〜歌をうたいましょう〜

2015年の文科省推薦DVDになり、舞鶴公演はNHKでも全国放送された舞台、
「音楽劇 君よ生きて」 の劇中歌です。
     

この歌は、舞台である舞鶴市で、 

引き揚げ船で舞鶴港に入港してくるシベリア抑留帰還者を

 少しでももてなしたいと、集まっていた市民団の中にいた

少女 「チズ」が、行方もしれない生死もわからない、

満州で別れたままの夫の帰りを信じて、小さな子供を連れて、

はるばる青森からやってきたものの、夫を見つけることができず落胆して帰る女性に出会い、

心を痛め、今も日本に帰れず極寒のシベリアで強制労働をさせたれている抑留兵に、

希望の祈りを届けたいと、たった一人残ったステージで、ソロで歌う、

1幕最後のシーンの歌です。 

歌と、静かなギターだけで始まり、
エンディングでにピアノ、ヴァイオリン、パーカッションが入って、
舞台上には、チズ一人しかいない、
静かに終わる1幕でした。

  

もちろん、劇中では、チズ役の女優が歌っていました。  

アルバムの中で、唯一、完全に一発どりの弾き語り、
ギターの音はコンデンサーマイクで拾わず、ギター内臓マイクからケーブルで直接録音、
そして歌にはマイク、というライブ会場での演奏のような録音、
   

   
何日かに分けて、何テイクも録音したですが、

このレコーディング以外では起こったことのない、おかしな電気干渉がでて、
少し、ギターの音に変なところがあったりします。(気づかないかもだけど・・)

  
一発録音のギターの音なので、修正ができず、ライブ録音だし、
むしろこれも「らしく」ていいか、、って事で
そのまま収録しています。

実は、最後の章で少しだけ、劇中で歌われたものと歌詞が違います。
劇中では、一番と同じ繰り返しにしたほうがいいな、
という考えがあってそうしていました。
 
アルバムでは、歌ができた時の歌詞で歌っています。
   
        
 




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