昨日、とうとうまた1時間8キロ走れるようになりました。

なんとかがんばって走れた、なんてのはダメなんです。
そんなのは根性出せば1ヶ月前だって走れた。
       
追い込んだらただ無理をしたジジイになるだけ。
全然追い込まず、十分な余裕があり、苦しくなく、辛くない、
それで8キロ走れないと、意味がないのです。
 

  

6月7月8月、と、なかなか厳しい体調不良でした。
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昨年まで、コロナ後遺症で長い間、体調がいい、と感じることはなかったところから、今年1月23日に急に、今までにないほど体調がいい、って感じになって、それから、ずっと調子が良く、僕はとうとう後遺症を克服した、と思って今ました。
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6月に入って、悪天候が続いたあたりから、徐々に体調を崩し、仕事以外の要件は全てキャンセルさせてもらって休める日はずっと寝続け、7月の終わりからは仕事もステロイドでなんとか凌ぎ、そしてステロイドの離脱症状で8月後半はほぼずっと寝ている、という状態でした。
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多少回復してから、動けるようになったら、なにしろ動く。
動いて休む。

それが正しいのかどうかはわかりません。
でも、本当に良くなった、と思うまで寝ていたら、もう身体自体が動かなくなります。
メンタルもやられます。
そうやって治すことができるタイプの体調不良ではない、って思っています。
だから、動けるようになったら、無理をしない限界で動く。

そうやって、最初は、まずジムに復帰して、ゆるいストレッチと、極々軽い筋トレ。
そして、1時間を普通に5キロくらいの、ほんの少し早めかな、くらいのウォーキングから始めていました。もちろん、きついなと思ったら、休む。
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徐々に運動の強度も上げていって、だいぶ動けるようになりました。
そして、ランニングは、しばらくの間、走る、よりも、背筋をしっかり支える意識を持って歩く。
6.5キロのウォーキングを続けていました。

先週くらいから、走る、を入れ始めて、昨日、

平均速度6.5キロと10キロ、を交互に繰り返しながら、1時間で平均8.1キロ。
苦しくなく、辛くなく、楽しく走れました。

だいぶ、戻ってきなぁ、、と思います。

2〜5月、までの、絶好調な感じはやはりまだありません。
もう戻らないかもな、なんて思ったりする事もあるけれど、それならそれで僕の人生。
動ける間を楽しく、がんばればいい。

でも、一度でも、2〜5月の4ヶ月間「すごく調子がいい」という時期があったのだから、それは明らかに少しずつでも回復しているのだと信じています。
そうやっているうちに、いつか、ずっと調子がいい、に戻れる時が来るかもしれない。
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コロナの後遺症は、人には見えない。
「ほんとうはめちゃめちゃきついです」って声を大にして言いたいと思うこともある。
でも、僕のなんか、こうやってなんとかやっていけるんだから、たいした事ない。

かねがね思うことがある。
例えば、僕程度、の後遺症を抱えた人ってきっといっぱいいるんです。

「どういう症状なの?」って言われたら、もう、

「こういうのと、こういうのと、こういうのと、こういうのと・・・」

体調不良の話で1時間ぴっしり話せる。
小さな体調不良のデパートです。
でも、なんとか普通の生活はできるんです。
だから、人から見えない。

でも、普通の生活ができてる、のは、僕の仕事、僕の環境だからです。

  
もし、僕のこの状態で、サラリーマンだったら。
30代40代で、家族を抱える一家の大黒柱で、生活のために仕事に行かなければいけないサラリーマンだったら。
地獄です。
地獄だろうと思います。
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きっとそういう人が誰にも言えずに過労死するんです。

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いつか、回復するはずだ、って思いながら、苦しみながら笑って仕事を続け、
パフォーマンスは当然落ちて「ちゃんとやれよー」とか思われながら、
必死で働いて、

っていう人が、調査もされないし、情報としてはあまり出てこないけれど、いっぱいいるんだろうと思います。

27日、選挙、行きましょうね。