明日、22日、昨年5月に発売した、アルバム

「Now and Back Then」
    
と、短いシーンではあっても本当にハリウッドデビューしちゃった映画挿入歌の、

「GATEMAN」
     
Apple、 Spotify、 Amazon、LINE、

レコチョク、AWA、YOUTUBEなど、、、
ほとんどの大手音楽サービスで、配信開始。
インスタ、Tiktok でも動画制作にご利用いただけるようになります。


(一部サービスで、配信開始が数日遅れることがあります)
  



エミール・ハーシュ
スティーブン・ドーフ
ダブル主演

リュウヘイ・キタムラ作品で、自分の音楽が流れる日が来るなんてなぁ、、、

   

   

 

そて、ここしばらく、ガンガンお伝えしている、
映画「天間荘の三姉妹」
は、10月28日公開。

  


こちらは、永年、夢だ、といろんなとこで語っていた映画出演。

こんな、宝物みたいな映画で叶えてしまった。

ちゃんと名前のクレジットも出してもらっています。
    
夢って叶うものです。
 

 

  

今年、目の不調で2度手術して、
6月の終わりに一度は完全復活!!の狼煙を上げたものの、
絶好調!!って、はしゃいでたら、コロナ発症。

結構タチ悪く、長引いて後遺症などで、完全活動休止。
今も、後遺症は続いています。
    

    

でも、11月5日の沖縄、GOMEの周年ライブから、少しずつ、復活します。

2時間とか、長時間のライブでなければもうできる。
今の状態でもできることはちゃんとある。

   
少しずつでも、完全に復活します。
今、そのために日夜鍛えてます。

 

今年は、悪いことが起こっている、

とも思っていません。

ただの、過程、です。

それも人生です。
     
そんなに簡単に僕はへこたれないのです。
そして、また、これから、すごいこといっぱい起こして行きます。
  

鬱病だった時代があります。
抗うつ剤で薬漬けになっていた。
原因はわからなかった。
なんの不満も、なんの不安もないつもりだった。
突然、おかしくなって、いわゆるPTSDを発症するようになった。
(PTSDはもっと昔からあったけれど、十分に克服できているつもりでいた)、
 

    
夜寝ても、30分起きに目が覚めて、漠然とした不安感に苛まれて、うとうととしか眠れず、
体も弱っていつも風邪をひいていて、体が辛くて、
原因がわからない、不満もないし、何を不安に思っているのかもわからないから
どこに寄り掛かったらいいのかもわからなかった。
   

  
一回リセットできないだろうか、、って思っていた。
どうせなら一回死んでしまった方がよくないか?
どうやったら人に迷惑をかけずに死ねるか?
を、いつも、ふとした時に考えていた時代がありました。

    

  
結局そんな勇気はなかったけれど、発作的に死んでしまう人って、

何かのきっかけでその勇気がでちゃう、というより、一瞬、前後の見境がなくなるんだろうと思う。
      


だから、鬱病で自殺した人を馬鹿にする人が心底嫌いだ。
知らないんだから言うな、
知らない事を、まして人の命がかかった事を、
知った風な口をきくな、と思う。
            

話を戻す。

  

そんな僕を救ったのが歌を作って歌う事だった。

     
IBS、神経性帳過敏症がひどくなって出会った
ドクター・チャクラバーティー、という体のとても小さなインド人で、

ヨーダみたいな感じの胃腸科の専門医に、
   
「本当に自分がやりたいと思ったことをやっていますか?」
「自分の今の生き方に満足していますか?」
「今、自分の周りで本当に心からありがたいと思う事、思いつくままあげてみてごらん」

 
と言われて、まあ、ここにはもっといろんな複雑な経緯があったんだけど、
いろいろ話してるうちに、涙が出てきて涙が出てきて、
なんにも辛い事なんかなかったはずなのに、、なんでだろうって、
モーレツに悲しくなって、
お医者様、とはいえ、初めて出会った人の前で、ボロボロ泣いて、

     

       
「あなたの病気の原因はそれなんです。

 あなたが、これでいい、と思っている裏に、ほんとうは我慢していた事がたくさんある。
 難しい事も辛いこ事もいっぱいやってきたんだろう。

 そのために犠牲にした心がいっぱいある。
 まず、やりたかったことを本気でやってみなさい、
 そして、怖いと思うときは、夜中でも明け方でもいい。

 電話をしてきなさい」
    

      
と言って、当時は珍しかった携帯の電話番号をくれた。
医者とはいえ、なんて勇気だろうと思った。
もちろん、一度も電話しなかった。
絶対に迷惑をかけたくないって、意地があった。
  

    
そこから、歌を歌おうと思った。
   

     
確かに、音楽に集中していると、いろんな症状が軽くなる。
これで助かるかもしれないと思ったのです。
これをやっていたら、僕は死なないで済むかもしれない、と思ったのです。
逆に、これでダメだったら、もうダメなのかもしれない、と思っていました。


そうやって、当時、CDを作る安物の小さな機材を日本から取り寄せて
(オーストラリアでも買えるけど、値段が倍した)


  
これが、本当にプロミュージシャンになるきっかけを作って行ったのです。

    
あの頃、もうダメなのかな、って1日に何回も思った。
  
そこから立ち直ろうと必死だった時に録音した音を、この機材から抽出して、
Now and Back Then  を作った。

半分は、今のギターの弾き語りを入れた。

   

  
「Flower」という歌があります。
まったくのギター1本だけの弾き語りです。
  
CDでは、7曲目、
配信では、前後半を逆にしたので、14曲目

この曲で、僕は、絶対に生きる、と思った。
お恥ずかしい話、この曲を今回録音して、昨年、CDにするためにいろんな音の調整をしている間、当然真剣に聴くわけだけど、途中なんども涙が止まらなくなって、作業を中断した。
   
この歌が出来なかったら、僕はたぶん死んでた。
あの時、生まれ変わりたい、と思った自分の全てがこの歌にあった。


今、鬱で苦しむ人に、知って欲しいのです。
   

   
たぶん、僕のブログ読んでくれている人、病気療養のわりに、随分華やかな生活してるな、って思うだろう。
僕自身がそう思ってるもの。


夢だったこと実現して、会いたかった人に会って、ここにはかけないような人から「大丈夫??」って電話が来たりして、
今、夢の中で生きているような気がします。
         

    

   

「40歳です、オーストラリアに住んで、一流企業に勤めて、

 この地域では比較的高級な住宅地の湖の前の250坪の家に奥さんと二人で住んでいますが、うつ病になりました。
 だから、オーストラリアから日本でシンガーソングライターになりたい」

      

   


そんなめちゃくちゃなわがままな、
馬鹿馬鹿しいくらい、突拍子もない事を行動に移し、
  

  
実際に、ミュージシャンになって日本に帰ってきてから、
   

     
ミスチル桜井和寿さんと二人でステージで歌ったり、
桜井さんとガクMCさんとのユニット、ウカスカジーと3日連続ライブやったり、

   

   
佐藤竹善さんのライブにゲストで出させてもらったり、

    

  

ブラザートムさんにライブのゲストにしてもらったり、



そして、全国300館以上のロードショー映画に出演する、
ハリウッド映画に音楽を提供する、

 

そんな奇跡をことごとく実現させてきた。
  
その全てが、あの時、(Back Then )がなかったら、無いのです。ゼロなのです。

 


悪い事が起こっていたのではない、
僕が本当に進むべき道を、僕の体が、脳が、運が、示していただけだったのかもしれない。
その代償として、苦しみがあったのかもしれない。
  

     
超えたら、強い。
超えられるんです、そして超えたら、強いんです。
   

  
僕は、漠然とした話しかできなくて、理路整然と、理論立てて、どうやって抜け出して来たのか、を話せない。
エピソードくらいしか話せない。歯がゆいと思っています。
それに、正直、今、あの頃のそういう話をするのは、やっぱり怖いです。
そこに戻りたくない、ってのがある。完全に抜け出す、って難しいものです。

   
でも、いつか、ちゃんとそんなお話ができたらなぁ、、って思ったりします。



また、宣伝に戻ります。

明日、10月22日
アルバム 「Now and Back Then」

 


シングル「GATEMAN」

 



配信スタート!

一部の音楽サービスで、遅れる場合があります。
そのために、上記URLは、あくまで「配信予定」となっているようです。