ミュージシャンだから、絶対音感があるんでしょ、
って言われることがある。
   
ないです。
   
絶対音感って、ピアノやらバイオリンやら、クラシック音楽を真剣にやっている人なんかが、
訓練を受けてある程度修得することはある。
 
でも、そもそもで絶対音感を生まれつきに備えている人ってのは、
ほとんどいないんです。
   
     
色覚の場合、
 
例えば、日本語を全く知らない人に、




を見せたとする。

あ、、、日本語読めねえか、、
ま、いいや、
     
左は、きいろ、と呼ぶ
右は、ピンク、と呼ぶ
  
と教えたら、次に見た時には、

ってわかる。


ってわかる。

これに対して、
音程に対する感覚というものは、
親指と人差し指で正確に3センチ幅、
を計るのはそうそうできるもんじゃないのと一緒。


子供の頃から特別な訓練もせずに、
生まれつきで絶対音感がある人ってのは、
     
この音が「ド」だよ、
って、ドレミファソラシド全部教えたら、
次から「ファ」の音がなった時にもうその音名がわかるのです。
    





で、、粗品さん。
あ、僕、彼なかなか、昔しの芸人のように
破天荒で好きなので、親しみをこめて、
粗品くん、と呼びます。

たまたま休憩中に見た、
「すべらない話」
での、粗品くんのエピソードトーク。

 

 

  
2歳の時からピアノを習っていて絶対音感があると言う。
2歳から習ってたってのはすごいけど、、、、
この時点で僕は、、

ほんとかぁ???


と思っています。
破天荒だし。

話の内容は、ちょっとここで書くとネタバレでつまんないから、
先に動画観てもらえるとほんとはうれしい。
オチも面白い話だし、ちょっと家族愛や優しさも滲んでていいから。
   
まあ、何しろ、この話の中で、粗品くんが、

ドー、 レー、
 
って自分で音階を言うわけです。
  
その音階が、それぞれ、ちゃんと、本当に
ド、であり、レ、なんです。
     
  
僕にはない、とは言ったものの、流石に毎日音楽の人ですから、
習慣で多少、そういう感覚はでてくるもので、
  
「あれ、粗品、これほんとに音程あってるじゃん・・・」
 
って思ったけど、僕自身の音感に自信がないので、
確認しました。
粗品くん、
ちゃんと、音程も正しい、ドー、 レー、なんです。


         
一切のガイドなしでいきなりドが正確にでる。
これ、ご説明したように、すごいこと。
      
          
1メートルですって両手を広げて
きっちり1メートル、とか。

1〜10まで数えて、10秒きっかりにします。
とか、そういう事です。

なんか、ちょっとかっこよさ出しててずるいな・・・・
でも、ある意味、ほんとに「芸人」だよね。
        
僕なんかミュージシャンなのに絶対音感無いのに、、
僕も、子供のうちからピアノとかやってたらできたのかなぁ、、、
   
粗品くんめ!