今回の、新作発送で、名刺のようなカードを添えています。

        
 



美也子さんが、到着したCDを撮ってくれた写真がとっても綺麗。
カードの裏はこうなっています。
 


それと、、
納品書の他に、こういうプリントを入れています。




QRコードででてくるようになっていますが、
内容は、オフィシャルサイトのこのページにあるものと、ほぼ同じです・

 

     
    
今、通常CDには、ライナーノーツという物がついていません。
CD全盛になってから生まれた方達には、ライナーノーツ、という言葉すらわからないかもしれない。
 
僕は、その昔、まだレコードがビニール盤だったころに、子供時代を過ごしました。
高校時代は、近所の「アルフィー」というレコード屋さんに入り浸っていました。
アルフィーは、同じ建物に大きなレストランに併設されたレコード屋さんでした。
店長の中村さんが、音大出のジャズピアニストで、
中村さんのおじさんジャズトリオ(ピアノ、ドラム、ベース)に、高校生でギターで参加して、
アルフィーで初めてジャズライブをやりました。
  
そのライブ仲間の中には、 
フュージョンバンド「DIMENSION」で人気になり、今や、日本のトップJAZZピアニスト、
渡辺貞夫さんのバンマスにまで上り詰めた、小野塚晃くんもいました。
 
子供の頃、家にあった、プラスチックの安物の小さなスピーカー内蔵のレコードプレーヤーと、

安物のラジカセで、1日中音楽を聴いて、
高校生でのアルフィーに入り浸った頃の思い出まで、
僕の音楽のほとんどは、その頃の蓄積で出来上がっていると思います。
   
LPレコードを買ってくると、ライナーノーツを読みながら、なんども、なんども、ずっとレコードをかけ続けた。
そのうちCDが出て来て、CD全盛の時代になって、CDにはライナーノーツはついていないのが、ちょっと寂しかったけれど、その分、手軽に持ち運べて、ジャケットブックレットが豪華になって、それはそれでありだな、と思うようになった。
         
そして、今、CDは前時代のものとして、少しづつ淘汰され始めている感もあって、
CDを買ってもCDプレーヤーは持っていなくて、パソコンに読み込んで、それをスマホに、
と言う使い方が一般的になっているようですし、実際僕自身もそうだったりします。
   
    

ライナーノーツって、別に必要なものじゃないと思う。
ただ、なんか、こう、読み物がついてるってのがうれしかったのね。
で、そんな感じのもの、つけよかな、って思ったけど、CDのブックレットにはそんなにいろいろ書けるスペースはないから、
オフィシャルサイトに書いて、別プリントでつけました。
    
      


今回のアルバム、最初は、去年から、何曲か出して来た、オンライン販売を考えていました。
発売も手軽だし、発送の手間もない。発送ミスもない。
でも、やっぱり、サブスクには対応できないという方も、未だ多い。
      
     
それと、、、
   
昨年12月に、ミスターチルドレンの新譜
「Sound Tracks」
を買いました。
 
このアルバムは、2月にサブスク解禁したけれど、
発売当初は、CDと、アナログレコードのみ、の発売、という意外な出し方だった。
      

  
CDを買ったのは久しぶり。
手元に来て、ジャケットブックみながら、聴くのがほんとうに楽しくて、
やっぱりサブスクにはないよさ、ってのが、すっごい詰まってる。
この四角い箱に「音楽」だけじゃないものが詰まってる。
  
音楽は音楽単体で、まあ、いいのだろう。
それだけで勝負するもんだ、ってのももちろんある、

でも、こうやって現物を手にする、という体験は、やはり音楽の楽しさの一つではないのかなぁ、、なんて、ミスチル聴きながらぼんやり思ってた。
  

今回、アルバムを作ることを決めた時、  
やっぱりCDだ、、って思いました。

    
前時代的かもだけど、、やっぱりCD好きだな。

新作「Now and Back Then」
いずれは、サブスクにもだそうとは思っています。
それまでは、CDのみで行きます。

      
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