お疲れ様です、遊佐です
「金なし!コネなし!経験なし!で成功」
皆さんこのフレーズって一度は聞いたことがあるフレーズだと思います。
「金なし!コネなし!経験なし!で行政書士成功」
なんかカッコイイ響きですよね
ただ・・・私の意見では
「金なし」「コネなし」「経験なし」の状態で成功することは絶対に不可能!だと思います。
「金なし」「コネなし」「経験なし」←この中で特に一つだけ誤りがあると思います。それぞれ私の意見を書きたいと思います。
①「コネなし」
→行政書士として独立する場合の多くがコネなしだと思います。実際に私もほぼこの状態で独立しました。ただし、本当にコネはないのか?
コネと言えるか分かりませんが、独立する前の人生でお世話になった方々は皆さんたくさんいると思います。
〇親戚
〇学生時代の友人
〇前職の会社の上司や同僚達
〇前職の会社で付き合い方があったお客様
〇近所の方々
この方達が「コネ」になるかはわかりませんが、独立する前にお世話になった方々は貴重な存在だと思います。独立した直後は上記のような方々に挨拶をすることによって、そこから仕事に繋がることもあるかと思います。
なので、行政書士として独立する場合には「ほぼコネなし」って表現が一番合っているかと思います。独立する前にお世話になった方に開業の挨拶をすることは非常に大切だと思います
そして「コネなし」はまったく問題ない!少しずつ行政書士として活動していき人脈を増やせばいいのですから。
②「経験なし」
→行政書士は即独が基本なので、ほとんどの方が経験なしに該当すると思います。私の場合は今から8年前くらいに仙台の行政書士事務所に1年ちょっと勤めていた時期がありました。業務としては建設業許可の工事経歴書の作成補助、飲食業許可、自動車関係手続くらいしか経験がありません
行政書士事務所に勤務した経験から言うと「行政書士事務所で実務を積んでから独立する必要はない」と個人的に思います。確かに実務経験や先輩行政書士のやり方を学ぶメリットはありますが、なんといってもデメリットがあります。
それは「給料が安くて開業資金が貯められないこと」この後に書きますが、開業資金が貯められないのはかなりデメリットだと思います。
行政書士事務所で修行してから開業するより、しっかり開業準備をしてから即独立したほうが良いと個人的に思います。
「経験なし」もまったく問題ない!
③「金なし」
今日のブログはこれを書きたかったです。金なし→資金ゼロで活動することはできません生活費もかかるし行政書士としての活動費、広告費もかかる。
「資金ゼロの金なし」で行政書士として成功することは不可能!
これを伝えたいです。行政書士として独立して活動するためにはある程度の資金が必要です。
「金」「コネ」「経験」の3つの中で一番重要なのは「金=資金」だと思います。資金が底をついたらそれこそ最悪廃業に追い込まれる。
よくある「行政書士は100万円以下の資金で気軽に始められる独立しやすい資格」
↑これって確かに登録費用や事務所用品は100万円あれば用意できますが、開業準備の資金100万円では少ないと思います
資金がなければ融資などを利用すれば良いと思います。周りの独立した士業仲間も融資を活用している方はそれなりに多いので、やっぱり資金は重要。
資金がある程度あれば営業活動を継続することによって間違いなく軌道に乗ると思います。
資金は
A独立前までに貯める
B創業融資などを活用する
この2つが一般的かと思います。
私はAの独立前までに貯めるを選択し、開業前まで節約してひたすら開業資金+開業後のある程度の資金を貯めましたが、創業融資などを活用するのも良いと思います。
これまでの前職の会社は給料は低い会社でしたが、それでも頑張って節約して貯めました。
とにかく開業後に活用するための資金がある程度必要。この資金が十分でないと開業後に副業やバイトをし始めることになり悪循環になります。
そして、「資金」が成功するために重要な要素と考えると「兼業しながら行政書士を開業」するのも選択肢の一つだと思います。私はいきなり専業で開業しましたが、場合によってはこの兼業から始めるやり方もアリだと思います。
兼業の仕事内容や給料にもよりますが、兼業である程度収入が入るのであれば資金は減りにくいので安全と言えば安全。ドラクエの作戦名に例えると「いのちを大事に」ですね。
ただし、兼業で開業してもいつかは覚悟を決めて専業にならなければならない時が来ると思います。
兼業で開業する場合には「軌道に乗ったら会社を辞めて行政書士として専業する」と考える方も多いと思いますが、兼業状態で軌道に乗るのは難しいような気がします私は専業で一生懸命頑張っていますが、まだまだ軌道に乗る気配はありません
少し顧客が増えてきたら会社を辞めて行政書士専業になるしかないと個人的に思います。
兼業から始めて成功している方は青森の赤石先生くらいしか私は知らないので、どれくらい両立が大変かは何とも言えません・・・
話がそれましたが独立する時に
「金」「コネ」「経験」で一番重要なのは圧倒的に「金(資金)」
私の独立の場合は正確に表現すると
「金ある程度あり、コネほぼなし、経験少しあり」の状態で独立しました。やっぱり資金がなくなると心に余裕がなくなって余計なことを考えたり業務や営業に集中できなくなると思います。
本日のブログはこれから行政書士として開業しようとする方が読んだ時に参考になるように書いてみました。
先輩行政書士の皆さん、私の意見はだいたい合っていますでしょうか?
「金」「コネ」「経験」で一番重要なのは圧倒的に「金(資金)」
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