「トップガン マーヴェリック」見て来た。
内容については一切語りません。
だから、ネタバレも一切ありません。
  


ただただ、最高。
これこそ、映画、これこそ、ハリウッド。
これぞ、トムクルーズ。

かっこよすぎて涙がとまらない。
   

   
一作目のトップガン
  


を見たのは、たぶん、、大学2年の終わりだ。
新宿で、一人で見た覚えがある。
     
当時、映画を観る、といえば必ず一人だった。

小学校時代から、幼馴染の健太郎くんと二人で戦闘機マニアだった。
小学生とは思えないような知識を持っていた。
健太郎は、そのまま海上自衛隊でヘリの操縦士になり、今は家の後を継いで大きな
納豆、こんにゃくを扱う食品会社の社長をしている。

飛行機の知識を競い合い、プラモデルの数を競い合い、
彼の家にはまだ珍しかったVHSのビデオデッキがあり、
なんども巻き戻して戦闘機のビデオを見た。

F14 と、SR 71が大のお気に入りだった。
    
そんなだから、大学時代、
  
トップガンという戦闘機乗りの映画がやる、
しかも主役はF14トムキャット

ってのを知り、もーれつにワクワクして観に行って、、
とてつもない衝撃を受けた。
   

   
小学校時代に愛したF14は、あくまでも飛行機の形をした鉄の塊であり、
ビデオで見たところで、まあ、飛んでるねぇ、、、くらいにしかイメージ湧かなかったものが、戦闘機乗りの人間のドラマがあり、そして、そこに、あくまでも
「戦闘機としてのF14」が出て来て、生き物のように大空を飛び回り、ミサイルを撃つ。
そういうものだ、という知識が、初めて、映画とはいえ、実際に目の前で映像で本来の姿を現わす。
それが、トップガン、という映画体験の最大の衝撃だった。
  
そして、映画には、キャラクターがいる、物語がある、風景がある。
愛すべき、キャラクター、のちが気になるストーリー、
一作目を見た時点で、これ、続編できるな、と思い、期待させられたまま、、、、

36年間。だ。

 


36年間の間に何度見ただろう・・・
  
ゴールドコーストのサーファーズパラダイスの川沿いにあった古いレンタルビデオ屋で2回借りた覚えがある。
自分でビデオを持っていた時代もある。

トップガンで、トム・クルーズは瞬く間に映画界のトップに上り詰め、以降36年間、最高級であり続けて、、
   

   
とうとう、トップガン続編。
やっとみにいけたー。



ほんと、公開と同時に見たいくらいだったんだけど、いろいろあって、
スケジュールと公開時間があわなかったり、行ける!って思ったら、いい席が取れない状態になっていたり、、で、、、

28日の夜12時まで起きて、日が変わってすぐ、発売開始と同時にチケット取って、
IMAX の一番いい場所で、観て来ました。
    

     
例によって、正式に公開されている予告映像以外は一切見ず、
何かしら書いてありそうな文章は一切読まず、
一度、トップガンを見返しただけ、まあやっぱり隅々まで覚えてたけど、、
最低限の予備知識で観に行って、
    

    
もう、とにかく、衝撃です。

かっこよすぎて涙が止まらない、、、って、これ、なんかの感情表現じゃないからね。
本当に、涙出てしょうがないの。 なんか脳みそがバグっちゃう。



なんだなんだこの感情は。
    
でもね、観終わってふと思うと、、
36年近く前、、、、トップガンを見て、それから起こったいろんな事、
それからいろいろ成長して行った自分、

若かったかわいらしいトム・クルーズと、

かっこいいけどやっぱりおじさんになった今のトム・クルーズと、

一緒に、同じ時代を生きて来た思いみたいなものがね、、
この映画から溢れ出るのですよ。
トップガンをリアルタイムで知っている時代に生きられてよかった、って思う。
     

      

   
とにかく、大名作、大傑作です。
そして、これは「映画」です。
    
最近は、映画、もタブレットや、スマホで見られて当たり前になってる。
トム・クルーズが、テレビで見て欲しく無い、って言ってた。
ものすごく気持ちがわかる。
この映画を、小さな画面で、家で、周りに家具があって、灯りもあって、外の騒音も聴こえて、
途中で止める事もできて、、、
そうやってみたら、良さは半減じゃあ、、済まない。

映画は、一回にそれなりの料金払って、映画館でみてこそなんだ、って、改めて思った。
文化、ってそう言う事なんだろうと思う。
便利さに文化が負けるとき、人間が失うものはでかいな。
   

  
嬉しいのは、最近、映画館のスマホマナー、よくなったね。
前に、それで腹立てるのが嫌で、映画館から足が遠のいてる、って話を書いたことがある。
最近は随分いいと思う、少なくともここしばらく映画館でその手の残念さはなくなった。
これなら映画館に行ける。
    

必見。