20歳で初めてオーストラリアに行ってすぐにブリスベンで彼女に出会い、それから8ヶ月近く一緒にいて、彼女は先に日本に帰った。それが今の僕の奥さん。
もう37年近くも一緒にいるということだ。
   

奥さんが帰ってから、僕はすぐほぼほぼ無一文になってオパール屋さんでアルバイトをし始め、当時、まだ日本はバブルだし、ゴールドコーストが新婚旅行や社員旅行で一番人気の場所になっていたり、お店に日本人の店員ほぼ僕しかいないし、そもそも販売員的になかなか最強だったし、みたいな、そんなのもあって、僕は稼ぎまくって、多分、日本への帰国費プラス、日本円で60万円くらい稼いで日本に帰ったのね。

日本に帰って京都に行って、久しぶりに、そしてその時「日本で」初めて会った奥さんに、
お土産として渡したホワイトオパールと14金の指輪。

まだ、持っていた、というか、そんなのしまっておけばずっとあるんだから、当たり前なんだけど、
奥さんは、今も割と時々つけていて、ちゃんと無くさずに今もあるってのは驚きだ。

 


 

その後、僕がG .I .A .G G(アメリカ宝石学会公認宝石鑑定鑑別士)になっていったのも、多分、この辺りでそういう気持ちはあったんだと思う。
ハートの上に、それぞれ赤い石が入っていますが、これは、正真正銘ルビーです。
G .I .A .G Gになってから、自分で検査して確認しました。
僕は割と優秀だったので間違い無いです。(いやいや間違っちゃいけないんだけどね)
あ、ホワイトオパールも写真で見るとなんとも嘘くさい色に見えますけど、本物です。
オパールなんて一番見分けやすい石なので、牛肉とホテイの焼き鳥を見分けるくらい簡単なので、たとえ1万個みても絶対に間違いません。
 

 

14金、当時はオーストラリアでは14金が主流だった。 
インスタにこの写真をUPして、今も14金が主流なのかなぁ、、って書いたら、
ゴールドコーストから年に何度も日本に来てる日本人と同じに日本語を話し、書く、
オーストラリア、(株)GemStory代表、美人オパールトレーダー、
マライヴォン、
Malayvone Souvannavong ちゃんから、
     
「いまはハッキリ分かれているかも知れない。お金がない人はシルバー製品。お金がある人は18金かプラチナ。14金の製品はあまり見なくなったよ♪」

と、完全に生粋の日本人のような文章でコメントがきた。
ついでに「新品仕上げしてあげたい」と書いてたけど、それもそうだな。
今度一発新品仕上げしとくかな。
 

14金ってなに?
て人も多いんだろうな、、、
日本ではゴールドジュエリーは18金がずっと前から当たり前だもんね。

そもそも18金、って何?って話なんだけど・・・これも宝石屋は知ってて当たり前だけど、一般の方はご存知ない事多いので、ちょっと説明。


金ってさ、すごーいすごーい貴金属として扱われてる。
ツタンカーメンとかにも使われてるくらいでしょ。
んで、その当時、今みたいに、何かの割合を示すときに、100を全体とする感覚なかったんですね。
パーセント、という概念がなかった。
でも、1日は24時間だったらしいのね。
ほんとか?って思うけど。

んで、24を全体、として、そのうちの18を金の割合、とした合金が18金。
金はそのままでは柔らかすぎるのと、あとはカサ増しの意味もあったのかもな。

なにしろ、24分の18 で18金です。
24分の18は、75%、
 
基本的にジュエリーには、日本の場合、K18 って刻印が入ってると18金。
海外製品では、750って書いてある場合もあるけど、これは、千分の750、つまり75%金、って意味で18金ね。

なんかね、10進法で示す時、貴金属は1000を全体としてやるみたい。

あ、ちなみに、14金の場合は、あんまり日本ではみないので、585、という刻印が入っていることが多いです。
24分の14=58,5  だから、585。


K18のK は、カラット「Karat」 貴金属の純度を表す言葉です。18K って刻印の場合も結構多い。
ダイヤモンドの重さも一般にカラットって言いますけど、
あれは「Carat」ほんとはキャラットって表すべきで、
Karat とCarat は別の言葉で、カラット、キャラット、英語的には発音も違います。

と、、多少、昔本職だったアピールをしてみた。