子供の頃、僕は、かなり好き嫌いの多い子供でした。
肉の脂身はだめ、鶏肉の皮もだめ、ピーマンも、ネギも、にんじんも、しいたけもだめ、
他にも食べられないものがいっぱいあった。
不思議なもので、子供の時に嫌いだったものに限って、大人になってからは好んで食べてたりするもんです。
ナス、、は、なぜか好きだった。
あまり料理をしたがらない母が、ナスとピーマンと豚肉の味噌炒めが好きでよく作ってて、
それででてくると、ナスにつられてピーマンも食べたりしてた。
オーストラリア時代、ナスは、なかったわけではないのだけど、
日本のナスと違って、ものすごくでっかくて、皮が厚く硬くて、スイカのタネの白いやつみたいなしっかりしたタネが入ってて、とても日本のようには食べられたもんじゃない。まあ食べ方があるんだけどね。
だから、日本に帰って来てから、ナスはほんとうによく食べる。
子供の頃から好きだったけれど、今も大好きなのです。
まあ、これが引き寄せの法則、というのか、、、、
旬の水茄子、が送られて来たわけですよ。うひょー。
右の袋はね、糠漬け。
これ、糠漬け一個をこうやって送ってくれるのです。
いや、この3個。水茄子2つと糠漬けひとつ、がきたわけじゃないよ。
箱でどどーんと、来た。
うひゃー。すごい。
ありがとー!!
でね、昨夜、さっそくいただいてみました。
糠漬けはつかり具合も見たいし、とりあえずひとつ。
うちのきゅうりの糠漬けと、
そして、水なすは生でこそ、、っていう人も多いだろうけど、
火を通しても美味しいのです。
ガーリックバター焼き。
水茄子の水分の豊富さは、むしろ焼きででるな。
めっちゃめちゃうまい。
って思ったの。最初の一口は・・・。
ところが、、、噛んでる間に、
いや、これはこれで、むしろ、このくらいしか漬かっていない状態じゃないと、この「生の茄子感」はでないぞ、、、
って思いまして。
割とね、水茄子に関しては、中の方まで漬っている糠漬け、または、出汁と酢でびしょびしょに漬けた水茄子漬けし食べたことがなかったから、すごい新鮮でね。
ほんの少し、額の発酵臭が入った、生の水茄子、って感じがめちゃめちゃいいのですよ。
あと、1日くらいはこの感じで食べられるな、って思った。
二日たったら、もう少し漬かってくるからね。
で、、今日は朝から、水茄子を、ぬか漬けではない、出汁酢につけた「水茄子漬け」を仕込んだ。
夜には浅漬けになるな。
昼は、豚の卵とじ丼、を作ったんだけど、それに、昨日の感じから、ちょっとスライスにアレンジしまして。
ほんの少しだけ、生姜醤油をつけて。
こうすると、なんか、ナスの刺身、みたい。
すごい美味しいのだよ。
で、たぶん、皮がある分、もう2日くらいは、この感じでいけるのではないか・・・
なんて、思ったです。
糠漬け、一個は、もうきっちりしっかり最後まで残して、古漬けに近いくらいまで漬けて、
土鍋で炊いたご飯をおにぎりにして、
切らずに丸のまま、おにぎりと一緒に食べてやろうと思っています。
美味しい野菜、ってのは幸せだね。