今の職業「ミュージシャン」は、僕にとって、
いわゆる「天職」だと思っています。
     


   

若い頃から、バイトばっかりしてて、、、

セブンイレブンや、ミスタードーナツ、居酒屋の店員、

みたいな学生バイトの定番から、

    
鳶職、キャバレーの黒服、
商品取引の電話アポイント、

大学生なのに新入社員説明かの説明員やったり、

キャバ嬢のスカウト、探偵の下調査用員、
もちろんミュージシャンのバイトもあった、
ぬいぐるみきて、手だけだしてベース弾いてたり、
ギターもって弾いてるフリだけするのとかもあったし、
  
オーストラリアで、ほんとはいけないんだけど
ちいさなユースホステルのオーナーが3日間だけ、出かけたいから、
という理由で、3日間だけ、ユースホステルにくるゲストの世話をしたり、
(ほとんど英語しゃべれないのに・・)
     
そんな、わりと一般的ではないバイトもいろいろやりました。

 

      
この年まで、一度もやったことがなくて、ずっとやってみたい、
と思っている憧れの職業があります。
   
フランス料理のギャルソン的な、
いわゆる、レストランのウエイター。
    
ギャルソンは本来「その道のプロフェッショナル」の仕事ですから、
バイトでできるような商売ではない。

   
ずいぶん、以前、

「王様のレストラン」

という、松本幸四郎(現:松本白鸚) で、三谷幸喜のドラマがあって、
松本幸四郎扮するギャルソンがモーレツにかっこよかったわけですが、





さすがにそんなレベルの話ではない。
だって、そんな知識も技術もないもん。

もちょっと気軽で気やすいレストランの、
でもちゃんとしたギャルソン的な格好もしてて、
っていう、

「ウエイターのおっちゃん」

になりたい、と思うのです。
 
とは言え、ワタクシ、予定が立ちづらい商売で、、
かつ、忙しい時は、へべれけに忙しい人なので、
当然ながら、フルタイムや、パートタイムであっても
基本普通にバイトに行ける、という気軽な時間設定の人でもないもので、


まあ、現実的に不可能なんですね。
    
ウエイターってのは、接客の前に、まず、
店のことをいろいろ知らなければいけないし、
料理のことも理解していなければならないし、
      
ただ、注文聞いて料理もってきゃいいってもんじゃあない。
 
だいたい、今から、立ち仕事って相当きついよね、
まあ、ずっとたち仕事だった人間なので、そうでない人よりは
順応しやすいだろうけど・・・


 
でも、いつか、なにかで機会があったら、
小さなレストランの(ちいさな、が大事)ウエイター
やってみたい。
あくまでも、バイトで。
こんなカッコして、、


    
「こちらのお料理に合う、赤ワイン、でございますね、
 当店ソムリエが常駐してございます。
 ワタクシめよりも、ずっとたよりになるのではないかと(微笑
 ただいまお呼びいたします、ので、そちらにお申し付けくださいませ。
 スィ! ソムリエール!! 」
       

 
なーんて事をですね、、
言ってみたいわけですよ、、イキったいやらしい笑顔で。

           

まあ、、こんなおじさんだと、そもそも、もう雇ってもらえないか・・・