やっと、ほんとうにやっと

「007 ノー・タイム・トゥ・ダイ

観て来ました。
   

   
公開日の朝一で、ここしばらくいっつもつるんでいる
北村龍平&ブラザーズが観に行ってて、、
すごい羨ましかったんだけど、
     

      
僕はなにかと思うように時間が取れず・・
ほら、向こうは上映時間の決まってる物でしょ、
もちょっと早くならない??とか言えないじゃない。

なかなか時間を合わせられず、おととい、ふと思い立って
もう、今行くしかない、って、最終の回23時10分に終わるやつ、
行って来ました。



うーん、、、、もう、のっけから最高すぎる。
というか、ほんとに、007はオープニングが命だよねぇ、、
まず、いきなりぶっ飛ばす、
そっから入らなきゃね、やっぱり。
    

         
このバイクのシーン、

    
急な石の階段を、大排気量のパワーでぶっ飛ばして駆け上がり、
吹き飛ぶような放物線を描くトライアンフの1200。

もー、、、こんなの、大スクリーンで観せられたらチビるしかないでしょ。
   
        
適役、ラミ・マレック

バンドオブブラザース、Mr.Robotからずっと好きだった役者。
ボヘミアンラプソディの第抜擢を経て、
こんなにビッグスターになるなんてなぁ、、、



今回も、もれなくそつなく気持ち悪かった!!!
    

   
007はそもそも話の中でいろんのもの繋がっているけれど、
とくに、ダニエル・クレイグになってから、一昨ずつの話のつながりが大きい。
毎回楽しみにして来た分、レギュラーの登場人物への思い入れも大きい。
 
マドレーヌも、マニーペニーも、Qも、年取ったなぁ、、、
その中で、遺影の中のヴェスパーだけが若いのもなんだか印象的だった。   
  
     
  
ダニエルク・レイグの前の、5代目ボンド
ピアーズ・ブロスナン



ハンサムボンドの代表格の跡を継いで、あのルックス
(ダニエル・クレイグ男前だとは思うけど、
 一般的なハンサムとはちょっと違う)


一番背が低かったロジャー・ムーアですら、186センチあった。
ダニエル・クレイグは 178センチ、圧倒的に小さいし、
正直もっと小さくないか??って思う。

一作目「カジノ・ロワイヤル」公開前は、
   
チビだ、ブサイクだ、

なんでこんな役者をボンドに??
 
メディアはこぞって笑てった、、
よく覚えてる。
僕も、映画を観る前は、
  
「え・・・・??この人が??」
  
って、びっくりしたのを覚えてる。
あまりにも、それまでもジェームズ・ボンドとイメージがかけ離れてた。

   
それでも、確か「ムーンレイカー」くらいから、ずっと一人で必ず映画館で見て来た
007シリーズ、
やっぱり見ようって、公開すぐに「カジノ・ロワイヤル」を観に行って
あの衝撃は忘れないなぁ、、、
    

    
今までの誰よりも、ワイルドで、強面で、

    

   
今までの誰よりも情にもろくて


一番下品で、一番カッコ悪くて


走る姿はネコ科の動物のようで、

   

    
あんまり観たことのないタイプの
おっかねえ体のマッチョで



スーツの着こなしがこれ以上ないくらいかっこいい。


そう言えば、、トムフォードの高級スーツ着てアクションシーンで
一発でスーツがダメになるのが忍びない、って
インタビューで言ってたな・・・

    


完璧すぎまました。
散々の前評判だった、ダニエル・クレイグの007は、
もう、かっこ悪いところまで全てがかっこいい、
最強のジェームズ・ボンドだった。


今回の ノー・タイム・トゥ・ダイ

ダニエル・クレイグ最後のジェームズボンド
   

     
    
ひとつ、期待していなかった驚きが、、、 
       
    
なんだろう、、これ、どう言えばいいだろう、、
ダニエル・クレイグ過去4作に感じなかった、
そもそもの「007感」が今回はあった。
         
これは異論もあるだろうけれど、、
ダニエルクレイグ最終作にして、第一昨目「Dr.No」や、
ロジャームーア時代のやりすぎ感のある、
どこかマンガチックな古き良き007を感じたのね。
  
ダニエル・クレイグのボンドでは、やや控えめだった
コミカルなジョークも今回はふんだんに入って、
逆に、なんか、寂しいな、
これで、ダニエルクレイグのボンドが終わるのか、、、
って、すごく寂しくなってしまいました。
      
もうすぐ上映も終わるのかなぁ、、、
もう一回観たい。

なんかね、観終わってから、、
最後だったんだ・・・

ってなって、すごい寂しい。
もう一回、これで最後だ、って覚悟して、
もう一回観たい。


それと、、まだ観ていない方、、
もし、みるなら、必ずエンドロールが終わるまで見てください。

僕見に行って、6割くらいのお客さんは、エンドロール途中で帰った。
最後にあるメッセージ、観ないで帰った。