スパゲティ カルボナーラ
     
を人生で初めて食べたとき、それは、今現在、俗に世に流通しているカルボナーラとは、だいぶ違っていた。
      

  

たぶん、中学校1年生、家のちかくにあった大きなお寺の娘がいて、
それは決して、彼女、とかそういうのではなくて、本当に仲良くしていた友達で、
カルボナーラって言うんだよ、って言って作ってくれたスパゲティ。


すこしうる覚えなんだけど、卵は入ってなくて、グラタンのソースとベーコンのスパゲティだった。
たぶん、胡椒もかかっていなかった。
  
ほんとうに美味しかった。
スパゲティのグラタンって感じだなぁ、、って思った。

     
   

   
時は経ち、大学生の頃には、カルボナーラは、
パンチェッタ、またはベーコンと、卵と荒く潰した黒胡椒のパスタ、
と言う、本格的にイタリアっぽいのが入ってきたわけです。
   

  
僕が普段作るのは、オリーブオイルとニンニクでパンチェッタを炒めて
卵黄とすり下ろしたパルメザンチーズを絡め荒い黒胡椒


 
本場イタリアのカルボナーラは、実際どういうのかよくわかんないし、
たしか、正しくはペコリーノチーズで作る、とかいろいろあるらしいんだけど、
とりあえず、これで十分満足している。

 

 

 

で、、昨日の昼に、こないだ作ったグラタンの、残りのベシャメルソースがあったから、
作ってみた。
初めてたべたカルボナールっぽいやつ。
エリンギ入れたし、胡椒もかけたけど。



しみじみと美味しかった。
これはこれで、ありだな、って思う。