ガクエムシーさんのライブにいった。

  

     
    
奇跡のような2019年のクリスマス。

  
ここからもっと夢を広げていけると思ったほんの2ヶ月後、
2020年2月、全てをひっくり返したパンデミックが起こった。
      

   
思うようにライブができなかったのはガクさんも同じ。
いや、ガクさんの方がダメージはずっと大きかったはずだ。
        

     
最高に楽しいステージ、軽快なトークの合間合間に、ツアー再開までの苦悩をトツトツと語っていた。
大掛かりなイベントもたくさん白紙になり、ここはいっそ気分を切り替えて、今だからできる事って、思いっきりゆっくりしようって思ったものの、突然に何もしない何もできない日々。
いつの間にか知らずに溜まったストレスで、ある日、体に原因不明の異変を起こし、救急車で運ばれたそうだ。
   
そして、コロナ感染、さらに腕を骨折。
    

     
ガクさんの面白いところは、負った右腕のレントゲン写真を、
Tシャツにしちゃう(笑

しかも、ネーミングが、

タチコロ骨Tシャツ


ライブ後半は、メンバー全員これでステージ。
こりゃ、もう記念に欲しいでしょ。
     
夏に半ズボンでだぶだぶで着ようと思ってXLを買った。

ちなみに、ウカスカジー相方の桜井和寿さんも持ってるから、
ガクエムシーファン、桜井ファン、ミスチル、ウカスカジーファンは、絶対持ってなきゃだめよ。
ここで、売ってる。在庫残ってるうちにどうぞ。
一緒に着よう!

 

 


ここ最近、やるぞ!って気持ちがすごく空回りしていた。
やるぞ、って奮い立たせないと、腐ってしまいそうで、とにかく何かをするぞ、って、
1日中、サブスク情報サイト作ったり、海外のラジオ局にメール書いたり、それなりに忙しくしていた。
 

         
目の手術も終えて、回復したらすぐ復活するつもりでいた。
当然できるつもりでいた。
ブログでもfacebookでも、5月には、いや早ければ四月中にもライブ復活、って言ってたし、そうできるつもりでいた。
               
目の問題で弱ったところに、コロナで長く抑えてきたストレスとか、一気にきたのだろう。
2度目の手術を終えた後、順調に回復はしてきているものの、他にいろいろ支障がでて、まだライブ復帰がしっかり見えないんです。30分程度のライブならなんとかなる、今のままではまだフルのライブはできない。
   
体力、だけの問題じゃなかった、その状況を迎えなければわからない事がいろいろあった。
 
一刻も早く復帰する。そういう心は強く持ち続けているものの、
ここ1週間くらい、思うように道が開けないことに、焦っている、腐っている、そう自分で思っていた。

復活します!! ミニライブで復帰しました!
と言ってから、その次の段階に持っていけない事に、ものすごく苛立っていました。

      

立ち上がるために人は転ぶ


    

    
このアルバムに「You are the Best」という曲がある。

 

フレー、フレー、
     
会場全員で、右手を振って、コロナ対策で声は出せないから、
マスクの中で、そーっと一緒に歌う
  
でも、会場全員で手を振る。
ガクさんと一緒に、手を振る。
  
自分に送った、フレーフレー

恥ずかしい話ですが、涙がでました。
   

     
ガクさんも頑張ってツアーに戻ってきた。そして、フレーフレーって手を振ってる。
僕は、今、思ったより時間がかかったり、他の問題も起きたり、
すこし停滞しているけれど、ちゃんと元に戻せる自信だってある。
  
まだ、全然やれる。
少しも諦めてない。 腐ってなんかいない。
ちゃんと前向いてる。

俺、停滞はしてないじゃないか。

って思った。

そしたら、会場全員のフレーフレーが、自分に向いているような気さえした。



素晴らしいライブでした。
最高に力をもらいました。
音楽を楽しむ、それだけじゃなくて、
こんなにライブから「力」をもらったのは初めてでした。


ライブ後、バンドメンバーとも久しぶりに話し、

ガクさんと、MIFA社長の小川さんに、

「今日の You are the Best を絶対に忘れない」

と誓ってきました。
 
「また一緒にやりましょう」
ガクさんが言ってくれました。


必ず、サバイブ。 
焦るより、確実に復活。
ガクさんありがとう。