友人や、だいぶ前から僕のことを知ってくれている人にはわりとおなじみの話だけど、
   
オーストラリアに、約18年間、住んでいたんですね。
   
20歳から21歳にかけて、1年ちょっと
その後、22歳から、これはもう時効だから言えることだけど、その時は観光ビザでほぼ違法に働きながら、1年くらい。
そして1996年から、本格的に永住して2013年まで。
     
これだけで計算すると19年を超えてしまうので19年住んでたって言ってもいいのだけど、2008年くらいからちょいちょい日本に長期で帰って音楽活動を始めてたから、その分を差し引いて、一応18年、って言ってる。
         
    
2000年に永住権を取得して、そのまま完全永住のつもりだったから、2001年に家を買った。        
海まで2キロちょっと、敷地250坪あった。



ベッドルームが4つあって、バストイレも2つあって、リモコンシャッターのガレージが車二台分あって、30人でもBBQできる庭があって、大きなキッチンがあって、大きな椰子の木が二本あってハンモックをかけられて、

    

    
高級住宅地にあったから、僕のうちの車が2台ともミツビシのコンパクトカーなの以外は、近所はたまたま車好きな小金持ち多くて、ポルシェだベンツだマセラティだ、みたいに軒並み高級車が置いてあって、
         

  
日本から遊びに来た古い友人が、

    
「あんた、麻薬売ったりとかしてないだろうなぁ!?」
    
なんて、冗談を言うくらい、日本から来たら、ずいぶんなお金持ちになったように見えたようだった。
   
   
大きなスーパーが三つ入っているショッピングセンターまで、一箇所の信号が青だったら徒歩3分で行けて、
家の前には大きな湖があって、この遊歩道が僕のジョギングコースだった。


    
  
僕の部屋。
ミュージシャン活動を開始した部屋。
  



去年発売した、アルバム 
「Now and Back Then」
9曲目「Fly」からのBack Then (あの頃)パート
ほとんどを、この部屋で録音した音源の中から、壊れずに生きていたファイルを
現在のAI技術で再生し、部分的に録音し直して作っている。
だから、Back Then.

 


       

    

    

今、考えると、なかなかな成功者だよねぇ、、、
もちろん、自分でも、僕は成功者だ、、勝ち組だ、って思ってた。

先行きにもなんの不安もなかった。  

 

 

で、、、なんで、永住家持ってるの???
ってよく言われるんだけど、、、

    

  
僕、実は、いわゆる宝石鑑定士なんですね。
  
「Gemological institute of America   Graduate Gemologist 」
  
という長い名前の資格で、略して G.I.A G.G と言いいます。
宝石屋さん、宝飾品関係者なら誰でもわかる資格です。
 
僕が日本で宝石業界にいた頃、日本語では一般に宝石鑑定士、正式名称的に書く場合「米国宝石学会宝石鑑定鑑別士」なんて言う場合が多かったけれど、  今現在、日本では「米国宝石学会公認宝石学修了士」という言葉を使っているらしい。  

     

     
この資格と、日本での宝石店店長をしていた職歴を元に、永住権を取得した。
最初から話せば、めちゃめちゃ長い紆余曲折がある話なんだけど、まあ、ざっくり言えば宝石鑑定士として永住権とりました、って事です。
   

     
  
ただ、僕のこの資格で永住権を取ったのはオーストラリアでは僕が最初、一人目です。
たぶん、その後もまだいないと思う。
僕がわかっている限り、この資格で永住権を取ったのは、オーストラリア国内で僕だけです。
      

    
      
永住権取得するってのは、、よほど大金持ちか、ない限り、いろんな戦略を練って挑む必要がある。

        
僕は10年近くかけて準備した、全部自分で調べて。
永住権は申請してからも時間がかかるし難しい、ある意味ギャンブルだ、みたいな事を言う人がいるけど、僕は、「僕が取れなきゃ誰も取れない」くらいの意気込みで準備して、自信満々で申請して1ヶ月半くらいで永住権降りた。僕の知る限りは最速、と言っていい。
       
まあ、オーストラリア留学するのに留学エージェントにお願いするようなメンタリティのままだと絶対取れないな。
僕の時代は、の話かもだけど、、誰も情報もあてにならないし、ビザ取得のエージェントみたいな人たちもいたけど、詐欺かな?ってくらい何にも知らなくて、相談しても5分で(なんの役にもたたないな)ってわかるほど低レベルだった。
             

 

   
僕の永住権取得物語、実は結構、いや、客観的に見たらそうとう面白い話かもしれないので、
リクエストがあれば、詳しいお話もそのうちしてみようかな、、なんて思います。
    

   
でも、これ、文字で書いたら、結構な文字数になるなぁ、、、





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