今日は、長崎県大村市にあるシーハットおおむらで開催された《全九州カラーガード・パーカッションコンテスト、カラーガード全国大会九州予選》を見に行ってきた。
最初に精華女子高校と大牟田高校の吹奏楽部の部員さんが、ソロで力強いパーカッションの演奏を披露。
続いて精華女子高校のパーカッションのアンサンブルは、部員たちが息を合わせた演奏と共に動きによるパフォーマンスも披露して、かっこよさと楽しさがある表現となっていた。
続いて、小学生たちがカラーガードのソロを披露。
『リトル・マーメイド』の『アンダー・ザ・シー』をBGMにしてフラッグなどによる見事なパフォーマンスを披露していたり、クールな雰囲気や情熱的なパフォーマンスなど、ほのぼのしながらも見事なカラーガードを披露していた小学生たちだった。
続いて中学生がカラーガードのソロを披露。
軽やかで華麗な動き、バトンとフラッグによるダイナミックな見せ所もあってかっこいいパフォーマンスだった。
続いて、高校生のカラーガードのソロ。
精華女子高校の吹奏楽部の部員さんが、ドリカムの『未来予想図Ⅱ』を選曲していたカラーガードが好きで印象深く、この曲を活かして爽やかな笑顔でフラッグなどによる感動的なパフォーマンスとなっていた。
その後も精華女子高校や大牟田高校の部員さんによる、見事なカラーガードのソロの披露が続いていた。
団体のパーカッションのコンテストで精華女子高校の吹奏楽部は、バッテリーの部員たちが右腕を挙げて勇ましい動き。シンバル隊の部員たちも、見事な存在感。
ショパンの曲を題材にして披露していたようでピットでは、キーボードを弾く部員さんの素晴らしい聞かせ所。
パーカッション以外のパートの部員さんも参加していたようで、かっこいい演奏の響きを作り上げていた。
熊本工業は、ピットのシロフォンやヴィブラフォンの数が多く魅力的な響き。ベースで低音も響かせていて、かっこいい。
力強いバッテリーでは、シンバル隊が集まってシンバルで花のような形を示す見せ所があり華麗。
プロップに、時計や機械のイラストが描かれていて時計らしい響きや動きを示す表現もあり楽しませてくれていた。
福大大濠は、見事な響きのピットの中でベース担当で低音を響かせる部員さんも、かっこいい。
たくさんの部員たちが明るい電飾を光らせる見せ所もあり、数年前のマーチングの名演を思い出させるような表現。
素早く駆け回るように動いていくバッテリーの部員たちも勇ましく、かっこよく大濠らしい表現で存分に魅了してくれたパーカッションのパフォーマンスだった。
続いて、いろいろな団体がカラーガードのパフォーマンスを次々に披露。
大牟田高校は、椅子を使った動きがあったり華麗で息が合ったチームワークで力強いパフォーマンスを披露。
精華女子高校は、AIさんの『Story』と『アルデバラン』をBGMにしていてダイナミックな動きがあったり、フロアいっぱいに広がるフラッグによる彩りが鮮やかで、名曲を題材にして華麗に表現していた。
福大大濠は、集団によるライフルやフラッグを使った動きが見応えがあり終盤にパルス(脈拍)を思わせる響きと共に、集合体となった部員たちの動きで締めていく力強い生命力を感じさせるような表現が見事だった。
活水学院吹奏楽団は、多彩なフラッグを使った動きのカラーガードの表現が色鮮やか。
Anba in ‘Blue Birds’は、何か緑色の棒を立てた小道具を使って趣向を凝らした演出で息吹きや生命力を作り上げた表現のようだった。
FUKUOKA Dream Scouts performance corpsは、メンバーたちが会社の仕事着を思わせるスーツのような衣裳を着て披露。
BGMが、ピアノの鍵盤だけの演奏が響いていくシンフォニックな曲。
何の曲かと思っていたら途中から『Over The Rainbow』となっていって、よりパフォーマンスを魅力的にしていったようだった。
どういうテーマかなと思っていたら、椅子に座っての動きの後のフラッグによるカラーガードの彩りで盛り上げていくような光景を見ていると、スーツ姿で仕事の忙しさから解放されていく様子を表現しているように見えた。
ピアノの鍵盤の響きの『Over The Rainbow』のBGMに合わせて、清々しさを感じた好きな表現のカラーガードだった。
大会の審査結果
今日は、何回も来た事がある長崎県大村市に久しぶりに来て〔シーハットおおむら〕で、精華女子高校や福大大濠や大牟田高校など、それぞれの良さがあるパフォーマンスが披露されていた。
ソロや団体で、かっこよく華麗に頑張っていた出場者の皆さん、お疲れさまでした!