2年前の4月30日。 
新型コロナの非常事態宣言下、仕事のほとんどを失った僕は一本の動画をUPした。
  
未曾有の危機、不安の中でカリカリしている人たち、せめて僕を知ってくれている人たちにだけでも、
おかべかや の歌声を届けたいと思いたってのことだった。

          
     

   
その1年ほど前に、

「お前知ってるか?すごいのがお前の歌うたってるぞ」

と、音楽関係の友人が、まだ16歳だったかやが
決してうまくないギターで、コードもやりやすいように少し変えて、
かやが、ライブで僕の歌を歌っている動画を送ってきた。
16歳の少女が歌うメッセージは、少し残念な事に、またファンのみなさんに申し訳ないとも思いつつ、正直、僕、ユウサミイ本人が歌うメッセージよりずっといい、とすら思えた。

それが、この動画だ。
 

 

     

     
それがあまりにも嬉しくて、お礼のメッセージを入れた。
   

そして、1年。
世の中がコロナの猛威で戦々恐々とするなか、仕事奪われ、さてどうしたものかと考えている時、ふと、かやの歌声を思い出した。
テレワーク、という言葉が巷に溢れかえるようになった頃だ。
  
スマホのテレワークでメッセージの動画を作り、かやの歌声を届けたい。
そう思って、18歳になっていたかやに連絡をとり、動画を作った。

まずスマホ動画でギター演奏を撮影し、それをかやに送り、
演奏に合わせて、かやが歌の動画を撮影して僕に送り返し、
編集して一本の動画にした。

 

 

    

    
facebookでたくさんのコメントをもらい、音源化してほしい、というリクエストも多かった。
いっそ、2020年4月、その時の社会状況をそのまま残す形で、と思い、
この、スマホ動画録音の音源を、そのまま音源として配信に出した。

 

 

ジャケットは、実はかや本人が描いている。
 
今も、
Apple music  Spotify  Amazon music  レコチョク、LINE MUSICなど、
ほとんどの音楽配信サイトで、ストリーミングでも聴けるし、
ダウンロードもできます。
   

         
あれから2年。
未だ、コロナの影響は色濃くあるし、終息もみえていない。
それでも世の中は、ライブも少しずつ普通に戻り始めた。
       

   
僕は、目は、視力は落ちたものの、ほぼ元にもどったと言っていい状態まで回復した。
  
なのに、いろんな事情から、まだ復帰が見えないでいます。
もう少しでもう少しで、と思いながら、不測の事態、というのか、、なかなか前に進めない。
完全に復帰できたらいろいろお話ししたいと思います。
     

今、自分が作ったこの歌を、かやの歌声で聴く時、
自分の書いた歌詞が、ものすごく心にしみるなぁ、なんて思ったりしてる。