここから高原風景の連写。

 

 

 

 

 

 

中央付近に三角形に尖っている「剱岳」が見える。

 

 

 

 

 

【室堂】

 

高原バスで標高977m美女平から50分で標高2450m

 

室堂バスターミナルに到着。

 

標高差1473mになります。

 

高山病になるとすれば高原バスの中かも知れません。

 

 

 

室堂からは立山連峰が一望できます。

 

北アルプスに来た実感が湧いてきます。

 

 

山々は緑に覆われている感がなく、切り立っており

 

山肌には雪・風により浸食された白い筋と雪渓があり

 

独特の雰囲気を感じます。

 

中国地方の「大山」に似た山々が並んでいるようです。

 

 

左から標高2880m別山(べっさん)→標高2861m真砂岳

 

(まさごだけ)→標高2999m富士ノ折立(ふじのおりたて)

 

→標高3015m大汝山(おおなんじやま)→標高3003m雄山

 

が一望。

 

 

今回の登山は雄山に登り真砂岳辺りまで縦走して下山

 

する予定です。

 

 

 

 

後方の山は右端が浄土山、キレットの左が雄山になります。

 

 

「立山玉殿の湧水」があり、立山の湧水として流れ出ており

 

国立公園立山連峰の主峰「雄山」の真下から湧き出る

 

地下水で水温は2~5°で冷たい。

 

名水百選に選ばれている。

 

飲んでみました。

 

 

 

 

 

【雷鳥荘】

 

室堂バスターミナルにある「ホテル立山」から約30分の

 

トレッキングで今回の宿泊地の「雷鳥荘」に行く。

 

途中にも見所があります。

 

 

 

歩いて10分程で「みくりが池」が見えてくる。

 

水蒸気爆発でできた火口に水が溜まってできた湖で

 

水深16mぐらいあるそうです。

 

 

 

「みくりが池温泉ホテル」を左に見ながらみくりが池の

 

湖畔を歩いていく。

 

 

 

みくりが池の後方に右に「浄土山」キレット左に「雄山」

 

見える。

 

湖にも映り込んでいます。

 

 

 

地獄谷

 

常時、噴煙が上がっており、多くの噴気孔や温泉の源泉

 

がある広い窪地で日本で最も高所にある温泉なのです。

 

 

 

 

宿泊地の雷鳥荘が地獄谷の噴煙越しに見えてきました。

 

硫黄ガスが入り込まないのか心配でしたが、大丈夫でした。

 

 

 

宿泊地までの尾根歩き。

 

 

 

尾根の右に小さな池のある湿原も広がっている。

 

 

 

 

やっと宿泊地の「雷鳥荘」に到着。

 

 

「雷鳥荘の紹介」

 

・風呂は温泉風呂で何時でも入ることができます。

 

・荘内の水道蛇口の水は全て飲めます。冷たい。

 

・トイレは水洗でウォシュレット付き。

 

食事も含めて山小屋(山荘)というより温泉旅館です。

 

 

 

私達は2段ベッドの8人部屋で男性陣6名で2泊の宿泊。

 

各寝床には照明とコンセントが付いていました。

 

聞けば個室の畳の部屋もいくつかはあるようです。

 

 

 

食堂

 

浴衣を着ている人は個室利用者で浴衣が用意されている。

 

2段ベッド部屋にはアメニティはありませんが、温泉風呂

 

にはボディソープとシャンプーは置いてあります。

 

手拭いは持参した方が良い、売店で売っていましたけど。

 

 

 

夕食メニュー。

 

温泉旅館レベルですね。

 

 

 

日没後に庭に出てみた。

 

気温は下界の36°、37°に比べれば過ごしやすいですが

 

寒いということはなかったです。

 

 

 

地獄谷の噴煙越しの夕焼けです。

 

 

 

私のカメラではこの程度しか撮れませんが、眼下の

 

キャンプ場には色とりどりの灯りが見えてきました。

 

100張り以上はあったでしょう、綺麗です。


 

 

翌朝のキャンプ場。

 

近くに川も流れていて涼しそうです。

 

 

 

明日は立山連峰登山です。

 

6時朝食で6時30分庭に集合して出発です。

 

次回は登山の様子と黒部ダム観光をアップして紹介します。