今回の
MIFAクリスマススペシャルLIVE
ウカスカジー / ユウサミイ
ギターはこれ。
コールクラーク FL2AC
ジャックジョンソンの使用で有名になった、
オーストラリアのギター。
僕のはごく初期のロットで、
おそらくはジャック・ジョンソンと同時期のもの。
(そのようにきいてるけど確証がないので・・)
写真でみてもわかるけど、だいぶ風格でちゃってるでしょ、
活動当初はかき鳴らす系の荒い弾き方もすごく多かったし、
なんでそんなとこまでピックあたる???って感じに
傷だらけ・・・
今は、新しいものの方が使い勝手がよかったりで、
ライブではあまり使っていない。
今のメインのこれ、コールクラークの 3代目。
同じブランドだから傾向は似ているにしても
結構違うギター。
これを使いたい気持ちもあったのだけど、、
いろいろ思いがあって、今回は、
上の写真のギター。
僕が、プロになるって決めた時にオーストラリアで買ったギター。
日本でも活動できるようになって、、
2014年まで、、、
僕のライブのメインギターはこの1本しかなかった。
もう一本、オベーション、というブランドのギターがあるのだけど、
これは、とても特殊な音で、ライブ全編につかうのには適さない。
やっと食えるようになった頃、僕はこの
コールクラーク 、
というブランドのデモンストレーターをしてた。
だから、その時の在庫のいろんなのを弾いてた。
そして、ある日、
どこの駅だったかなぁ、、電車を降りようとした小学生が、僕の目の前で電車とホームの隙間に落ちそうになった。
慌てて、小学生を支えて持ち上げた僕はその時、ギターケースを背負ってた。で、ドアが閉まった。
セミハード、のギターケースはよほどでなければ中のギターが壊れることはない。
でも、この時、完全に横からドアに挟まれる形になった。
小学生は無事で、まあよかったね、っと思い、
ホームでギターケースから取り出してみると、
ギターのボディの横が割れていた。
1本しかないライブ用のギター、
オーストラリアで、プロになるって決めて買って、
ずっと各地を一緒に回ってきたギター。
駅のホームで、本当に泣きそうになりました。
その時、ふと、上の写真のこのギターを思い出した。
この時、このギターは、現場にあった限定品で、
その日、一番いいと思ったので、これででモンストレーションをしてた。
その場で、代理店の担当に電話して、
あれはまだ売れてない??
って聞いたら、あります!! って言われて、
値段も聞かずに「買うからおいといて」
って。
で、、この代理店はもうコールクラーク を取り扱っていないので
言ってもいいと思うけど、
ほとんど、原価、で譲ってくれたのです。
それが、その後メインになっていった2代目
たぶん、今、僕のライブに来てくれているみなさんには一番馴染みのあるギターじゃないかな。
映画「天間荘の三姉妹」
で、弾いているのも、
このブログのヘッダーで弾いているのもこれです。
今回は、なにしろ、
最初に僕が活動し始めた時に、どこに行くにも一緒に回って来た
初代のコールクラーク 。
この写真の頃はまだ傷もすくなかったなぁ、、、
これでやってきます。
まあ、この話にはあとで、続きがあります。