広島県江田島にある「古鷹山(ふるたかやま)、クマン岳」

 

に登ってきました。

 

江田島には海上自衛隊第一術科学校(旧海軍兵学校

 

跡)があり、古鷹山も少なからず縁があります。

 

今日は少し長距離の山歩きになります。

 

 

高速船で宇品港を出港、右手に似島を見て20分程の船旅

 

江田島市小用港(こようこう)に着きます。

 

 

 

 

小用港に到着。

 

 

 

 

小用港ターミナル前の風景。

 

 

 

 

小用港から国道487号線を15分歩くと「古鷹山登山口」

 

に到着。

 

8時10分に登山開始。

 

 

 

 

登山道は良く整備されており、登り易い道が続きます。

 

気持ちよく進む。

 

 

 

 

途中で南側が開けており、立ち止まり写真撮影。

 

眼下に「海上自衛隊第一術科学校」が見える。

 

 

 

 

右方向(西)に向くと中央正面に「宮島弥山」

 

チョット霞んでいます。

 

 

 

 

更に西方向の景色。

 

対岸は能美島です。

 

昔は江田島と能美島は別々の島でしたが、昭和初期に

 

浅瀬を埋め立て陸続きとなって形は一つの島になったの

 

ですが島名は別々に残っています。

 

 

 

 

「バクチ岩」の表示板。

 

海賊が襲撃する船の見張り場所の岩の上で博打を

 

していたという。

 

特に先を急いでもいないので見てみることにする。

 

 

 

 

表示板裏の急坂を登る。

 

平たい場所があり、ここで博打をしたのか。

 

 

 

 

もっと上にも大きな岩がありましたが、これではないと

 

思う。

 

苦労して急坂を登った割には収穫がなかった。

 

 

 

 

先に行くと「古鷹山山頂」が見えてきました。

 

 

 

 

古鷹山山頂、切串港、小用港方面の分岐点に到着。

 

 

 

 

古鷹山山頂近くにはロープ岩場がある。

 

 

 

鎖、梯子岩場も山頂手前にある。

 

 

 

 

10時15分:標高394mの古鷹山山頂に到着。

 

岩に「古鷹山頂上」と刻んである。

 

この岩を乗り越えて次の「クマン岳」に行く。

 

 

 

 

「古鷹山の山名の由来」

 

難破しかけた小舟を一羽の大鷹が現れ、波静かな入江

 

に導いたことが由来。

 

 

 

 

日露戦争の連合艦隊司令長官であった東郷平八郎元帥

 

の遺訓「五省訓」です。

 

昔、東郷平八郎元帥、山本五十六元帥もこの山頂に

 

立ったとのことです。

 

 

 

 

山頂に「方位盤」がある。

 

外周には外国名・海外主要都市の方向が示され、

 

その内側に日本各地の県・都市の方向が刻まれている。

 

現在も海上自衛隊の生徒さんが鍛錬のため登っています。

 

 

 

 

山頂は360°パノラマ展望できます。

 

切串港、似島や広島市街地が望める。

 

 

 

 

危ない!!危ない!!

 

下山登山道の端が崩れ落ちています。

 

 

 

 

一旦標高283mまで下りて林道に出る、クマン岳へ

 

登り返す。

 

 

 

 

帆立岩とクマン岳山頂への分岐点表示。

 

帆立岩をチョット見に行きます。

 

 

 

 

「帆立岩」

 

岩の名前の由来は(舟の帆)(ホタテ貝)のどちらか

 

だと思う。

 

 

 

 

11時25分:標高399.5mのクマン岳山頂に到着。

 

ここからも360°のパノラマです。

 

 

 

 

クマン岳の山名由来。

 

木やシダで大きな熊に似せて作り敵を追い払ったという。

 

これで軍事抑止力になるのだから現代より穏やかな

 

時代だったようです。

 

この島には猪はいても熊はいないものと思っている

 

のですが。

 

昔は熊もいたのか?

 

切串港に向けて一路下山します。

 

 

 

 

江田島町切串が近くに見えてきました。

 

 

 

 

ほぼほぼ下山した所に奥深い大きな竹林があります。

 

さぞかしタケノコが無尽蔵に生えるのではと思います。

 

 

 

 

タケノコ料理が大好物なのですが江田島に親戚はいないし、

 

出荷しているのでしょうか?

 

 

 

 

切串港に到着。

 

ターミナルで「ちりめんいりこ味噌」を土産に買う。

 

ご飯などに付けて食べる。

 

 

 

 

住宅地の後ろに古鷹山連山が大鷹が翼を広げたように

 

そびえている。

 

 

 

 

港近くの蠣筏。

 

この辺りにも多くの蠣筏が浮かんでいます。

 

 

 

 

古鷹山連山を後に13時30分出港のフェリーで帰りました。

 

 

 

 

今日の活動時間は5時間13分、歩行距離9.7㎞でした。

 

暖かい一日で汗をかきました。

 

体力維持のためにも、なるべく定期的に山に登り

 

たいと思っています。

 

 

江田島海上自衛隊学校に予約して生徒さんの案内付

 

で見学できます。

 

赤レンガの古い建物もあり敷地も広い。

 

近々見学に行こうと思っています。