5月17日、ボブ・マーリーの映画が公開になる。
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「ボブ・マーリー ONE LOVE  」 




ボブ・マーリーが映画になる、という情報はかなり前から知ってた。
ただ、今ひとつ、観る気になれずにいた。
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ボブ・マーリーは、僕にとって、血であり肉だ。
大好きすぎて、映画がくだらないものだったら、僕の思い入れにそぐわないものだったら、なんて気持ちがすごく大きくて、観に行くきになれずにいた。
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大学に入ってすぐくらいにボブ・マーリーにハマった。
きっかけはポリス。

そう、

スティング、

アンディー・サマーズ、

ステュアート・コープランド
僕は、ベーシスト、ギタリスト、ドラマー、としても3人全員を、フェイバリットとして挙げるくらい、大好きな
The Police だ。

ポリスは2枚目のアルバムが、邦題「白いレガッタ」
原題の「Reggatta de Blanc」のほぼ直訳で、白いレゲエ、という意味。
この中に、ウォーキングオンザムーン という名曲がある。
これが、アルバムタイトル通り、レゲエ感溢れる歌で、そもそもポリスはデビュー今日のロクサーヌもレゲエ風味で、レゲエとパンク、ロックを融合させた、みたいな扱いで有名になってた。

  
だから、レゲエ、という音楽の存在を知ったのが、ポリスだった。
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レゲエ、ってなんだ?ってんで、とうじ仲良くしてたおじさんに聴いたら、じゃあボブ・マーリーを聴けばいい。
って、そこから入っていったのね。

それまで、知っていた音楽とは全然違う音作り、リズム、でも、驚くほど素直に心に入ってくる。
それですっかり「レゲエが」というより、ボブ・マーリーが好きになって、、当時、大学周りで、レゲエを聴いてるやつなんかいないし、なんだか、自分だけレゲエを知ってるような、音楽通、な気分になっていたり、そういうのもあった。
Tシャツだの、帽子だの、ラスタカラーのものよく持っていたなぁ、、、
  
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オーストラリアで住むようになって、とにかくよく聴いていた。
気候的にも風景、ライフスタイル的にもレゲエのよく似合う街だし、ボブ・マーリーは、
  
Bob Marley & The Wailers

として、完全に日常の一部になっていた。
 
本当に大好きで生活してきたから、映画、と言われると、なんだか、こう、
気持ちにそぐわないものだったら、ものすごくがっかりしそうで、観たくないな、が先に立ってしまって、ちょっと敬遠してたんだけど・・・・
  
結果どうであろうと、やっぱり映画館で観ないと後悔するなぁ、、って。
だから観るのです。
 
だったらもう、いっそ、いかにもレゲエな人になって観に行こうかな。
ってんで、うさぎ星人シリーズに、ラスタカラーのTシャツを入れようと思ってる。
真四角のラスタ模様に、黒いうさぎ星人。
真四角、のTシャツデザインって平面デザインで見ると、へんちくりんに見えるもんだから、売れないかもだけど。
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「その歌声は"世界"を変えた」

実際にボブの歌声が世界を変えたかどうかは僕にはわからないけれど、
僕自身、ユウサミイという人間の世界を変えたのは間違いない。

     
One good thing about music. When it hit  you feel no pain.

ボブの言葉はいつも心にある。

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風をすり抜ける自然の神秘
注意深く聞けば君にも聴こえるはずだ
それは「始まりのトランペット」かもしれない
終末を告げるトランペットなのかもしれない
もっとたくさんの人が苦しまなければならないだろう
もっとたくさん死ぬだろう
なぜなのか、と、俺に聞かないでくれ
物事は今までと同じようには行かない
俺は嘘はつかない
今こそ、一人が、みんなが、
現実に向きわなければいけないんだ
  
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Natural Mystic という歌の歌詞です。
まるで、今、を歌っているようだ。
 
だから、観に行かなければいけないと思う。

       
   
映画がどうであっても、何しろ、観に行こうと思ってる。
二子玉川で見ようかなって人、一緒に行こうぜ。
Won't you help to sing!