アルバカーキから来た動画は、
後半にあります。
       

そこまで飛ばしてもらってもいいよー。
     
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前半「NOW」 弾き語り集の最後に
  
「おやすみなさい」
       
という曲があります。


        
アルバム製作中、いや、たぶん去年くらいからずっと、
歌にして残したいと思う事っていうのがずっとあって、
頭の2小節、
      
人に影があり 心には闇もあり
           
という歌詞とメロディがあって、でも、ある意味その2小節でほとんどが完成してしまっているような歌で、、
ここに「おやすみ」というキーワードさえくっつけられたら、、という状態だった。

でも、その後がもう全然出てこなかった。
  
何をやっても「おやすみ」への流れに持っていけない、
というより、どうにでもなるけど、どれもしっくりこない。
見えてるのにそれを現そうとすると、すごく偽物になる、
というループに陥りました。
        
結局途中で諦めて、「Now and Back Then」は、
「全14曲」になる予定でいました。
        

       
      
制作も大詰めになった頃、毎日毎日、朝から晩まで細かい修正を繰り返し、
集中力もそうだけど、耳もフィジカルに疲れた状態で、そのまま判断して完成に持っていくのは良くないし、
僕は予定を見誤って、締切日を1週間も早く設定してしまっていて、気がつくと結構前倒しで仕事が進んでいたのです。
     
なので、   
二日休む事にしました。
 
お休み1日目の夜中、ほんとうに突然、あの2小節から「おやすみ」というキーワードに繋がる全てが、どばーんと見えるような感じがして、夜中に起き出して、一気に、8割書き上げました。
翌日残っている部分もかなりスムースに出来上がって、曲として完成しました。
 

とはいえ、出来上がったばかりの歌です。
    
ギターのコードもどうするか、練り上げてない、
歌だって練習できてない。
       
作業の合間に、クラブハウスで練習を流したりしてました。
     
でも、僕わりといっぱい練習しないとできない人なんで、
ライブでバッチリできるような状態にはまだなってないまま、
それでもいいや、って、
  
今のこの状態をそのまま残しておこう、
  
って思いました。

だから、レコーディングも、完全一発録り。
  

目の前にマイク1本だけ。
中学生の頃に、テープレコーダーを置いて、録音ボタン押して、録音してみた。
あの感覚で録音した、エコーもかからない、
修正不可どころか、周波数調整もある程度までしかできない、
          
   
まったくの、ハダカ録音
   
  
そうやって、「おやすみなさい」を収録する事にして、
「Now and Back Then」 
は、全15曲入り、になりました。
   
 



アメリカ 
ニューメキシコ州 アルバカーキ 

で、ピアニストをなさっている方が、
  
「おやすみなさい」

に、アルバカーキのハイウェイの風景をつけて、
動画にして送ってくださいました。
   

シリーズ
誰かが何処かでスマホでPV

海を越えました。
こちらです。

 

 


うれしいなぁ、と思います。
こんな風景の中で聴いてもらえてるのかなぁ、、なんてさ。
演奏したのは、僕の部屋で、、で、その歌が、海越えて、
日本に帰ってこられないでいる、
まだお会いしたこともない誰かが聴いてくれている。
それを、こんなところにいます、って動画にして送ってくれる。

テクノロジーの一番美しい在り方じゃないかな。
          
   

聴かれる事、に関しては一番心配ではあった歌です。
でも、一番今歌いたいもの、でもあった歌です。

どこかで、この状態だからいい、を、自分では思っていけも
胸張って、こうだからいいんだよ、って言い切れない部分もあったりして、
僕が自分で好きなんだから、いいや、で納得しょうとしたってのもあって。


それが、こうやって、海を渡って動画にしてもらって。
    
で、実は 「おやすみなさい」 
けっこう反響が多かった歌の一つ、というか、、、
    
前半の弾き語り では、一番反響があったかもしれない。
寝る前に、これ聴いてから寝ていますっていうメッセージをたくさんいただいきました。

 

歌詞、

人に影があり、

 

陰、ではないの?  とう質問をもらったんですね。
これすごい嬉しかったのね。
よく気づいたなぁ、、、って。
  
そもそも思いついた時点では「陰」でした。
実は、僕が最初に残したメモも「陰」になっています。
    
ただ、思い浮かべるビジュアルが「影」なんです。
そして「影」には二面性を表す意味合いも入れられる。
陰より、影、の方が字が映像的なんですね。




歌詞カードのここはどこ??

も、ご質問いただきました。

インドネシア、バリ島の、
  
「ミンピリゾート」
  
いくつかある、僕が天国と呼ぶ場所の一つです。
ここは、ひとりじゃなくて、たくさんの仲間と一緒にいると、
もう、ほんとうに天国。

いつか、みんなで一緒にいこー!!
   


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「おやすみなさい」収録

ユウサミイ 最新作 「Now and Back Then」 
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