今の世の中は、様々な情報に溢れています。

 

 

かつては本から知識を学ぶということが一般的であったものが、
今ではネット上だけで簡単に情報を得ることができます。

 

 

これはほんの20年、30年前には考えられなかったことかもしれません。

 

 

ただ、この「情報」と「知識」と「智恵」の違いが、
あまり区別されなくなってしまった時代に入っているのも感じています。

 

 

というのも、
こうして何か投稿しようかなと考えていたとき、
まだ内容的に熟成させていないからな・・・と思ったのがきっかけだったのですが、
気軽に投稿できる時代になったと同時に、
知識や智慧に該当するものが少なくなっているのかもしれないなと。

 

 

「情報」は私達が日常的に接しているニュースや簡単に手に入るものを主に指します。

 

 

そのため、鮮度が古くなると使えなくなるものも多い。

最近では賞味期限の早いノウハウなども、
情報に入るのかもしれません。

 

 

「知識」は情報をもとに、
実戦で使いこんだり、経験値として溜まったもの、
高額のセミナーやコンサルなどで使われているものは、
こうした知識に該当するかなと思います。

 

 

そして「智恵」。

 

 

これは知識をさらに熟成させて、
何度も様々な角度から検証し、
また熟成させて使って得られるもの。

 

 

ここまでくると、
もはや法則のレベルにまで入るかもしれません。

 

 

そう考えると、
もともと「智恵」にまで昇華されたものというのは
圧倒的に数が少ないわけですが、
「知識」になっているものもまた減っているのかなと。

情報のレベルのものが増えているなという感じを受けています。

 

 

それが悪いというわけではありませんが、
いかんせん情報は量が多い。

 

 

毎日大量の情報を処理するのは、
かなりエネルギーを使う行為でもあります。

 

 

だからこそ、
それを厳選してくれている「知識」の存在がありがたいわけです。

 

 

私自身、そうした「知識」を発信できるように
研鑽を積み続けねばなと思う次第です。