昨日、ちょっと色々訳ありで、一日家にいた。
うまいタイミングで前夜に、吉本ばななさんの新刊、

「下町サイキック」

がAmazonんから届いた。
 
僕は、欲しい本は普段は本屋さんの店頭で買う。
なんというか、本屋さんで買うのが好きだから。
 
ただ、、発売日近辺が、どうも本屋さんに行ったりは無理だなぁ、、と思ったりすると、
もういいや、、、
ってなって、かなり以前にAmazonで予約購入していた。

で、、発売日の夜に届いた。



そんなわけで、色々訳ありで、昨日1日家にいた。
本当にゆっくり家で本を読める環境になっていたから、
程よく冷房を効かせ、音読するくらいのペースで、ゆっくりゆっくり、
小説の世界に浸るように読んでいった。
ㅤ 
もう、出だしから好きだ。
読み始めて数ページで脳内にこの小説の世界が構築されていく。
20ページ読み進めて、一番のベースになる部分がわかったので、最初に戻ってまたゆっくり読み返す。
そうすると、あとはもう同じ世界の中にあるものだから、街も人も、文章に沿って勝手に動き出す。
  
僕は小説ってそうやって読む癖がある。
20ページというのは、20ページと、そう決まってるわけじゃなくて、なんとなくざっくり区切られてるところ、って意味で、いまいち入ってこない小説だったりすると、50ページくらい読んでから戻ったり、全然入ってこないとそれで挫折したりする。
  
さて、、、

例によって、僕は、小説の内容を読んでことのない人に伝えるのが嫌いだ。
ネタバレ、が何より嫌いなのです。
  
これがビジネス書だったりすれば、こういう内容が書いてあるよ、は伝えてもいいだろうと思う。
でも、これは、物語だから、できる限り、何が起こるかは知らない方がいい。
 
僕が言えるのは、
 
可愛らしく、愛おしく、切なく、少しエキサイティングで、どこか懐かしい物語です。
脳内で、極上のドラマエンタメが繰り広げられていって、
そして、その世界にいられた事、この本がある限り、いつでも戻れること、が嬉しいです。

そんだけ、
だから、ばななさん直筆の文言が載っているこ画像を、、


 

「私が育った時代の 

 人が生きるための知恵を

 こっそり 沢山 記しておきました。

 よかったら! 」

いつものばな姐さんの文字。
ばななサイン。
そして、姐さんらしい言葉。

やっぱ最高だよ!!