新しいギターを、
           

      
買った、のではなくて、、プレゼントしていただきました。
尊敬する先輩であり、大事な親友であり、みたいな人。
ほんと、長いことお世話になりっぱなしなのに、
その上、ギター買ってもらいました。


一回、入念に下見をして、イシバシ楽器さんには2本取り置きしてもらっていたけど、
もう、昨日の朝には、ああ、あっちだなぁ、、
って心は決まってしまってたなぁ、、
     
これ。



    
こういう、濃い茶色、全くノーマークだった。
こう言う感じは考えてもいなかったのね。

しかも指板がアコーステックギターには珍しい白木。
サテンボックス、という木材だそうです。
このブランドがそういうの出してるのは知ってたけど、、
最初は予想もしなかった、というか、、、
自分で持つことになるとはビックり、、、
弾くまではちょっと偏見あったし(笑



Cole Clark (コールクラーク)
というオーストラリアのブランドです。

僕は実は一時期、
このブランドのデモンストレーター
やってたことがある。



東京ビッグサイトとかで、楽器フェアってのがあって、
TMC社、という当時の代理店が出展するわけです。
で、そこで、楽器の構造とか説明をして、
実際に演奏するの。
そういうのやってた。
なつかしーなー、
社長や専務、スタッフのみなさん
とってもいい人たちだった。
    
  

だから、一番自分にはよくなじんでる楽器。

    

      
最初は、このタイプ、
同じコールクラークでも、ちょっと小さめで丸っこい、


 これ、にしようと思ってた。
で、実物もあった、


実際弾いてみた。悪くない。
いや、全然悪くないんだけど、なんかしっくりこない。

まず、、そこで気づいちゃったのが、
僕、あんまりこう、、、


キラキラついてんのが、、、、
あんまり好きになれない・・・
    
   
で、、、
せっかくの機会だから、
ここはアコースティックギターの王様
     

    
マーチンか!!
と、、、

で、、マーチンのD28のいいのがあって、
それに、マイクつけて云々、って話もしてみた、、
  
  
いいんです。
もう、誰に聴かせたって、これぞアコギ、っていう、
いい音がする。
ただ、、、、


うちには、、山崎拓巳さんのマーチンがあって、、、


いや、返すんだよ、
返すんだけどね、、、ちゃんと返すし、、

でも、

なんか、拓巳マーチンの方が、
いいよね、、、

って思っちゃったのと、、

僕、ブランディングとしては、

マーチン、ギブソンの人
ではないよな、、
    
ってのもあったりで、、、
散々悩んで却下。

     
オべーションも、もうこれだけあればいいです、
ってお気に入りがあるし、、、


ほんとうに、欲しいのはどれ??

ってなると、

コールクラークなのですね、結局。

2本すでに持ってるのに??
って言われちゃうだろうけれど、


同じブランドでも、方個性としは近くても、
一本ずつ、時代も木も違う。



左が今までのメインギター、
ずいぶん育て上げた分、少し傷みもでてるので、
この後、しばらく入院です。
    
右は、初期のメインギター、これはもういつでも即戦力だけど、
実は一番クセのつよい音がする。
    
で、真ん中は、今日きたこれからのメイン。
ギター、時間が経つと音が変わってくるもので、最初はあんまり鳴りが良くなかったり、ってこともあるけど、これは、現時点で十分に良く鳴ってる。
    
         
変な言い方しますが、、、
このコールクラークというブランドは、あんまり生音がいいギターではないんです。
       
悪い、って言う事ではないよ、このギターなりのいい音。
     
でも「アコギらしい鳴りのいい」ギターではない。
ただ、マイクで出した時に、ものすごい安定感があって、どちらかといえば、
     
ライブで使ってナンボ

ってギター。
 
LPレコード制作が終わったあと、僕は少し用事もたまってるけれど、
合間縫って、そろそろ、小さなライブから復活したい。

ニューギター、お披露目するのも楽しみだなぁ・・


そんなわけで、
新しい相棒、、どうぞよろしくお願いします。


それから、ギター弾いてて、コールクラーク興味ある、
って方いたら、遠慮なく質問でもなんでも言ってください。
      

   
アタキシはそもそも、デモンストレーターやってた人ですし、
わざわざメルボルン本社工場まで行って、、
そこに、たまたまきてたスーパーバイザーで、
BBキングともやったりしてた、ロイドスピーゲルに会っちゃって、
突然セッションしちゃったりしたくらいで、、

 




ミスチルの桜井さんと2人でライブ演奏の時は、
桜井さん、あの3本ある写真の右のやつもってるもので、
全く同じモデルのギター2本でやりましょう、ってことになって、
すこし、コールクラークの話で盛り上がったり、、
    

 

  

クセのある楽器だけど、、
このギター、もっと日本で、広めたい。
 

だから、コールクラーク、まあ高価なギターではあるけど、
欲しいな、って思う人がいたら、是非おすすめしたいし、
なんでも聴いて欲しい。
   

   
最初に買ったのが、2007年だったと思う。
当時は誰も知らなくて、
ブリスベンのバーで弾き語りしてるやつを見つけて、
すげー!!って思って、翌日に買いに行った。
それ以来の付き合いだから、結構長いんで。

イシバシ楽器渋谷店のストアマネージャー、
藤本さんも、頼りになるよー。




ニューギター。
ライブで、お披露目できる日がたのしみです!!!