京都から、阿闍梨餅が送られてきました。


 

え、、一個じゃないよ、

箱で。(笑)


復活のお祝いと、今後の主に体調管理への叱咤激励、も込めて。
僕の人生にとって「特別な人」から送られてきました。
   

  
「誰に話してゆこう」

という歌があります。
   
オーストラリアでミュージシャン活動を初めた当初、まだ日本でCDなどの発売もしてなくて、ほとんどゴールドコーストだけで活動していた初期の初期。

毎回ライブにきてくれた、
そして、僕の知らない間に日本に帰り、27歳の若さで交通事故でなくなってしまった
大切な友人への約束を歌った歌です。
     

   
ここではあまり詳しく話しませんが、彼が亡くなった知らせが来た時、
僕は、音楽活動を始めてから、初めて大きな大きな壁にぶつかって、、
やはり、そんなのはやめて、もとの仕事場に戻ろうと、復職を願いでる準備までしていました。

広海(ひろうみ)くん、と言います
彼の死を伝えられて、
彼が僕をどんなふうに見て、どんなふうに歌を聴いてくれていたのか、
を知った時に、

まだ辞められない、

って思った。
今、こんな形で辞めるなど、彼に申し訳なさすぎる、カッコ悪すぎる、
辞めるなら、生きるか死ぬかくらいどうにもならなくなった時だ。
そう思いました。

そして、広海くんにそれを約束するために、
  
「誰にはなしてゆこう」
  
を作りました。
だから、この歌の最後には、
広い海、という言葉が入っている。
広海くんに送った約束の証拠として、そういう言葉を入れた。

日本に行く時に、
弾き語り音源をCDにして、
彼の友人に見せられた写真の中で彼が着ていた、僕と同じTシャツの新品を買って、
背中にマジックで歌詞を描き、
京都のご自宅まで持って行って、仏壇にお供えさせていただきました。


で、、阿闍梨餅。

広海くんのお母さんから、送られてきました。

くれぐれも身体には気をつけて、と送られてきました。

   
僕は、20秒チンして、トースターでトーストを焼く程度に炙って食べます。
それが一番美味しい。


復活はした。
でも、身体の問題はまだまだいっぱい残ってる。

やっていけるぞ、って毎日確かめながらやってる。
そういうのを支えてくれてる人がいっぱいるのです。

本当にありがたいなぁ、、、

阿闍梨餅、ごちそうさまです。


 君が僕に残した事

 僕は誰に話してゆこう

 生きる事が辛い人へ 

 たった今 生きてる

 と言う可能性に気づいて



誰に話してゆこう