コロナになる前は、毎年のようにオーストラリアに3週間行ってた。
2019年が、忙しくて、1週間くらいしかいけないな、って思ったから、
   
「今年は諦めて、その分来年は豪遊だ!!」

なんて、思って行かなかったから、
最後に行ったのが2018年、という残念な状態のままになってる。
 
3週間だから、
結構メルボルンにも遊びに行くんだけど、

ある時、メルボルンのぼろい雑貨屋で、
レコードで作ったバッグ、を見つけた。



これ、、なんと、、、日本のレコード。

レベッカの
「ラズベリードリーム」

LPではなく、12インチシングルだ。



お店のおばさんに、それ、日本のレコードでしょ??
って言われて、レベッカについて説明したりして、、
でも、買わなかった。
 
なんか、記念に買っておけばよかったなぁ、、




  
        
そんなに、大袈裟な発表にするつもりもなかったのだけど、
まあ、いろいろありまして。
こないだからずっと音楽制作が、、って言ってるのは、、、

CDでもなく、
音楽配信、ストリーミング、でもなく、、


なんと、、、、
アナログレコードです。


そう、アナログレコードを出します。


12月16日発売予定です。
また、詳しくはお知らせするけれど、、
とりあえず、今日は、、

レコードを出す、

というマジで??っていうお知らせ。

ちなみに、ですが、

レコードプレーヤーを持っていなくても、
音楽自体は聴ける方法を導入します。
(これも詳細はいずれ)
だから、レコードで聴けなくても、
レコードに入っている音、は、聴けます。

で、、、、


ここ重要、重要だけど、詳しくはまだ話せない。


レコードには歌詞カードに、
「ライナーノーツ」と言って、
音楽評論家などが、レコードの解説をしたり、
アーティストの知り合いのアーティストなどが、
ちょっとしたエピソードコラム的なもの書いてたり、
そんな、短い読み物がついていました。


これを、、


え!!!

っていう、人が、書いてくれます。
  
これは、誰が書いてくれるのか、、、
お知らせはまだまだ、先のお楽しみ。
      
    
        
  
  
アナログレコード、、、
え?? 今ですか、、、
って感じかもしれないけど、、
実は、アナログレコード、今、すごい人気になってきているんです。

 

 
  
   
まあ、僕の場合は、そうい時代の流れに乗ろう、とかではなくて、、、、


CDが主流になった、すなわち、アナログレコードの売り上げを抜いたのは、
1988年です。
僕が、初めてオーストラリアに行った年です。
    

   
だから、、20歳くらいまで、
ずっと、レコードがメインだった。

オーストラリアに行った時も、
レコードから音楽をカセットテープに録音して、




バスの中で、聴いてたなぁ、、、
  
ポリスとか、
シンプルマインズとか、
トーキングヘッズとか、

途中で、出会った日本人の女の子に、長渕剛のテープをもらって、
オーストラリアの荒野を走るバスの中で、
久しぶりにStay Dream 聴いて、
本当に涙がでた。それほど感動した。

 
レコードとカセットテープとFMラジオ。
  
それが、若い僕にとっての音楽のあり方だった。
 

今はほんとうに便利になったね。

制作中に、主に、ミキシングに関して少しヒントが欲しい、って時に、
 YOUTUBEで、ヒントになりそうな曲を調べ、
iTunes で、一回買う。
 
外にでなくても、家で、世界中の音楽がボタン一つで、250円とかで、手に入ってしまう。
素晴らしい事だと思っています。
だからこそ、僕なんかも今、こうやって音楽で生活できている。


でも、なんか、やっぱりどこかで、
昔、LPレコードを丁寧にジャケットから出して、
ターンテーブルにおいて、

30㎝四方のジャケットを見ながら、聴く。
そういう、


聴く!!!

という楽しさが、レコードにはもっと大きくあったように思う。





こんな溝を、針が通って伝わった振動を増幅して、



それが、音楽になっている。  
不思議だよねぇ、、、

いや、そりゃ、CDもストリーミングもすごい不思議だけど、、
今となっては、むしろ、アナログレコードの方が不思議・・・・
       


   

音質がどうこう、正直、僕にはあんまりわかりません。
だって、その当時、そんないいステレオセットを持っていたわけじゃないし、
オーディオマニアの方々のように、知識もない。
だから、本当はレコードの方が音質がいいんだよ、、、
なんて、僕が言えた義理でもない、
   
ただ、レコードにある、レコードにしかない、
様式美、みたいなものは、圧倒的に魅力的だった。
大きいレコード買ってきて、
大した音質でもないステレオだけど、
それで、聴いた音楽の楽しさ、が、今の僕を作ったと思う。


その、レコード、を作るんだ。
夢だった、レコード、から、自分の歌が流れるんだ。
    

    

   

これからまだまだ、やらなきゃ行けない事、
考えなければ行けない事いっぱいあるけど、

ひとつ、夢がかなうんです。
しかも、すごいライナーノーツ付きで。
   
       
正直、高額になります。
まず売れる事、を考えて安くで出す傾向にあるけど、
僕は、それ絶対にしたくない。
CDより時間少なくて、CDの倍くらいの値段になるだろう。
       
でも、おっきなジャケットと、
レコード、という圧倒的な存在感で来る。
わかってくれる人しか買ってもらえないかもしんない。       
だから、コレクターズアイテムみたいなものになるだろう。
 
でも、

ユウサミイの「レコード」持ってる、

を自慢できるようなものを作ればそれでいい事だ。
がんばります。


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ユウサミイのCD