「天間荘の三姉妹」
本日、公開です。
ほんとうに、待ちに待った、です。
全国、340館を超える大規模ロードショー。
日本全国、だいたい、どこでも観られます。
ここのところ、毎日、毎日、天間荘の話ばかりだった。
僕は、東映の人でもなければ、映画製作のスタッフでもない、
そして、この映画との関係は、クレジットに名前も出てくるし、公に言えば正式に「出演者」扱いでもあるけれど、それだって、ほんの少し出てくるだけです。
だから、当事者ヅラも本当は、どちらかと言えば奥ゆかしい僕としては(笑)
ちょっと心苦しい。
でも、北村龍平監督の友人、というだけで、イベント関係に、ちょっと顔だしては1曲歌ったり、
試写会のお手伝いしたり、、
それ、全部、今の自分を支えるものになっていました。
だから、北村監督から、
「こんな予定があるんだけど、、これない??」
って言われればホイホイ出かけてた。
仕事してないんだからね、時間はある。
復活してから、の今後のために、人に会ったり、企業に出かけたりはしてたけど、時間はあったもの。
「歌、ちょこちょこ歌ってるみたいだし、ライブをやればいいじゃん」
なんて言われたりもするけど、
喘息、って、ある程度治めるために時間がかかります。
気道、気管支、にずっとうっすらと炎症がある状態です。
大きな息を吸えば咳が出る、強く吐き出せば咳が出る
その度に、炎症はすこしずつ悪くなる
動く病気と言われて、良くなったり悪くなったりを繰り返す。
基本的に大人の喘息は現代医学では治りません。
だから、そこから、いつも歌える状態を作る、
そのために、できるだけ休ませてる。
つまり、練習もあまりできない。
現状でも単発で、1時間のライブならなんとかなる。
それを、少しでも安定させるために、今、休んでいる。
11月4日に、沖縄で一回復活、
その後、できれば何かやりたい、少しずつ、復活させたいと思っています。
賭け、ではあります。
もし、フルのライブを復活できないとしたら、今から、次のことを考えるべきだろうと思います。
40分、1時間、そういうライブでちょっとイベントに出て、を続けて生きていくことを考えるべきかもしれない。
でも、諦めたくない。
ギャンブルにはなっちゃってる、でもまだ、諦めるには早い。
そうやって、長期で休養している中で、天間荘のプロモーションのお手伝いがたくさんあった。
本当に本当に嬉しかったんです。
この映画を人様に広めるために、少しでもお手伝いをできているなら、
僕の活動休止、完全休養、は、無駄になってない。
日本の、文化的にも、社会的にも、大きな意義のある映画です。
試写会を見た人の間で、各所で、絶賛されているし、
僕は、試写会を見終わったお客様の表情をたくさん見てる。
多くの人が観て、SNSで感想を広げていったら、大きなムーブメントになる。
それを信じられる映画です。
観てほしい、、ただただ、観てほしいのです。
何万円もかかる事じゃない、有遠くに出かけなければ観られないものでものない、
全国340カ所以上でやってる。
映画なんて久しぶりって人も結構多いのじゃないかな、
2時間半、映像の世界に、2時間半、浸りきって観てほしい。

エンターティンメントは、
作り手、興行者、には提供することしかできません。
本当に大傑作であっても、観る人がいなければ埋もれてしまいます。
歴史にのる映画を作り提供できるのは制作者、出演者、興行者、だけど、
それが「文化」にできるのは、観る人です。
観る人にしかできない。
日本映画の歴史、という文化を最後に決定づけるのは、観る人、だけなんです。
どうぞ、観てください。
この映画、日本映画の歴史に押し上げてください。