突如として発覚した

末っ子の足の病気。

急遽、専門病院に紹介となり、

なんとか仕事を若手社員くんに任せて

行ってきた。

末っ子は持病があって、

市内の大きな病院には幼少期から

通ってはいるけれど、

専門病院は初めてで、ソワソワした。

広い病院の一番奥に、

末っ子が受診する科の受付があって、

なんか、本当たくさんの患者さん達で

ざわめいていた。

緊張しながら待つ。ひたすら待つ。

大きな病院では、

研修医的な若い医師が予診をとって、

その後専門医の診察となる。

スッキリとした、30代くらいの女医。

とても優しく丁寧に話を聞いて、

病気の事を説明してくれた。

『まず、良性のものです。

よくある病気で、知らないうちに

治る事もよくあります。

でも手術が必要な場合もあるので

MRIの検査予約をしましょう』


安堵しかなかった。

知らないうちに治るような病気。

そもそもずっと持ってた病気で、

たまたま痛みが出たからレントゲンで

見つかったような感じらしい。


ホッとしすぎて、幸せな気持ちになった。


運動制限もなくなり、

特に気をつける事もない。

ただ、手術の適応があるかどうかを

検査して診断するとのことで、


ようやく日常が戻ったように感じた。

予想できない病気の発覚とか

ほんまに心身負荷かかる。

よかったー!!

って晴れ晴れした気持ちで病院を出た。

気が大きくなって、末っ子と

ランチなんか楽しんだりして、

普段こないような土地柄だから、

風景なんかも楽しんで、

のんびりカフェラテ飲んでたら

スマホの着信音がなる。

わ。私の先生からだ。

躊躇しながらも出ると、

当たり前だけど、事業の話で、

一瞬にして緊張感が走り背筋がのびる。

用件を聞いて話した後、

現実に引き戻された私は

早く事業所に戻らなければ…。

と焦りだす。

末っ子は一時間以上経つのに、

まだランチをゆったり堪能していて、

さすがに焦る私は

『早く食べて』

と急かして、お店を出る。

高速を走らせ自宅前で末っ子を降ろし

一目散に事業所へ。

前日、若手社員に託した会議に

間に合う事が出来、

無事に会議を終える事ができた。

セーフ。

若手社員くんは、どんなにホッとした

事だろう。良かった。

事業所内も、とても落ち着いていて

安心した。

何より、平日の朝から仕事以外の事をして

のんびりランチまでしたもんだから

めっちゃ、リフレッシュできて、

パキパキ動けた。

末っ子の病気が、勝手に治るかもしれない

程度のものだったから

そこへの不安や心配がなくなったから

余計に、爽やかに立ち振る舞えるた。

ホンマに、良かったー。

末っ子の病気もやけど、めっちゃ

ランチ良かったよなーまた行こな!

って夜に末っ子と話したりして。

ほんまに、最高な日でした!


ご心配おかけしました…。