長崎ブリックホール∶第2回 海の日コンサート | 大歩 悠(おおぶ ゆう)ブログ《悠歩路私記》

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主に吹奏楽やマーチングなどの音楽鑑賞、、ミュージカル鑑賞、舞台鑑賞、スポーツ観戦に行った記憶、感想を書き記していくブログ

今日は、長崎ブリックホール(長崎県長崎市)で開催された《第2回 海の日コンサート》を鑑賞。


これは、活水中学校・高校の吹奏楽部、長崎県や佐賀県の中学校の吹奏楽部が出演したコンサート。








プログラム




活水中学校・高校の吹奏楽部は、さわやかな桜色の吹奏楽コンクール用の衣装を着用して出演。

2人の司会役の部員さんが大きな声で演奏曲を紹介したりなど元気いっぱいに進行。


1曲目では、2024年度 全日本吹奏楽コンクール課題曲Ⅲ『メルヘン』を披露。

耳に残る曲が雰囲気を変えながら軽快、ゆったりと繰り返されていく。

トランペットが巧みな響きで、一番前でアルトサックスを吹いていた部員さんの演奏の響きが魅力的。

ステージ右端てコントラバスを弾いて低音を響かせている2人の部員さんも、かっこいい。

きれいにフルートパートやクラリネットパートの演奏も響いて、さっそく課題曲から見事な演奏だった。


続いて2024年度の吹奏楽コンクールでの活水の自由『ル・シャン・ドゥ・ラムール・エ・ドゥ・ラ・プリエール』を披露。

荘厳な雰囲気で始まるとフルートソロがあり、やがて情熱的な響きの演奏となり重厚、繊細な聞かせ所を織り交ぜた流れへ。

ハープが響いてからのフルートやピッコロ、アルトサックス、クラリネット、オーボエなど様々な楽器が響き合っていくような流れも見事な表現。

トランペットやトロンボーン、ホルンも力強い響き。

アルトサックスを吹いていた部員さんが、ソプラノサックスに持ち替えて吹いていた演奏も魅力的。

フルートやクラリネットの部員さんのソロもあったようで素晴らしい聞かせ所。

2人でコントラバスを弾いて低音を響かせ続けていた部員さんも、かっこよかった。

今年度の吹奏楽コンクールに向けて技術力と表現力を磨き上げてきた部員の皆さんの努力の結集で、まさに今できる最高の響きを披露していたような名演だった。


3曲目は、一気に雰囲気を変えて『ドリームガールズ』を披露。

準備中には、司会役の部員さんが活水の学校紹介に関する話をして進行。

キリスト教系の学校である事や、新約聖書の「活ける水」を意味する言葉から取り入れたという活水の校名の由来などをアピールしていた。

準備完了で『ドリームガールズ』の軽快な演奏が始まると、青や黄色や赤の信号機カラーの衣装を着た3人のカラーガードの部員さんが、軽やかな動きで華麗なダンスパフォーマンスを披露。

トランペットパート、トロンボーンパート、サックスパートの部員たちが立ち上がって吹く流れもあり、勇壮な動きと響き。

優雅な盛り上げ締めで、出番を終えていた活水中学校・高校の吹奏楽部だった。


注目のフルートパートのフルートやピッコロ、オーボエの部員さんの、きれいな演奏の響きが素晴らしかった。

アルトサックスを吹いていた部員さんの美しい響きも印象深く、持ち替えて吹いていたソプラノサックスの演奏も魅力的な響きで名演だった。


コントラバスを弾いていた2人を部員さんがステージ右端から低音を響かせていた存在感が最高で、かっこよかった。

演奏が終る時に弓をビシッと止めていたようで、勇ましい姿だった。

場内アナウンスは、活水の放送部の部員さんが担当したそうで、朗らかな進行の声がスピーカーから聞こえていた。

活水中学校・高校の吹奏楽部の皆さん。
高度な表現を披露しつつ、親しみやすい響きやダンスでも観客を魅了してくれた演奏やパフォーマンスを披露ありがとうございました!


《海の日コンサート》には、長崎県や佐賀県の中学校の吹奏楽部も出演して、それぞれの良さがあり聞き応えがある響きの演奏を披露していて、充実したコンサートだった。

出演していた中学校や高校の吹奏楽部の皆さん、お疲れ様でした!