昨日、facebookのライブ配信でちょっと歌いました。
        
まだまだ、ライブで何曲も歌える状態ではないけれど、結構ちゃんと歌えた。

3、4曲のミニライブだったら、今でも、一応はできるんじゃないかな・・・
なんて、ちょっと気持ちが晴れました。
   
あとは、気道の荒れが治れば、体はだるくても歌えるし、
焦らない焦らない。
  
これから、仕事作ろうって思ってる時にコロナになっちゃったから、予定はほとんどない。
復活しなければいけない次の仕事まで、時間もまだ十分ある。
     


  

これに、、食いついてくれる人がいて・・・

   

これね、、、
実は、僕のこの部屋は、半防音、みたいになってる部屋で、
で、ここでいろんな作業をするので、、
奥さんが、こういうのを作って、ドアに貼ってある。



これを外してマイクスタンドにかけて、
「スタジオからライブ配信です、」

っていう、てい(笑

    

    
歌が歌える、というだけで、とりあえずはまず幸せになれる。
  
    
「Coda あいのうた」
    
という映画があります。
今年の3月に行われたアカデミー賞で作品賞を撮った映画。
なんと、いわゆる劇場公開ではなく、配信作品でアカデミー賞、という快挙らしいです。
  
今、アマゾンプライムに入っている。

「Coda」は
Child of Deaf Adults の略。
つまり「耳が聞こえない障害者の子供」という意味で、僕は知らなかったけれど普通に使う英語だそうです。
     

     
タイトル通り、聾唖の漁師家族の物語、
たった一人、健常者の娘が、実は歌の才能があって・・・
でも、家族には歌を聴くことができずその才能もどう信じていいのかわからず、
障害者の中で唯一耳の聞こえる娘に頼らざるおえない事と、
本人の本当の希望との狭間で、、、
    
みたいなドラマなのだけど、
    

   
物語はただただ淡々と進み、
  
でも、舞台となる、割と貧しい漁業街の風情とか、家とか、自然とか、
様々な風景ががなんともキュンとする、いい映像で、
そんな中で、じわじわと引き込まれ、

ラストの、主人公が歌うシーンでは、
なにを泣いているのか全然よくわからないのに、
その歌の美しさに、ただただ、涙が流れてしょうがない、

そういう素晴らしい映画でした。

是非とも見てもらいたい、で、可能であれば、いいスピーカーか、
ヘッドフォンなどを着用の上、観てもらいたい。
  

 

  

主人公がラストに歌う歌は、、ジョニ・ミッチェルの 

「Both side Now」 邦題「青春の光と影」
  
この歌、僕は、知ってはいたけれど、さほどなんとも思った事がなくて、
まあ、あまり印象のない歌、
だったのです。
   

  
それが、この映画観たら、その後、もうこれ、で出しを聴くだけで涙でちゃう(笑
とはいえ、ジョニ・ミッチェルのバージョンじゃなくて、主人公役、
エミリア・ジョーンズという女優さんが歌う、映画の中のバージョンで、の話だけど。


YOUTUBEに、このシーンの動画は出ています。
観ないでほしいんだなぁ、、、
     
このシーン、まず映画で最初に観なかったら、大損だと思う。
そのくらい、大好きなシーンなのです。


決して、面白い映画、ではない。
なんにもエキサイティングじゃない。
でも、じわじわと、なんとも言えない染み渡り方をする映画です。
 
ここしばらくのアカデミー賞では、グリーンブックと並ぶ名作だと思う。

 

 

 

 

 


あ、、、ちなみに、、、

ジョニ・ミッチェルですが、
「この歌に関しては、さほど印象がなかった」というだけで、素晴らしいミュージシャン。
レジェンド中のレジェンドです。

バンドでも歌うけど、若い頃は、よく弾き語りをしてた。
これが、名手、なの。
決して難しいことはしないけれど。名手、と呼ぶにふさわしい演奏をする人なのです。
    

       

      
この曲、あれ??知ってる、でもちょっと違う、、って思う人多いんじゃないかな。
「Big Tellow Taxi 」っていう歌。

ジャネット・ジャクソンの大ヒット曲「Got till its gone 」の元ネタです。

 

 
ギターのチューニングも、やり方、ではなく、
ただ耳で合わせて行く。 達人です。

で、「Big Yellow Taxi 」の後に、続けて、
Codaの中で歌われた「Both side Now」も入っています。
映画の中の歌とは、だいぶ違うイメージなので、これは聴いてもらってもいいよー!!(なにさま)