今回はマーケティングを行う上では大切になる視点のお話です。

 

あなたは「完璧な商品・サービス」を提供したいと

思われるでしょうか?

 

こう聞くと、ほとんどの方が「もちろん」と言われるわけですが、

この「完璧」というのが曲者です。

 

いえ、正確に言えば、

 

「幻想」

 

かもしれません。

 

というのも、

 

「販売者が考える”完璧”とお客様が考える”完璧”は違う」

 

からです。

 

ですが、

 

やはり販売者側の心理としては、

「お客様に完璧なものを提供したい」と

思うと思います。

 

それは素晴らしいことですし、

そうあるべきですが、

 

大事なのは、「双方の感覚にズレがある」ということです。

 

そのため、

 

あなたが「これは完璧だ」と思うものを、

お客様は「物足りない」と思う可能性も十分にあるということです。

 

ですので、

 

「自分の主観ですべてを判断してはいけない」

ということになります。

 

たとえばこんな話があります。

 

あるオークションサイトでは壊れた製品が人気で、

新品のちゃんと使えるものよりも人気な場合もあるそうです。

 

壊れているのになんで?と思われるかもしれません。

 

しかし、それを購入される方は、

自分の持っている製品の部品のスペアとして使いたい、

というニーズがあって購入されているケースが割とあるとのこと。

 

面白いですよね。

 

こうした発想は提供する側であれば考えつかないかもしれません。

 

「壊れているものを出すなんてありえない!」

とさえ思うかもしれませんね。

 

ですが、そこにニーズがあり、喜ばれているということです。

 

さらには同じく壊れたもの、壊れたスピーカーなどを、

ただ飾るのが趣味の方もいるとのこと。

 

そう、音は出ないので、ただ飾るだけです。

 

こうしたことも販売者側の立場で考えると分かりにくい

ことであると思います。

 

だからこそ、

 

商品・サービスそのものに固執するのではなく、

その結果にフォーカスして、

「お客様が求めるもの」を提供することが大切になります。

 

そしてこの視点がマーケティングでも重要になります。

 

”完璧は幻想”であるということは、

折に触れて思い出す必要のある言葉ですね。

 

 

 

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