小学6年生で英検準2級合格!初心者から1年8ヶ月で上達の秘訣は? | マレーシア移住とバイリンガル教育・Akkoのブログ

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マレーシア移住からバイリンガル教育をサポートするHARY GLOBALのブログ。2011年から5人の子供達とマレーシアジョホールバルに移住。「当時中学生だった子どもたちが英語も中国語も日本語も使いこなせるトリリンガルに成長した」記録ブログです。WEB: https://haryglobal.com/

バイリンガル大学生とオンライン英語塾をしているAkkoです。


今日、英検二次面接の合格発表がありました。

今回、英検対策レッスンをしていた、小学6年生のIくんが準二級合格しました!そして、中学1年生のKちゃんも三級合格しました!

早速、嬉しい連絡をしてきてくれました!


今回、小学6年生で準二級を合格したIくんのぐんぐん成長していった様子、上達の秘訣を、わたしの視点でお伝えしたいと思います。

Iくんは、ジョリーフォニックス1の初心者のレベルから準二級合格まで、たったの1年8カ月(2022.4から23.11)で達成しました!

(週2回〜5回のレッスンペース)


小学校のうちに英検準二級合格の秘訣

​ジョリーフォニックスから始める


Iくんは、2022年2月、小学5年生の冬にHARY EDUオンライン英語塾に入会されました。

幼稚園はインターナショナルスクールだったのですが、小学校では何もしていなかった、ということで、Iくんのお母さんは、『基礎から、ジョリーフォニックスからお願いします!』とおっしゃいました。わたしは、お母さんのこの判断が正しかったとつくづく思います。

インターナショナルスクールに行っていたお子様は、『フォニックスは幼稚園でやりましたので必要ないです。もっと上のレベルのレッスンをしてください。』とおっしゃる方がとても多いです。

でも、ジョリーフォニックスと巷でよく教えられるフォニックスとは全く異なっていて、インターナショナル幼稚園を卒業しても、綴りの法則を習っていない、単語が正しく読めない、スペリングミスが多いお子様がとても多いのです。


Iくんは、小学生高学年でしたが、全くの基礎、音韻法則(ジョリーフォニックス1)からはじめました。


​途中でやめず、休まず、コツコツ続ける


入会後、Iくんは、ジョリーフォニックス1で基本の42音を学び、ジョリーフォニックス2で、さらなる13の法則を学びました。

そのあとは、次のプログラムであるジョリーグラマー1、2。ジョリーフォニックスカリキュラムは、週2回のペースで、途中でやめたり休んだりせず、コツコツ続けてきました。


最初は、単語を読むことや音読も苦手でしたが、ジョリーグラマー1の頃には、音読はもちろんのこと、ディクテーション、リスニングは大得意。そして、スペリングミスが全くないというところまで上達しました。


どんなメソッドでも言えることだと思いますが、ジョリーフォニックスは、基礎から始まり完成するまで、きちんとカリキュラムが組まれています。

そして、人は忘れる生き物です。一度習ったからといって全部完璧に身についているわけではありません。新しい事を学ぶ、忘れる、そして復習で思い出す、を繰り返してやっと定着していきます。ジョリーカリキュラムは、復習を繰り返しながら、少しずつ知識を増やしていくようにできています。

まずAを教えて、そしてBを教えて、その上でCを教えてというように、積み上げ式に、順序立てたカリキュラムになっています。

AからZまでつづけて初めて完成するのです。


しかし、途中でやめてしまう人、そして、いろんな教室やメソッドを転々する人がいます。

そうすると、定着するまでにやめてしまい、せっかく学んだことが完成まで行かず、中途半端で終わってしまいます。そして、子供たちは忘れてしまいます。本当にもったないなと思います。


本当の力が着くまで、コロコロメソッドを変えたり、やめてしまったり、休んだりせず、基礎英語力が完成するまで同じメソッドでやり切る事、それが大切だと思います。


​中学文法をマスターする

英検対策、英検対策用のテキストだけで勉強する方多いと思います。


英検は、作文以外は選択問題ですので、消去法やまぐれで英検三級くらいまでは合格してしまうお子様が多いと感じます。


例えば、英検三級合格レベルは、中学3年間で学ぶ内容をマスターしているという目安です。出題範囲もその通りです。しかし、三単現のルール、代名詞の活用、受動態、完了形など、全く身についていないのに、合格しているお子様沢山います。


それは、本当の三級の英語力ではないと思います。そのような勉強方法では、準二級合格、その先の二級合格が難しくなります。


Iくんは、ジョリーフォニックス1のレッスンと同時に、中学文法のテキストを一から始めました。基礎となる文法をきちんと単元ごとにマスターしていくレッスンを週2回続けています。


誰にでも言える事ですが、Iくんも最初、第一関門である、『三単現のルール』『代名詞の活用』で苦労しました。レッスンの時に、泣いてしまったり、不機嫌になったりすることもありました。


でも、お母さんの励ましもあり、なんとか乗り越えていきました。


他にもそのようなお子様たくさんいますし、ここで、挫折してしまうお子様もいます。


でも、ここでは少し辛抱して、こつこつ続けていくと、中学一年生のテキストが一冊終わるころには、皆んな全てマスターできています。


Iくんも、嫌になるほど間違えだらけだったテキストの演習問題が、全問正解になるくらいにまで身につけることができました。


続けたIくんは、偉かったです。

それと、それくらい素晴らしい文法テキストを使っています。


でも、途中でやめてしまったらそこまでいけません。

その子に合ってる、合ってないなんてないと思います。どうしてかといいますと、HARY EDUで使っている文法書を最初から最後まで続けた子はみんな完璧にマスターできています。


​夏休みの1カ月インターナショナルスクールで精神力と英語に対する意識が全く変わった!


夏休み、HARY GLOBAL 恒例の『親子移住体験ツアー』と『セントメリーズインターナショナルスクール1ヶ月短期留学』を企画しました。


小学6年生のIくん、小学3年生のSちゃん、中学3年生のTくんが参加しました。


初めて、親元を離れて外国の学校に1カ月間という長い留学体験です。


Iくんは、一週目に高熱が出る!

スマホは週末以外は没収!

ルームメイトからの嫌がらせ!

おやつ盗まれ、韓国人と喧嘩!

先生に理解してもらえなくて退学になりそうに?!


2週間目、Iくんに会いにいくと、げっそりしていました。沢山の困難。


どうしたらいい?週末になると、私のところにも何度もラインで連絡してきました。


その度に、英語でこんなふうに話してみよう。

感情的になったら負け、冷静になって話そう。

Iくんは、辛抱強く解決していきました😢


この1カ月は、Iくんにとっては試練だったかな・・・


しかし、1カ月後、お母さんと一緒にお迎えに行くと、すごく元気なIくん!

『友達になった韓国の子たちに挨拶にいきたい』

『この学校大好きになったから、思い出の場所を写真に撮りたい』

『また、冬休みの短期留学も来たい!』

といきいきしていました。


入学した時は、全く英語を話さなかったですが、

お迎えに行った時には、担当の先生の話すことが理解できていて、英語の単語が口から自然に出てきていました。


『絶対、また留学に来たい』そういって帰国しました。


帰国後、Iくんは、こう言っていました。


『韓国の留学生がすごいと思った。ディベートとかプレゼンテーションのとき、僕はうまく話せなかったけど、韓国の子たちは、ちゃんと話せてたから。僕もそうなりたい。』


日本にいて、英語を使わない同級生と一緒にいても、英語をマスターしたいというモチベーションを維持するのは難しい。


でも、日本の外に出ると、母国語が英語でない子達でも英語を使えるのを目の当たりにする。


それは、驚きと焦りと、そして自分もそうなりたい、なれるはずというモチベーションにつながる、と思います。


意識が高くなると、ぐんぐん上達していきます。


​準二級の試験範囲は高校英語。それでもくじけなかったのは・・・


帰国後、Iくんのご両親の意向で、Iくんの中学からの海外留学のお話はなくなりました。やはり、Iくんは日本で中学受験をすることに。そして、そのために英検準二級合格が必要ということで、英検2級対策をすることになりました。


Iくんの文法学習は、また中学2年生の途中です。英検準二級は、中3の関係代名詞、関係副詞、仮定法、そして、高校文法の過去完了も含まれます。


まだ、早いです😢


と、思いましたが、やるだけやってみようということで英検準二級対策をはじめました。


作戦1 英作文で高得点をとる。

英作文は難しい文法を使わなくても得点が取れます。

しかも、たった一問で総得点の三分の一を占めるのです。徹底的に英作文の練習をしました。


作戦2 語彙問題、文章問題を解きながら、文法を理解していく。


作戦3 語彙を覚える。


今やっている中学2年生の文法範囲も英検準二級出題範囲です。こちらも、同時進行ですすめていきました。


Iくんは、9月から11月まで、週一回ジョリーグラマー2、週2回文法グループレッスン、週2回英検対策レッスンと頑張りました。


(さらに中学受験塾も!)


結果、中1、中2範囲の文法、語彙の問題は全問正解でした。間違えたのは高校範囲の文法問題3問だけ。

作文も高得点が取れました。


そして、見事に一次試験合格!


二次面接対策は、バイリンガル大学生と一緒に練習問題をたくさんしました。

英作文とスピーキングのレッスンです。

ジョリーフォニックスで培ったリーディング力、発音も功を奏でたのだと思います。


二次面接のリーディングは満点でした!


作戦2のレッスンは、辛かったと思います。

長文読解で、まだ学習していない文法がはいっている複雑な文章を理解するレッスン。

でも、不貞腐れることもなく、泣き出すこともなく、根気強く理解しようとし、わたしのしつこい復習の宿題もこなし、本当にとても頑張っていました。


レッスンに来たばかりの頃のIくんとは、別人のように強くなっていました。


夏休みの1カ月短期留学。

はじめて知らない国に一人で行かせたお母さんは、食事も喉を通らないくらい心配だったそうです。


それでも、Iくんは、すごく強くなって帰ってきたように思います。そして、英語習得に対してもモチベーションがとても高くなりました。


このことは、他の全ての参加者にも言えることだと思います。


小学3年生のSちゃんは、来年も短期留学に行きたいそうです。2年後からは本留学したいから、ということで、HARY EDUで本格的にレッスンを始めています。


中学3年生のTくんは、英語だけが得意科目だから来年に2級取りたいということで、今英検2級をめざしてレッスンしています。


小学生で英検準二級合格する方法のまとめ

①ジョリーフォニックス1から始め、そして続ける

英検では、スピーキング力、リスニング力を試されます。規則性が多様な英語の単語を正しく読む力、話された言葉や文を聞き取る力を身につける最強の学習方法はジョリーフォニックスメソッドです。


そして、一度習ったことでも忘れてしまうのは自然なことです。英語を使わない環境である日本にいながらにして英語力を定着させるには、トレーニングを続ける必要があります。


文法を単元ごとにマスターする。そして全て完成するまで続ける。

英検では、リーディング力、ライティング力が試されます。文法を知らずに、どうやって文章を読解するのですか?どうやって言いたいことが伝わる文章が書けるようになるのですか?

日本語とは全く異なる言語システムをもつ英語を理解し使いこなすには、文法を知ることは大切です。


③海外に短期留学して、同年代の外国人に出会う。

アジアでもっとも英語教育が遅れているのは日本ではないでしょうか。日本にいては、子供たちはその現実を知らずに過ごすことになります。

英語を母国語としない同年代の子たちが英語を話している環境に出会うことで、英語力をつけたいモチベーションは爆上がりします。継続と根気が必要な英語学習に必要なものは、高いモチベーションだ思います。



夏休みジョホールバル親子留学参加者募集中!

今年の夏休みは子供と一緒に英語力アップしませんか。3つのプランをご用意しました。


⭐️親子で英語力アップしたい方におすすめ

①Edu city 親子語学留学

2週間/3週間/4週間(親子で滞在)


ジョホールバルの治安の良い便利でキレイな街のプールジム付きコンドミニアムに親子で滞在して、親子で語学留学できるプランです✨親子一緒に勉強することでお子様のモチベーションも格段に上がります。

毎日マンツーマンスピーキングトレーニングがあるのも魅力的です。

(お子様だけサマープログラムに参加することもできます)


⭐️英語の基礎力があり、マレーシア留学検討しているお子様にかなりおすすめ❗️

②パラゴンインターナショナルスクール体験留学

4週間(ボーディングあり・通学もok)


実際に在校生と一緒にインターナショナルスクールの授業をうけます。

生徒数1200名ジョホーバルの大人気校。バディがつくので短期間でも楽しく会話力もアップできます。 

英語の基礎力(中学英語マスターレベル)があるお子様むけです。

※夏休みまでに基礎力をつけて行く!という方はHARY GLOBALオンライン英語塾にきてください)


⭐️アメリカの名門ボーディングスクールでレベルに合った英語力トレーニングを受けたい方におすすめ

③シャタックセントメリーズ

インターナショナルスクールで語学留学

4週間(ボーディングあり)


お子様が1ヶ月間単独留学し、レベルにあわせて英語力を強化するサマープログラムです。

インターナショナルスクールに入れるほど英語力がないお子様にはこちらがおすすめです。


詳しくはブログをご覧ください。


夏休み親子留学お問い合わせはこちら


​HARYEDUオンライン英語塾

日本の学校で教えてくれない英語上達法で初心者から英会話2級マスターまでをコーチングしています。

2012年から2018年まで5人の子供たち(同時1才から中学2年生)とジョホールバルに滞在。

バイリンガルになり欧米の大学を卒業した長男長女とバイリンガル大学生と共にHARY EDU オンライン英語塾とマレーシアジョホールバル親子移住体験ツアーを実施中です。

2017 親子移住体験ツアー企画運営スタート
2019 オンライン英語塾HARY EDUスタート


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HARY EDU メニュー

初めて英語を学ぶときに必ず身につきたいジョリーフォニックスから留学に必要な英語力をつけるレッスン
②夏休みのジョホールバル親子移住体験ツアーとボーディングスクールの短期留学
※①と②の組み合わせで、日本にいながらにして英語を身につけるプログラムを実践中!素晴らしい成果が出ています。
③留学中のお子様の勉強をサポート。優秀なバイリンガル大学生により、日本語と英語で教える『IGCSE対策』『IELTS対策』『インターナショナルスクールテキストサポート(理科、数学、経済、地理、歴史、英語)をしています。

ご相談は info@haryglobal.com まで

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