先日、友達の金ちゃん、
(錦糸町 月島もんじゃ はる  店長 自己申告イケメン)
  
と、なんだかんだ、と新作CDの話しているうちに、
          
今、音楽って一般的には、スマホやパソコンで聴かれるもので、、
それはきっと便利でいい事なんだけど、
       
制作したミュージシャンとしては、
本当は、できるだけいい環境で音楽聴いて欲しいという希望はある。
という話になったのですね。
 
 

オーディオマニアのみなさんみたいな、
すっごいお金かけた、最強オーディオで聴いて欲しい、
なんて話じゃない。

せめて、スマホの場合イヤホン使ったり、パソコンも外部スピーカーがあったりすればずいぶんいい、
      

でも、できれば、音の像がどこの位置にあるのか、みたいな事、
各楽器の音がしっかり分離して、十分な音圧がある状態で聴いてもらえたらなぁ、、、
     
って、やっぱり作った人間はどうしても思っちゃうんだよね。
       
  

     
     
音楽つくるとき、実は音のある位置、なんかをすごく意識して作るもんなんです。
 

例えば、前半8曲全てギターの弾き語り。
      
ギターと歌、音二つしかない、とみんな思う。
ところがそうじゃないのです。

例えば、
こんな風にいる僕の目の前2メートルのところで僕の演奏を聴くとします。


すると、あなたの耳は、この
左右にある白い丸のあたりにあるわけです。


 

左の白い丸に届く音と、
右の白い丸に届く音は、同じじゃないんです。

ごくざっくりした話でいうと、
    
左には、ギターのボディでなったボワンとした中低音域の強調されたギターの音
指が弦に当たる音、ピックが弦に当たる音、なんかが聴こえやすい
    
右は、ネック側のボディ鳴りにさほど左右されていない輪郭のはっきりした細めのギターの音、
僕の左手がギターの指板を動いて擦れる音とだとか、そんなのが聴こえやすい、
  
そして、当然、真ん中に歌が聴こえるわけだけど、完全にセンターってわけでもなかったりする。

こういう位置関係を、実は、反映して音楽ばできています。

なので、ギターの弾き語りは、実は、たいていは3個、違う場所に置いたマイクを使っている。
それを、ステレオの左右どの辺りに音を置き、どの音ではどのあたりの周波数を強調するか、
そういう調整で音の立体化、音像、を作り上げて行くのですね。



これが、バンド音源になるともっと複雑で、
例えば、ドラムの音、だけでも音数の多いものは20個ちかく音がある、
で、これに、他の各楽器類、歌、コーラス、効果音、なんかが入って、それを全部、自分ん尾思うようなバランスになるようにミックスという工程で調整して行くわけです。
            

それの全てが、どこに音があるって決まってて、
ものによって、例えばシンセサイザーは、周波数の調整でやや遠くにあるように感じさせたりとか、そういうの実は細かくやってるもんなんですね。
         
僕だけじゃない、CDにしろ、サブスクにしろ、
音楽というものは、多かれすくなから必ずそういう部分があるものです。
    
        

いい歌はトランジスタラジオで聞いたっていい歌だ。
      
それはもう全ての大前提。
だから、ここでは一旦そこには言及しないとして、、
   
 
音源はシュミレーションで作ってる。

もうただただ圧倒的に目の前でギター1本で演奏してるように、
 
だったり、

部屋の隅で演奏している人を部屋の真ん中から聴いてる
つまり演奏してる人物の体全部見える状態、

だったり、

出たしはただ、目の前で歌って演奏しているように、、、
サビくらいから気づくとコンサートホールの中にいるような音になっている、。

だとかね、そんな物語があったり、

そういう事、やはりスマホでは再現のしようがない。


     
そりゃそうだよね、こんな小さなものから音が出ているのだから、
立体感とかは、出しようがない。
 
Macbookとかも、そもそもラップトップコンピューターは
軽さ、機能性を追求すれば、音質は犠牲にするしかないのです。
中音域に集中するから、全体にコポコポした音になって、
歌ばっかり大きく聴こえる。
   
  
ただ、この全てを解消して、僕らミュージシャンが作った音像のイメージを
なかなかに再現してくれる魔法の道具がある。
   



そう、ヘッドホン。


冒頭でお話ししてた、

友達の金ちゃん、
(錦糸町 月島もんじゃ はる  店長 自己申告イケメン)
にヘッドホンを薦めた。
それも、そんな高くないやつ、
上の写真、右のほう、税込3980円
(ちなみに左は16000円くらい)
 
その値段で十分に「いい」から、って。

で、早速、金ちゃんは買ったんですよ。
オススメを。


   
以下、この写真と共にくれた、金ちゃんの感想

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜    

 25年振りくらいにヘッドホン購入してサミイさんの歌聴かせてもらったんですがーー!?

すげえすごいですね!
なんか素人の感覚ですが、3D感があるというか!?
とにかくビックリしました!

衝撃的です
そして、素人感激しております!
音のある位置の意図ってのもすごいですね
とにかくー 感謝感謝です! ありがとうございます

おすすめしてもらったヘッドホン家宝にしますw

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

サウンドハウス、という楽器類通販の最大手があります。
この会社がオリジナルで出している商品で、

  
CLASSIC PRO ( クラシックプロ ) 
CPH7000 密閉型モニターヘッドホン
             

   
というヘッドホンです。

これ、実は、最新型がでていて、

CLASSIC PRO ( クラシックプロ ) 
 CPH3000 

というのが、何色もでてて、実はこちらの方が評判はいい。
僕は両方持ってるけど、個人的にはCPH7000の方が好きです。

どりらも、税込3980円
べらぼうなコスパだと思います。


不良品が多いみたいな事言う人いるけど、
僕が薦めてすでに20人くらい買ってるけど、
まだ一人も不良品だったって聞かないなぁ・・・・



3980円、決して無駄にしていい金額じゃないけど、
ヘッドホンという品目であることを考えたら、この値段でこのクオリティは、
とてつもない、お買い得だと思うんです。
     
興味があったら、ぜひ、試してほしい。
    
海外ドラマだとか、映画観たりとかでも、
もう、立体感も臨場感も没入感も
すべて、驚くほど、違うものだから。