M協 福岡県大会、マーチングフェスティバル | 大歩 悠(おおぶ ゆう)ブログ《悠歩路私記》

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主に吹奏楽やマーチングなどの音楽鑑賞、、ミュージカル鑑賞、舞台鑑賞、スポーツ観戦に行った記憶、感想を書き記していくブログ

今日は、福岡国際センターで開催された福岡マーチングバンド&バトンフェスティバル(M協 福岡県大会、マーチングフェスティバル)を見に行ってきた。


プログラム、個人的に注目の団体の演奏曲。





オープニングショーでは、出演団体の合同演奏やパフォーマンスで『U.S.A.』を披露。

演奏では、福大大濠と西短大附の吹奏楽部が出演して合同演奏。

ピッコロやトロンボーン響きが印象深かったようで、かっこよかった。

後方では、バッテリーの中に[いいねダンス]を踊っていた部員たちが居たようで楽しそうで良かった。

合同バンドの前では、バトンなどの団体が合同でポンポン演技を披露して盛り上げていた。


そして、まずM協 福岡県大会の注目団体。

福大大濠の吹奏楽部(61名)のテーマは『UNB∠ANCE』

演奏曲は、『ANGELS IN THE ARCHITECTURE』、『REFLECTION』

テーマの通り、確かにアンバランスを思わせる部員たちの姿も見えた様子。

重厚なサウンドの演奏の音圧、ピットやバッテリーの響き、隊列の素早い展開や流れるような動き、カラーガードのパフォーマンスも、さすが大濠と思わせてくれる。

ゆったりした流れでフルートのソロの聞かせ所があったようで、素晴らしい響きだった。

そこからクラリネットやサックスの響きが続いていったようで、きれいなサウンドの流れで好きな演奏。

力強く盛り上げていく演奏や、カラーガードが彩っていく表現も見事。

最後は、そっと終わっていった様子。

今年の福大大濠のマーチングは、かっこいいながらも、きれいな表現だった印象。フルートの響きも好きで良かった。


西短大附の吹奏楽部(31名)のテーマは『THE SKY』

演奏曲は、『第3惑星のためのファンファーレ』、『イントゥ ザ ライト』、『アセンド』

今年の西短大附は、カラーガードを始めたそうで青空を思わせる鮮やかな色合いの衣装や、フラッグによるパフォーマンスで彩り。

隊列が素早い展開、リズミカルな流れなどを見せたりピッコロの響きが、かっこいい。

終盤に、ゆったりした流れでフルートが響いていたりトランペットが存在感を示していく響きで、きれいな演奏となっていた印象。

演奏や隊列の動きに今年は、カラーガードのパフォーマンスを加えて新たな表現を作り上げていく挑戦が見えて、かっこよく、さわやかなマーチングだった。


大牟田の吹奏楽部(67名)のテーマは『DNA~運命の暗号~』

演奏曲は『前奏曲 嬰ハ短調「鐘」』、『地底旅行』、『パガニーニの主題による狂詩曲』

部員たちが大牟田らしい何かやってくれそうな動きを見せて始まっていく。

重厚なサウンドの演奏でピットから聞こえてくる響きも、かっこいい。

白衣を着たような姿のカラーガードの部員たちが、存在感を示してパフォーマンスで盛り上げ。

軽快な演奏の流れでトロンボーンの響きが印象深かったようで、かっこよかった。

カラーガードの部員たちや演奏をする部員たちが、今年も大牟田らしい小道具や大道具を使っていたようで楽しませてくれる。

ゆったりした流れで、きれいにソプラノサックスが響いていたようで心を打つ好きな演奏。

今年のマーチングは、大牟田らしい楽しませ所がありながらも演奏の響きなど、きれいな表現に仕上げていたようで良かったと思う。


八女学院の吹奏楽部(67名)のテーマは『It's show time. 'Contrast'』

演奏曲は『The Greatest Show』、『Never Enough』、『From Now On』、『This is Me』

あの『グレイテスト・ショーマン』の曲を演奏して、一気に重厚なサウンドを響かせていく。

流れるように展開していく隊列の動きや、カラーガードが彩っていくパフォーマンスも華やかで見事。

リズミカルなピットの響きや存在感があるトランペットの響きも、かっこいい。

ゆったりした流れで、きれいにソプラノサックスが響いていたようで良かった。

カラーガードの部員たちの華麗に舞うように動き、華やかに彩っていくパフォーマンスも、また見事で素晴らしい。

力強く存在感を示していく、バッテリーの響きも見事。

終盤のカラーガードのパフォーマンス、最高潮の盛り上げの響きも見応え、聞き応えあり。

『グレイテスト・ショーマン』を題材にして活かした、存分に楽しませてくれるマーチングだった。


近大福岡の吹奏楽部(36名)のテーマは『HUNT~魔女の叫び~』

演奏曲は、このテーマの通り『交響詩「魔法使いの弟子」』から始まって、『「動物の謝肉祭」より水族館』、『The Witch And Time Saint』、『The Player』、『カルミナブラーナより「運命の女神よ」』

ヴィブラフォンやグロッケンなど、きれいなピットの響き。

力強いバッテリーの響き。そして近大福岡のカラーガードのパフォーマンスも、かっこいい。

重厚なサウンドの演奏が響いてセンターでは、カラーガードが舞うような動き。

『魔法使いの弟子』でのトロンボーンの響きも、かっこいい。

ゆったりした流れの聞き所もあり、ピッコロの響きやカラーガードの華やかなパフォーマンスも、きれいで好き。

演奏の響きもカラーガードのパフォーマンスも近大福岡らしい良さを示せたようで、見応え・聞き応えがあって個人的に好きなマーチングで、良かったと思う。かっこよかった。


北筑の吹奏楽部(60名)のテーマは、『The Nutcracker』

演奏曲は、『バレエ組曲「くるみ割り人形」』など。

まずクリスマスツリーやクリスマスプレゼントなど、小道具を持ってきて何かやってくれそうと思わせてくれる。

カラーガードの部員たちが、そのカラフルな色合いのクリスマスプレゼントの形の小道具を使って華やかにパフォーマンス。

序盤にクリスマスに関する曲を演奏していたようで、楽しませてくれる。

ゆったりした流れで北筑といえば印象深いソプラノサックスが、きれいに響いていたようで良かった。

隊列の素早い展開や重厚なサウンドの響き、力強いバッテリーの響きも、かっこいい。

終盤の高揚感に満ちた盛り上げも、見応え聞き応えあり。

北筑といえば、クールな雰囲気で、かっこいいイメージだったけど今年は、カラーガードのパフォーマンスなど見聞きしていて楽しいマーチングで、いろいろあって濃い内容だった。


そして マーチングフェスティバル。

精華女子高校の吹奏楽部(180名)のテーマは、『Joy to the world』

演奏曲は、『Happy Birth day to you』、『星に願いを』、『Another Day of Sun from LALALAND』、『ODE TO JOY』

まず今日の出演者が180人というのは、部員全員で来たという事?

フロアいっぱいに広がった部員たちの人数の多さで、壮観な光景。

そして今回は、今年の定期演奏会のマーチングステージで披露したショーを再演という事で注目の内容の様子。

ハッピーバースデーの曲では、カラフルな色合いの衣装を着たカラーガードの部員たちが、カラフルな色合いのプレゼントの小道具を使ってパフォーマンスを繰り広げて、一気に華やかな雰囲気。

軽快な流れで重厚な響きの演奏に合わせて隊列は、ハートの形になっていたようで暖かみがあるハートフルな表現。

『星に願いを』の演奏では、きれいにフルートやピッコロが響いていたようで好きな表現。隊列は、星(☆)の形を示していた様子。

個人的に好きな曲という事もあって心に響く素晴らしい『星に願いを』だった。

『LALALAND』の『Another Day of Sun』では、カラーガードの部員たちや演奏する部員たちが元気に声を出したり、陽気に動き回っていく。

このパフォーマンスを180人で繰り広げていくので、にぎやかで圧倒されていく。これは、もう笑った。

最後は、ゆったりした流れでベートーベンの『第9』も演奏していた様子。

そして高らかに人文字で『SEIKA』を示して締めくくり。

今日の精華女子は、すごかった。

なかなか180人の部員全員で披露するマーチングとか見られないので終始、見応え・聞き応えがあって楽しく感動的だった。

まさに、今できる最高の演奏やパフォーマンスを部員全員で披露して頑張りましたね◎


九産大九産の吹奏楽部(156名)のテーマは、『如国幻想』

演奏曲は『黒田節』、『祝いめでた』、『はかたどんたく』、『いざゆけ若鷹軍団』

九産大九産も156人という大人数で、ハッピ姿の部員たちが盛大に披露していく。

ゴールドの衣装のカラーガードの部員たちが、華やかなフラッグで鮮やかに彩っていくパフォーマンス。

後方では、和太鼓も響いて和の雰囲気で盛り上げていく。

フルートパートの部員たちの人数も多いようで、ピッコロの響きも印象深く、かっこいい。

博多の演奏曲が続いて歌声も響いたり、めでたい祭りの雰囲気。

最後は、カラーガードの部員たちがホークスのユニフォームを着ていたり『いざゆけ若鷹軍団』を演奏して盛り上げ。

野球のパフォーマンスも示したり、球場のようにジェット風船を飛ばしたりで楽しませていた。


フィナーレでは、出演団体が合同で『ハナミズキ』の演奏や演技。

精華女子、大牟田、近大福岡の吹奏楽部が合同演奏。

3校の吹奏楽部のフルートやピッコロが、きれいに響いていたようで良かった。

暗くなったなった会場内で、バトンなどの団体が合同でサイリウムで照らしたりして彩っていく光のパフォーマンスを披露して、きれいに締めくくり。

注目団体の表彰式の結果。


今日は、朝早くから福岡国際センターまで来て、いろいろなな団体の演奏やパフォーマンスを存分に鑑賞できて楽しかった。

マーチングバンドだけでなく、バトンの団体のパフォーマンスもBGMを、どんなふうに表現して動いていくのか興味深さがあって良かった。

出演団体の皆さん。この日に向けて頑張ってきた日頃の練習の成果を披露した感動表現ありがとうございました、お疲れ様でした!!