京都シリーズ、と言いつつ、
今回は番外編で、京都のいいとこいいことを紹介するやつじゃなくて、、
京都弁の話です。

     


僕は、実は、いわゆる宝石鑑定士ってやつなんですね。
   
正しくは、
    
G.I.A G.G って言います。
      
Gemological Institute of America
Graduate  Gemologist
の略です。
      
ジェモロジカル インスティチュート オブ アメリカ
グラジュエイト ジェモロジスト

って言います。

京都時代、宝石店の外商やら、
店長さんやら、

してました。
  
大好きな会社でした。
そこ退職して、僕はオーストラリアに行ったわけですよ。
店長さんやめて。
お世話になりましたー!!
って言って。
        
            
で、その当時の同僚で、まあ、言ってみれば部下でございますが、、
Kちゃん、(ほんとは、Kよーん)という女子がおりまして、
Kちゃんは、20歳まで明治生まれのお祖母様と同住んでいて、
同僚の中でも、もー、、もー、、ごりっごりの京都弁の人だったのですね。

で、僕が、オーストラリアからミュージシャンになるって帰ってきてからも、
Kちゃんは、京都でライブやったりすると、必ず来てくれるんです。
ありがたい事です。
   




んで、、、、、

そのKちゃんが、お友達なんだと思うのだけど、、

Ikuo Yamamoto さん、

という方のYOUTUBEで、
  
ゴジラの独り言 
ネチネチーっと京都弁で独り言

という動画の、ゴジラの声をやってんですね。
  

これが、めっちゃめちゃおかしいので、

観ておくれやす。
ゴジラの愚痴、きいたっておくれやす。

 

  


サムネで舞妓姿もだいぶヤバイ。


京都で働くようになって、まぁ、、やっぱり言葉はいろいろ違ってびっくりしましたとさ。
まあ、この動画の京都弁は、今の人はもうそういう話し方しないなぁ、、
って事あるけれど、
やっぱり義母とかの話し方には近いとこある。
    
  
今でも、京都に行って、弟夫婦とかと話してると、
弟の嫁さんが、なかなかにゴリゴリの京都弁で、
子供達が、ショッピングセンター行きたいだとかいうと、

「あ、、そしたら、サミイに連れてってもらいよし」

とかいうもんなぁ、、
あ、うちの嫁さんの実家、みんな僕の事サミイって呼びます。
それもまあ変わってるなぁ、、



で、京都で、働き始めた頃なんですが、
これ、下ネタ、になっちゃうのかなぁ、、、

京都のおばさま方、おまんじゅうの事「おまん」って言いはりますやん。
今はどーかしらんけど、、30年くらいまえ、会社のおばさま達はみんなそう呼んでいたのね。

私んとこではそんなん言わん!!

って方、すいません。
あくまで、京都ではそれが一般的、かどうかは知らんです。
僕の経験談です。
          

もう、衝撃ですよ。24歳の関東青年としては。
  
ほんでな、
わりと、いつもお店には、
なんかしら「おまん」があるのですよ。
残ってしまうと悪くなる前に従業員のおやつになりますが、
主にはお客様にお出しする場合の用意です。
         
        
で、まだ、そのおまんじゅうを「おまん」と呼ぶ事を知らずにいた新人の頃の事。

当時はまだ携帯じゃなくてポケベルなんですね。
車で外回りしてたらポケベルが店から鳴りまして・・・・
   
公衆電話を見つけて電話したんです。
「なんでしょー」
って、


そしたら、Aさん、というパートに来ている専務のお姉さまが電話にでて、

まあ、用件は要するに、店に戻る時、
おまんじゅうをどっかで買ってきてほしい、だったんですが・・・
お店でお客さんにお出しするため、だから、これも業務なのです。
              
        
「あ、、さがえ君!(本名さがえ君)Aですぅ!
 あんなー、おつかいだてして申し訳ないねやけど・・・・
       

   おまん こうてきてくれはるぅ?

   (声にだして続けて呼んでみよう)

    
                             カッコとじ

    
 

よろしいでしょうか、、、
あくまでも、業務用件で、
   
「おまんじゅうを買ってきてもらえるかな?」 
    
という会話ですから、
決して、下ネタではありません、
ええ、ありませんとも。
      
とはいえ、その時まだ、おまんじゅうを、そう呼ぶ事をしらなかった、
うら若き関東青年の気持ちを察していただけますでしょうか。
    
しょーげきです。



京都、しょーげき!!、って思った、30数年前の春の出来事でした。
今でも、二子玉川の「たねや(たねや滋賀だけど・・)」
でおまんじゅうを買う時、Aさんのはんなりとしたあの発言が
のーりをよぎりますねやわ。