今日は、実は、13時から、昔、僕がよく奥さんと行った店で、京都のミュージシャンYammy とご飯を食べる約束があって、
そういえばその店は、わりと近くに今宮神社があるぞ、って事で、午前中に、今宮神社に行ってきた。
目的は、
あぶり餅。
阿ぶり餅、
と書くらしい。
京都に住んでいた時代、その辺にお客さんも、友達も多かったもので、ちょいちょい食べていた。
考えたら、京都を出てオーストラリアに住むようになって以来行っていないので、25、6年ぶりになると思う。
今宮神社のあぶり餅は2軒ある。
参道の左右で、向かい合ってる。
まず、一軒目、写真右側、
一和。(いちわ)
正しくは、一文字屋和輔(いちもんじやわすけ)
この店、実は、創業1000年を超える、スーパー老舗。
日本でも1000年続いてる店はそんなにないはず。
お店の中は、これは流石に途中で改装もしているだろうけど、でもきっと古い。
とっても素敵。
あぶり餅は、ざっくり言うと、
お餅を串につけて、炭火で炙って、
白味噌ときな粉の甘いタレをかけたもの。
こんな感じでででくる。
もー、、ほんと、美味しい。
昔からこの味だったのかなぁ、、、、
って、びっくりする。
例えば1000年前に、この同じものを食べていたのかもしれないってのは、
ちょっと感動するよね。
で、、これ、食べて、、、、
13時から友達とご飯食べるにしても、まだ、10時半くらい、
お腹の具合は・・・・
全然いけるな、、、って事で、せっかくだから、向いの店もハシゴ。
かざり屋
一和が創業1000年以上なのに対し、こちらは新興勢力。
とはいえ、、、、一和の600年後、、
創業400年を超えるやはりすこぶる老舗。
一和で店内で食べたので、かざりや、では外にしてもらった。
目の前に一和の店舗。
どーよ、このたたずまい。
なんか、江戸時代にタイムスリップしたかのよう。
どちらも美味しいのだけど、個人的に一和の方が好きかな。
一和はタレがややサラッとして、きな粉の香り多め。
かざりや、は、タレがもちょっと粘度高めできな粉の香りもやや薄め。
で、焼きは正直、一和のほうが丁寧だったなぁ・・・
でもね、こういうのはあくまでも個人の好み。
僕がお薦め、なのは、一和、だけど、それも個人の好み。
どっちで食べてもきっと誰もが満足してくれる味。
今宮神社は、バスに乗り慣れてる、土地勘がある、って人がいないと、やや行きづらい。
レンタカーがあればもちろん、ささっといけるとは思うんだけど・・・。
だから、京都でお薦めを教えて、とか言われると、ちょっと薦めづらくて、いきやすい場所、でないとお薦めしなかったんだけど、改めて本当に久しぶりに行ってみたら、すごくいい。
美味しいし、時代劇っぽいし。
20分歩くつもりがあれば北野天満宮もあるし、、、
機会があったらぜひ。