本日、サンプルが出来上がり、久米繊維工業に取りいってまいりました。
送ってもらっても良かったけれど、いろいろ相談したい事もあったので・・・
レディスのSサイズ、すごくいい！
そして、やや大きめ、Lサイズにした僕用サンプル。
軽くて、すっごい着やすい。
僕は結構、胸板厚い人なんで、、
もっと大きく、XLや、３Lにしてたっぷり、でもいいかも。
って思った。
ほんとに思い通りにできたな、、、
って思ったんです。
ところが、、、
ここで、まず、第一の問題がでた。
緊急事態宣言的事情もあり、、、
納期が想定より大幅に遅れる事が判明。
16日に発注したとしても、納期は盆明けになってしまう。
8月18日とか。
まあ、でも、それはもう今仕方のない事。
とりあえずいいものが出来たし、と、
意気揚々と、家に帰りました。
そこで・・・・・
これは「問題」ではない、当たり前の事なんだけど、
このままでは、納得いかない事、が発生。
レディスのSを奥さんに着てもらったんです。
ブラトップの上から着てこんな感じ、
いいじゃない！！！
サイズ感もぴったりだし、いい！！
って、僕は思った。
すごい喜んだ。
ところが奥さんから、、、
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若い子は、これで全然いいと思う。
でも、私たちの年齢の人の中には、
この透け方は嫌がる人がいっぱいいると思う。
と・・・。
奥さんは、
自分は全然これでいい。
自分はこれで、普通に着ちゃうしなんにもおかしいと思わない。
でも、嫌がる人はきっと沢山出てくる。
買ってしまってから、すいぶん透けるなぁ、、って思ったら
安い値段のTシャツじゃないし、
がっかりさせてしまうと思う。
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普通の50代主婦の意見。
大事。
夏だから、一番暑い時期に間に合わせたかった。
そもそもこのTシャツは薄手なんです。
薄手で空気を纏ってるような軽いTシャツに自分デザインの絵、
っていうのが、僕の作りたい物だった。
薄手だから、白ならすこし透けて当たり前、
そんなの、中にブラトップとか着てんだし、問題ない、
だって、街にそういう女子いっぱいいるじゃないか・・・
ってのは、あくまで僕の言い分、僕の感覚でしかない。
人には好みってある。それぞれの尺度がある。
いや、このTシャツはこういうものなんです、
って言うのだって、もちろんありだろう。
でも、今回は、できるだけいろんな人に対応できるようにしたいんです。
初めてだからこそ、慎重に。
一番簡単な解決法は、別の会社使う事。
別の会社の、どかんと厚手のちょっとごわごわTシャツでやっちゃうとか、
ユニクロでも作れる。ユニクロのTシャツそれはそれでいいし。
でも、今回の物は、久米繊維で作りたい。
ここ、一番妥協したくない。
発売が遅くなったって、誰にも迷惑はかからないし、
それに、Tシャツって、もう季節商品じゃないし。
少し、しっかり考え直すことにしました。
とは言え、もう、動いてます。
久米繊維さんと電話で相談して、まず一つのアイデア、
白だけ！！
って考えてたのをやめる。
黒をだす。
黒字に白線、で作ってくれる、とのことでした。
白限定で、って考えてたから、試しもしなかった。
やってみないで決めつけるってよくないね、、
黒、デザインしてみたら、いいぢゃん・・・・・
一応、これで「白は透ける問題」は解決だけれど、
後もう一つ、久米繊維さんに相談したい事がある。
これさえクリアーしたら、
再度、サンプルを作るのに、１週間。
そこから、受注して、発注して、納品はたぶん9月上旬になってしまうだろう。
1ヶ月も遅れる。 残念ではある。
でも、自分ブランドだもの、納得して出したいから、
「もうすぐです、もうすぐです」
って、口ばっかりですいませんでした。
後、早くても、サンプルができて発売まで１０日ほどかかり、
それから、5日間くらい受注して、発注、
そこから、納品まで約１ヶ月。
Tシャツなのに買ってから１ヶ月も待たせることになる。
ご購入いただいても、お手元に届くのは、たぶん、9月になります。
やっぱり心苦しい。
でも、その代わり、他のどこにも売ってない、
ユウサミイストア限定。
僕が、僕の手描きでデザイン画描いて、
この会社の職人さんが作る。
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久米繊維工業 オフィシャルサイトより。
JAPAN QUALITY
“すべては、幾久しく ご愛用いただくために”
誇りを持った日本の職人ならではの、きめ細やかな心配り。
心を込めた一つ一つの工程の積み重ねが、
信頼の品質をつくり上げて行きます。
わたしたち久米繊維工業株式会社は、半世紀にわたってＴシャツを作り続けてきた経験をもとに、素材選びから、カッティング、縫製、仕上げまで、熟練した日本の職人ならではの、きめ細やかな心配りを各所に施しています。
優れた技術を持つ紡績会社の手で紡がれ、国内で丁寧に編まれた生地は肌触りに優れるだけでなく耐久性も兼ね備えています。
また、袖口、裾部分の縫製に、あえて天地引きを多用するのも経験に基づいた意味ある仕様の中の一つ。
このＴシャツ着脱時の瞬間の強い引っ張りに耐える縫製方法により、ホツレ、糸切れの可能性を低減し、永年の着用に応えています。
お気に入りのＴシャツほど着用の機会も増え、自然と洗濯の回数も増えていくことと思います。
着るごとに愛着や味わいが増していく、永いご愛用に応える確かな日本のものづくり・・・
それが、私たちの誇りであり目指しているものです。
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待ったけど、、買って良かったって思ってもらえる物にします。
お時間、もう少しくださいませ。
そうそう、久米繊維工業、社長さん、
松重豊さんのラジオ番組にでてたらしいです。
1週間はradiko で聴けますよ。