毎度、遅ればせながらのご報告です。
【4月24日(水)の若者の避難カフェ・フリースペースYURUYURU】
◆開店直後に「虐待サバイバー」の若者がやってきました。
運営元である「NPO法人Locus ・虐待サバイバーをつなぐ会」に相談してくれた若者でした。
開店から凡そ2時間程はお客さん?が来店しません。
その若者はドクターショッピングを繰り返し、最後に有名な病院に繋がりましたが、
なんと精神科医から酷い二次被害を受けていました。
高額な民間カウンセリングルームを紹介され、カウンセリングを数回受けるも、
「寄り添って理解して貰えた実感」がなかったそうです。
若者は親から、そして祖父母からも数々の仕打ちを受けており、
縋った先でも二次被害を受け、余りのことに混乱していました。
「トラウマケア専門」の医療に繋げる必要を感じました。
身振り手振りを交え、全身で悲しみ、怒り、混乱を表現する若者の姿に目が潤みました。
初診には私も同行します。
昨年「毎日新聞」に掲載された私の記事を大切に所持しており、この人ならわかってくれるかも・・・と一縷の望みを持って相談に来てくれました。
今後、YURUYURUの早い時間に来店してくれるそうで、
若者のお話しを傾聴し若者の感情を全身で受け止め、
混乱を整理する時間に充てたいと思います。
◆「避難カフェ」という垂れ幕に誘われて、思わぬ方が来店されることがあります。
先週は29歳の男性。このままでは一路ホームレスになるかも知れない困窮状態でした。
福岡おにぎりの会の木戸勝也さんに繋げ支援を仰ぎました。
◆そしてこの日は、
二人の女性が「スマホの充電をさせてください」と来店されました。
偶然にも来店していた支援者のお一人、成瀬えみ元市議、
そして私も共に様子がおかしいことに気づき、お二人に声を掛けました。
やはりご事情を抱えた方々で、今日寝るところも無いとのこと。
既に役所関係は閉まっている。
成瀬元市議がテキパキと方々に電話し、お2人をシェルターに繋げてくださいました。
お二人のご希望により、熱々のカップラーメンとおにぎり、菓子パンでお腹を満たしてもらい、成瀬さん同伴の元お2人はシェルターへと向かいました。
成瀬さんは翌日から2日間、福祉に繋げる為に動いてくださいました。
偶然にも成瀬さんが居てくだって良かった~。本当にありがとうございます。m(_ _)m
若者が主人公のカフェですが、時々こんなことも起きます。
若者ではないからという理由で「対応致しかねます」と追い返すことはできません。
何故なら「避難カフェ」ですから。
◆ドラム、ギター、そしてこの日はアコーディオンが追加されました。
天才キッズ(今年中学生になりましたので、キッズ改め天才ボーイ)のママさんが持ち込んでくださり、目新しいものに興味津々の若者達やスタッフが
早速「演奏した気分」に浸ります。(気分だけ)
アコーディオンの音色のお陰で、
室内はたちまちパリ・シャンゼリゼのカフェ♬
◆支援者のA子さんが、「手作りマドレーヌ」を20個も差入してくださいました。
頬張ると摺りおろしたオレンヂの香りが口一杯に広がる絶品でした。
若者達が集まってくる時間には一瞬にして完売致しました。
A子さん、ありがとうございますm(_ _)m
【この日の来店者】
中学生 1名
高校生 5名
20代前半3名
保護者 1名
支援者 2名
【弁護士相談1件】【虐待当事者相談1件】
皆さん、今日もご来店ありがとうございました。
また来週~(*^^)v
相談に対応する成瀬元市議
A子さんお手製の絶品マドレーヌ
今日も賑やかなYURUYURU
演奏して気分に浸っている後藤富和弁護士
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